2014-01-01から1年間の記事一覧

枯れ枝の白い氷花

イクゾーさん、コメントありがとうございます。雪の量はあまり多くないのですよ。 そらさん、晴れた日没時刻に雪花が舞う、3条件がそろうのはあまりないかも。 サイタマンさん、意欲はあっても気力・体力が続かない、ほんとにそうですね。今 年は、腰痛を…

金色の雪が舞う

そらさん、毎日が日曜日の年月が10年近くなり、仕事をしていたころを懐かしむ気 分になることも、たまにあります。 北国の冬の自然は白一色、そんなイメージもありますが、その気で探すとけっこ う色があります。例えば昨日の赤い霧氷。そして今日の金色の…

赤い霧氷

そらさん、移住の問い合わせをしたとき、役場の担当者が年間日照時間の長さで は美幌が日本一だったと、言っていました。今年はそれほどではない時季もありまし たが、今月はよく晴れました。 27日早朝の気温は-18.4度まで下がりました。零下20度に…

白い田園

そらさん、凍結道路では、後ろに車がつながるのをものともせず、マイペースで 運転しています。 アメダス美幌で今月の記録を検索してみました。昨日までで日照時間が0だった のは、雪嵐の2日間と他の1日だけ。降水量が記録されたのも3日です。実感とし …

湖氷の亀裂

積雪の前に網走湖の湖面に走っていた亀裂です。遠くから見ると、蛇がのたくっ て進んだ跡みたい。厳寒期の屈斜路湖にできる御神渡りは、押されて砕けた湖氷 が盛り上がった筋です。写真の亀裂は周囲と高低差がないようなので、原因が違 うのでしょう。 美幌…

黒い美幌川

遠くから眺める郊外の美幌川は冬木立の並木です。近寄って橋の上に立つと、 黒々とした川面があります。実際には透明で澄んだ水が流れています。朝の低い 陽からは、光が届かないのです。土手に積もる雪の白さが、黒をいっそう際立たせ ます。もうすぐ川底か…

まだいた水鳥

大雪の後の女満別湖畔です。小川の流入域には水面が残り、まだ水鳥がいま した。前回よりは少なくなっています。すでに移動した群れもあるのでしょう。白鳥 が一家族。灰色は子どもたちです。屈斜路湖畔砂湯などに移って大群の中に入る と、若鳥がいじめに遭…

郊外の雪景色

そらさん、オジロワシは翼を広げると1㍍80から2㍍40になります。枝に止まって いる成鳥は8,90㌢ほど。 住宅街をちょっと離れた郊外の朝です。いくつか集まった家々や、わりあい近い 距離に散在する農家が、ただ平らな雪原のアクセントになっていま…

帰ってきたオジロワシ

tabiさん、コメントありがとうございます。茶色と白い風景に囲まれていたので、お 写真にある厳美渓の鮮やかな緑が、とても印象的でした。 北海道東部には、夏にオジロと出会える場所もあります。5月の能取岬でも見ま した。だけど美幌川にいるのは、1…

白い湖

12月前半の半分以上は最高気温が零下の真冬日でした。16日以降は19日 を除き、連日プラス気温の時間帯があります。とくに大雪の17・18日は、最高気 温がプラスだっただけではなく、最低気温もそれまでの零下二桁から急上昇して -2度、-3度台に…

湖岸の光

そらさん、街に出るとひっきりなしに雪を積んだトラックに出会います。家並が立 て込んでいれば、雪捨て場まで運んでもらうことになります。毎冬まとまって降った 後の、なじみの風景です。いよいよその季節になりました。 早朝の湖岸で、昇ったばかりの陽の…

走る波しぶき

暴風雪が来る何日か前の小清水海岸です。ときには単独で、ときには競い合 うように、しぶきが光る波が海上を走っていました。たてがみをなびかせて草原を 疾駆する白い獣のイメージです。 昨日午後玄関前の除雪が終わって車が出せるようになり、夕方スーパー…

水鳥の飛行訓練かな

サイタマンさん、ご心配いただきありがとうございます。ウチのあたりは最大風速 が11メートル。盆地状に囲まれた低地なので、風が遮られたのでしょうか。雪も17 日だけで、18日にはあまり降っていません。実害はありませんでしたが、湿った雪 は重く、…

雪嵐

突然雪に埋もれました。オホーツク海沿岸では高潮があったり、内陸でも停電が 起きたりしたようですが、今のところ美幌では毎年何度かある雪嵐の程度です。最 高風速も12メートルほどで、他所のように30とか50とかにはなりませんでした。 いつもと違う…

