2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
湯の滝に通じる道はオンネトー南湖畔の森深くを貫いています。その両側にしばらく、みごとな苔に覆われた林 床が続いていました。道を作った以外には手を入れていない原生林なのでしょうか、倒木や残った株の根が朽ち て、苔の栄養になっているようです。自…
オンネトーは周囲2.5キロの小さな湖です。標高623メートル、積雪期は道路が封鎖されます。針葉樹の多い 原生林のなかにあって、夏と紅葉期の観光シーズン以外はひっそり静まりかえっています。国道241から道道 が通じていて、湖畔の半分にも狭いけ…
ダリアとか菊とかの秋の花を植えてないので、ウチの庭では8月でほぼ花が終わります。黄色いユリは例年だ と、7月に咲いて1週間ほどで散るのですが、今年はずいぶん長く持って全部終わったのはついこの間です。玄 関前から裏庭に行く細長い通路で、チュー…
pxo2826b9zbbz4bさん、ご訪問ありがとうございます。 コスモスの季節です。春の間、草取りをしながら小さな芽を見つけると、玄関脇に集めていました。隣の空き地 から侵入してくる芝草とスギナを抜いただけの、小石だらけで、施肥もしていない場所です。裏…
そらさん、宿根ロベリアは地上部が枯れて地下茎で越冬するみたいですね。11月あたりに掘り出して芽を分 ければ増やせるのかな。 わたしが気づいた限りでは、温根内の木道沿いで食虫植物のタヌキモがあるのは、いつも水をたたえているこ こ一箇所。水量の多…
八月の釧路湿原でわたしが一番目を惹かれる花はサワギキョウです。山の湿地に咲くとされていますが、それ は本州のこと。こちらは海岸に近い草原でもよく見ます。温根内の木道周辺は、葦原から潅木林のなかまで、広 い範囲に分布していて、背の低い草地では…
温根内の釧路湿原遊歩道で、軌道敷跡から木道に入って間もなく、潅木の林を通り抜けました。まだ八月な のに、道には落ち葉が積もりはじめ、木々の枝には茶色い葉が多くなっています。芽吹きは五月の半ばだから、 活発に光合成できるのは4ヶ月ほどでしょう…
tzj2822b7z42z29さん、ご訪問ありがとうございます。 タムラ、8月の森深くは、背の高い木々に光が遮られ、彩が乏しいね。アマゾンに黒い色をジャングルの草木 でたとえるの先住民がいるといわれます。その気持ちがわかるような。 先週末、温根内の釧路湿原…
タムラ、朝アップするときまた例のトラブルがありました。やり直したら自分のパソコンではちゃんと写真も出た ので安心していたのですが。指摘されて再度写真だけアップしなおしました。ありがとう。 地味な花はミミコウモリかモミジガサだろうと見当つけた…
オンネトーは山の湖です。その南湖畔から広がるうっそうとした暗い森のなかに、往復で3キロ弱のよく整備さ れた歩道があります。湯の滝に行くために作られたのですが、わたしはこの道を歩くこと自体が好きです。夏以 外の平日や早朝などに一人で歩いている…
道道1115号・斜里―摩周湖線が森林地帯にさしかかるあたりから、ときどき路傍に現れる紫色の花、ずっと 気になっていました。片側一車線の道路を70キロで飛ばしています。またあったと思ったときにはもううしろ。車 の往来が激しいわけではないけれど、…
昨日アップした夏の緑は今月9日の屈斜路湖北側。それから10日もたっていない一昨日の土曜日、オンネトー 湖畔で早くも紅葉や黄葉に出会いました。毎年わくらば(病葉)が何枚か季節に先駆けて紅葉しているのは見ま すが、今回は一本全部の葉が赤くなっているナ…
そらさん、春の花には繊細さを、夏の花にはたくましさを感じます。周りの緑が濃いからでしょうか。 雨が降りはじめた開陽台で、これからどこへ向かおうかと考えながら空を眺めたら、標津岳やサマケヌップリ山 の上空が明るく、青空が少し見えました。屈斜路…
8月の開陽台で見かけた花です。ノリウツギは丘から下る道の脇が特にきれいでした。白っぽい紫のはミツバヒ ヨドリかサワヒヨドリじゃないかな。マーガレットの隣に咲いた黄色はたぶんノボロギク。襤褸(ぼろ)の名のとおり、 近くで見るとあまり格好のいい花で…
摩周岳裏の清里峠から国道244の根北峠までの稜線は、標高400メートル台から1000メートル強までの山地 が連なって、西の屈斜路湖方向と東の根室海峡方向へ水脈を分ける分水嶺になっています。写真はそのいちば ん高い部分。左が標津岳、右がサマッケヌプリ山…
