2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

湖畔に咲いたヒオウギアヤメ

タムラ、いつものインターネット接続のトラブルです。8時5分にアップした分はだいじょうぶだと思うけれど。 濤沸湖畔のヒオウギアヤメ、昨日の写真では馬の引き立て役だったけれど、今日は主役です。初めの2枚は 水鳥・湿地センターの脇で撮りました。一時疎…

アヤメの原に親馬仔馬

濤沸湖はオホーツク海に沿って西北西から東南東に長く伸びる汽水湖です。周囲27.3キロ。ラムサール条約 に登録されていて、冬のオオハクチョウをはじめさまざまな渡り鳥が集まります。湖の西北西端にある白鳥公園 に、今月新しい水鳥・湿原センターがオープ…

はなやぐ原生花園

小清水の砂丘でも濤沸湖畔でも、15日にはほとんど緑一色でした。それがわずか10日ほどで、はなやぐ初夏 の花園に変貌しています。海岸草原の主役はオレンジ色のエゾスカシユリ。ハマナスの赤やエゾキスゲの黄色 がいくらか変化をつけます。砂丘の頂上では白…

緑の砂丘にエゾキスゲ

網走から国道244で知床斜里に向かうと、北浜―浜小清水間はオホーツク海沿いなのに海が見えません。釧 網線の走る低い砂丘に視界を遮られるからです。昨日は緑濃いこの砂丘を初夏の花々が飾っていました。赤い ハマナス、オレンジのエゾスカシユリ、そして白…

エゾキスゲ咲きはじめのころ

そらさん、わたしが他に知っている動物園は東武動物公園と上野動物園だけですが、いまの旭山動物園はそ のどちらより人も動物ものびのびしているみたいですよ。 写真は6月15日の小清水原生花園で。エゾキスゲが咲きはじめたばかりで、エゾスカシユリも花は一…

旭山動物園の白熊

何頭いるのかわからないけれど、一頭や二頭ではなさそう。旭山動物園ではできるだけのびのびと、自然に近 い環境で飼育・展示しようとする努力が感じられます。透明な隔壁越しはうまく撮れなかったので、もっぱら屋外 で撮った写真をアップしましたが、巨大…

五月末の釧路湿原で

そらさん、カラスはゴミの袋をつついて中身を散らかしたり、ヒヨドリを追いかけたり、オジロワシにちょっかいを 出したり、このあたりでも悪さし放題です。でもガレージのスズメには手を出しませんね。今の時季は子育てに 忙しいのかも。 釧路湿原の春は遅く…

噴煙と原野と白い花

昨日の硫黄山―川湯に咲くイソツヅジの続きです。本州なら山奥でもないのにこれだけ広い土地が放置されて いたら、すぐに開拓され農地・工場団地・住宅地などになるのでしょうね。北海道でも明治以降ずいぶん開拓が 進んだはずですが、それでもまだこんな原野…

硫黄山裾野のイソツヅジ

ちょうど一週間前、硫黄山のふもとから川湯温泉にいたる原野に咲き広がっていたイソツツジです。クローズア ップで見ると、長く伸びたおしべがきれいです。一般にツツジ類は長いようですが、イソツヅジはわずかに黄色味 がかった白の色調が花弁と同じなので…

900草原にようやく緑が

五月末の900草原はようやく草が伸び広がったばかりという感じでした。広い牧場のここそこで牛の群れがのん びりと。冬を過ごしたそれぞれの牧舎からここに集められて、まだ間もないのでしょう。山や湖の景観があるわけ ではないけれど、開けた大きな展望が気…

ヒメシャクナゲの花は小さく

タムラ、若いころ列車で北海道を一周したとき、青函連絡船から乗り継いだ早朝の車両に中学生の女の子が 入ってきて、乗客に一輪ずつ配ってくれました。スズランに惹かれるのは、このときの香りが無意識の記憶に残 っているからかな。はなやかではないけれど…

羽色妖しい森の蝶

とくに蝶が好きなわけではないけれど、この黒い蝶には惹かれます。初めて釧路湿原で見たミヤマカラスアゲ ハが、明るい夏の陽の下で妖しい蛍光色をきらめかせていて、印象深かったからです。このときの蝶はもっと 大きかったような。夏型と春型があって、春…

スズランの季節

そらさん、五月末から六月の釧路湿原では、二種類のツツジやヒメシャクナゲなど、地を這ってかわいい 花を付ける潅木が魅力的です。そのうちにヒメシャクナゲもアップしますね。 ウチの庭では6月前半がスズランの季節です。昨日雨が降り始める前に庭に下りた…

湿原の小さなツツジ

タムラ、鶯は林の一番外側の白樺で大きな声で啼いていたので、何とか撮ることができました。遠くてあまり 鮮明でないけどね。何年か前に釧路湿原で撮ったから、これが2回目。 写真前半はホロムイツツジ(ヤチツツジ)です。北海道の湿原に特有な花みたい。図鑑…

白樺に鶯

昨日は何日かぶりに朝から太陽が機嫌よく微笑んで、腹に棲むお出かけ虫がもそもそと。〈でも、先月遠出をし たばかりだし。近場で花を撮るだけならいいじゃん。盛りの時季を逃すのは惜しいよ。エゾキスゲは小清水原生 花園かな。硫黄山のイソツヅジも今だよ…

古(いにしえ)の人の心は

そらさん、関東はそろそろ入梅でしょうか。こちらはようやく山に緑が多くなり、海岸草原が次々と花々で彩られ る季節が始まっています。 旭川市の博物館に初めて入ってみました。数は多くないのですが、北海道先住民のなかなかきれいな遺物が 展示されていま…

海にそびえる利尻富士

礼文島に向かうフェリー上で、稚内の灯台が視界から消えて初めて現れる陸が利尻山。別名が利尻岳、利尻 富士です。島全体がこの山とその裾野からできているようなもの。だから遠目には海に山がそそり立っているよう に見えます。約20万年前から4万年前までの…

どんよりと島の朝

そらさん、美幌は零下にはなりませんでしたが、月曜から寒い日が続いています。最低気温は5度台で終日一 桁の日もありました。 小雨混じりの早朝、礼文島の海辺を散歩したときの写真です。黒っぽい海鳥が波に浮かんでいました。ここそ こで漁をする小船の周…

礼文島の周氷河地形

そらさん、いかにも北方の島らしいいいところですよね。観光名所だけなら半日もあれば回れるけれど、二日ほど かけて、あまり人の行かない場所までじっくり楽しみたいと思わせます。 礼文島についてのちょっとした説明を。と言ってもウィキペディアの受け売…

船舶湾の風景

そらさん、アジサイの季節でしたね。ウチの庭ではようやく緑の葉が出てきたところです。花が咲くのは夏の終 わりだったような。この花の季節は関東から2ヶ月ほど遅れます。 初めの3枚は北限のスコトン岬です。「北限」は北方領土を除く日本の有人島で最北端と…

島の花補遺

そらさん、わたしも本州ではあまり野生の獣を見る機会はありませんでした。こちらに来てからはアザラシの 他に、キツネ、シカ、クロテンなどにたまに出会います。クマはまだですけど。 これまでアップした以外の礼文島で咲いていた花を拾ってみました。エン…

アザラシの群れ

そらさん、わたしももう一度あの島に行きたい。いつかごいっしょできたらいいですね。 最初の3枚は金田ノ岬からスコトン岬へ行く途中の浜で撮りました。島に来てはじめて見た群れです。なんだか とても大きいように感じて、初めはトドかなと思っていました。…

レブンアツモリソウわずかに

レブンアツモリソウを見ることが、礼文島訪問の目的のひとつでした。それにしては準備不足。群生地への立ち 入り解禁は来島の翌日・26日からでした。花期が5月下旬から6月にかけてなのでだいじょうぶと思い、それ以上 情報を集めなかったのが失敗です。例年…

緑色の海

香深から尾根の展望台、西海岸の巨岩・奇岩を訪ねたあと、再び香深に戻り東海岸沿いを礼文島最北端のス コトン岬を目指して車を走らせました。早朝に小雨がぱらつき、桃台猫台では霧が出ていたのに、島の北にある 船舶湾を目にするあたりでは、明るく晴れ上…

桃台猫台と地蔵岩

香深を出発して礼文島を東西に分ける峠下のトンネルを抜けると、大きな岩が見えてきます。その裾を回り海 岸線を進んで、突き当りの駐車場で撮ったパノラマ写真が二枚目。桃の形に似ていると言われる桃岩は左端で しょうか。柵のある高台から、右手にうずく…

ミヤマオダマキとハクサンチドリ

タムラ、宗谷岬にはカモメがたくさん飛び交っていました。その糞で海中の岩が白く見えます。言われてみれ ば、夕雲の写真に丸く光った部分があるよね。 ミヤマオダマキは高山植物としては栽培しやすいからでしょうか、街でもよく見かけます。でもこの島の草…

白とピンクの珍しい花

そらさん、30年前に礼文島に行きましたか。わたしは53年ぶりでした。咲きそろうには少し早かったのですが、 それでも何種類かの高山植物の花を見ることができました。 今日の花は白がエゾノハクサンイチゲでうす紅色はレブンコザクラです。島で一番高い山(礼…

崖に花咲く島の朝

稚内港を出た礼文島行きフェリーの終点は香深港です。南北に長い島の南部に位置しています。最終便で到 着した翌日の早朝、島の最南端にある灯台の見えるところまで散歩しました。海と崖に挟まれた狭い平地に、か ろうじて車がすれちがえる舗装道路がつくら…

北辺の海

1枚目は日本最北・宗谷岬の海です。美幌から350キロほどだったでしょうか。走行時間は6時間弱。岬に着い たのは11時前後でした。網走も紋別も曇りや雨だったのに、北上するほどに晴れて、宗谷岬はいい天気。でも 海風は寒かった。 2枚目から5枚目は礼文島に…

宗谷丘陵の風車群

宗谷丘陵の見ものは周氷河地形と林立する風車。風車は近づいて下から見上げると巨大です。総数は57基。 発電量は76、355kWで、全部北電に売られていて、4万1千世帯の電力をまかなえるとか。ちなみに、稚内市の 発電用風車の数は74基、宗谷管内全体では100…