そらさん、東電OL殺害事件の犯人とされて服役していたネパール人は、先ごろ再審開始が確定して出獄し、 妻子の待つ祖国へ帰国することができました。ようやく冤罪が晴れるようです。 摩周湖裏の森を突っ切る道道1115号・斜里―摩周湖線は、裏摩周展望台分岐点…
開陽台の広い牧場で牛たちがうじゃうじゃと一ヶ所に集まっています。900草原や多和平など、風が強い丘上の ほかの牧場でも同じような光景を見ました。風を凌ぐためなのでしょうね。いったい何頭いるのでしょう。 ピダハン―類を見ないほど幸せな人々⑦ まず『…
健さん、オリンピックは見はじめるとほんとに時間をとられますね。おかげで庭は草ぼうぼう。終わって惜しい 気持ちとほっとする気持ちが半々です。 根釧台地の広い平原のなかにある小高い丘のてっぺんが開陽台。ずいぶん前から、「地球が丸く見える」とか 「…
健さん、暑いのに業者に頼らず自分で車の車検を受けるのですねー。えらいなー。わたしは業者に頼ってば かりです。 夏の森は雪融けとともに咲きだす花々で彩られる春の森とちがって、緑以外の色彩が乏しくなっています。最 後のクルマユリは幌岩山ですが、他…
そらさん、昨日昼のひと時室温が28度に。でも窓を開けたら涼しくなって、再び長袖長ズボンを着込みました。 人一倍暑さに弱いので、こんなとき、ここでくらせることが幸せに感じられます。 いつもは静寂を独り占めにできる神の子池です。人に出会ってもせい…
そらさん、毎年何人かは熊に遭遇し死者も出ているみたい。わたしは野生のは見たことないけれど。 美幌は8月に入って今まで暑さを感じる日がほとんどないけれど、本州では道路の舗装も溶けそうな陽気にう んざりしている人もいるのでしょうね。そういう方に、…
道道1115号線は、知床半島の付け根に位置するオホーツク海岸の町・斜里から内陸に入って、裏摩周展望台 分岐点まで伸びています。その名も斜里-摩周湖線。この道が摩周湖の真北にさしかかったところに、神の子 池に行く砂利道の入り口があります。でこぼこ…
馬明さん、こちらでは町の公園や家々の敷地の花もきれいです。だけどやはりわたしは野山に咲く花のほうが 好き。 アフリカ・ユーラシア大陸とその周りの島嶼に棲息する鳥で、北海道では夏鳥で冬は九州より南で越冬するそ うな。体重は1キロを超し、翼を開く…
7月末、サロマ湖畔の暗い森に咲いていたオオウバユリです。花が咲くころに葉が枯れて落ちるのを、乳を与え た子どもが育つころに歯が抜ける乳母にたとえた命名という説があります。その葉は大きいと一株で120センチ ほどにも広がるそうです。草丈は1~2…
葉の縁が鋸歯状のノコギリソウ。本州ではわりあい高い山の植物らしいけれど、このあたりでは海岸から高地 まで、春のセイヨウタンポポと同じくらいどこにでもある雑草です。エゾノコギリソウもセイヨウノコギリソウもノコ ギリソウも花は白。キタノコギリソ…
そらさん、考えてみたら冬は室内が23度、外は-20度という日にも写真を撮りに出たりします。温度差は40 度を超えますよね。それでもちゃんと着込んでいるし、そのつもりで外出するので、あまりきつく感じません。室 内が暖房で一定だからいいのでしょう…
そらさん、いまの時季だと、ちょっと郊外に出て見晴らしのいい場所に立てば,たいていパッチワーク模様が見 られます。場所によって、ジャガイモが主だったり、ヤマイモやアスパラの柵があったり、豆類が多かったり、ト ウキビ畑が広かったりするちがいはあ…
タムラ、ノリウツギのノリって製紙用の糊だったんだー。夏の森はノリウツギの他にもショウマやシモツケなど、 白い花が多いね。 麦秋(バクシュウ、ムギノアキ)は5,6月の風物ということになっているけれど、このあたりでは7月末から8月。 ほんとうの秋…
見ていて気付いたでしょうか。最後の一枚は他の五枚とちがうキツネです。キムアネップ埼に近いほの暗い森 で一枚、他は幌岩山の展望台に行く山道で撮りました。森のキツネのほうが顔に幼さが残るような気がします。 そして肉付くもよく毛並みもつややか。停…
キムアネップ埼から湖岸を網走方向に南下して国道238(オホーツク国道)に合流する途中で、背の高い木々に 光を遮られた暗い森のなかを通ります。その間ずっと両側に房状の白い花が続いていました。いまの時季、あち こちの森や道路わきでよく見る花ですが、ほ…