凍湖

12月に入って1日中零下の真冬日が多かったので、網走湖女満別湖畔は積雪 を待たずに凍結しはじめていました。川の流入点や葦の根元に水域が残るもの の、視界に入る湖面はほぼ氷です。年が明けて人の重さに耐えられるほど厚くな ると、ワカサギの穴釣りが…

薄化粧の田園

昨夜寝る前に玄関を通ったとき、二重ドアのガラスにほの白い明かりがありまし た。玄関前の新雪が街灯の光を受けている印です。まだ暗くて積雪量はよくわか りません。今季初の雪かきになるのでしょうか。 予報によると、今夜から明朝は雨かみぞれ。真冬日が…

雪を待つ濤沸湖

葦と茅とスゲ、違いがよくわかりません。濤沸湖畔にたくさん生えているのは、そ のどれなのでしょうか。とにかく雪が積もる前の初冬にはよく目立ちます。写る風景 が明るいので伝わらないと思いますが、体感温度は零下です。それでも水鳥は元 気に泳いでいま…

枯野

サイタマンさん、記憶にある冬の日本海はもっと冥かったような。ほとんど晴れ間 がなかったからかもしれませんが。オホーツク海はけっこう陽が出る時間が長くて、 冴えた藍色に魅せられることがあります。 岬の夜が明け、枯野の風景がだんだん遠くまで見渡せ…

この海の色

日本語は細やかに色を区別する言語といわれます。だけど、初冬の夜が明けて 間もない時刻にオホーツク海が見せる色に、ぴったりくる言葉は見つけることがで きませんでした。濃い藍色に呂色が混じったと言っても、もっと明度が低いような。 刻々と色調が変化…

冬枯れの森

雪が積もると変わりますが、今年能取岬の森はまだ、武蔵野の里山などとも似 た冬枯れの景色です。違いは灌木や蔓が少なく、笹と梢の小枝の間が明るいこと でしょうか。早朝の低い陽光が木々の根元や林床にまで射し込んでいます。 太い木はあまりありません。…

田園初冬

このところ9時ごろから3時ごろまでよく晴れる日が続きました。そんなとき、小清 水・女満別・美幌など、丘陵地帯の田園を青空が引き立て、気持ちのいい風景を 見ることができます。収穫が終わって茶色が広がるなかで、小麦畑の緑、それに 赤・青・白の作業…

夜明け前の雲

太陽が姿を現す30分ほど前から、空に白々とした光が広がりはじめ、15分後 にはライトを消して走行できます。到着した岬では、南東の山際で雲が薄赤く色 づいています。やがて黒雲が黄金色の輝きで縁取られます。もう少し高い空に浮 かぶ雲も、薄赤色から…

朝のオホーツク海

8時前です。12月は夜明けが遅いので、陽が山際の雲を離れてから一時間も経 っていません。能取岬から北西に見える海は、まだ夜の冥さを残しています。北東 の知床沖海上に伸びる雲には、朝焼けの名残がかすかに。 岬を下り網走市街地に向かう途中で振り返…

枯れ草色の原生花園

いま戸外を薄い雪が覆っています。だけどこれから一日晴れの予報です。根雪 にはならないでしょう。少なくともまだ2、3日は、昼の野の主役は、きっと枯れ草色 です。 写真は5日前の小清水原生花園。花の季節とはうって変わった、こういう殺風景 な海岸草…

ホオジロ・ハシピロ2種の鴨

ラムサール湿地の濤沸湖。この日は北側の湖口で2種類の鴨を撮りました。水 鳥の季節ですが、行くたびに主役が交代しています。南の平和橋からは、遠くにた くさんの白鳥や真鴨を見ましたが、ここでは岸近い水辺に、ホオジロガモとハシビ ロガモが浮かんでい…

岬の夜明け

日の出直後に低い陽の光を受けている能取岬の風景です。灯台が輝き、知床 の山々は淡いシルエット。海から強い寒風が吹きつけるわりには、あまり高い波が 立っていません。今季は雪が遅く、写真ではまだ晩秋の雰囲気です。でも気温は もういつもの冬です。 …

光る海

陽が山際の雲から離れて全身を現しました。海に目を向けると、いつものように 光の道ができています。しばらく歩いてから網走港側に降りました。途中は木立越 しに光る海が断続的に目に入ります。岬下の二つ岩では、陽は斜里岳の上に。海 岸線を南下し、網走…

初冬の空に陽が昇る

サイタマンさん、ほめてもらい、うれしいです。冬は昼の月がよく見えます。 一昨日は朝のうちに雨が上がり、明るい一日に。遠出しようかと思ったけれど、1 0メートル近い強風に恐れをなして、結局終日家に留まりました。で、夕方パソコ ンを開いたら、3日…

機影

女満別空港を離陸してすぐ、あるいは着陸態勢で高度が下がっているとき、飛 行機の窓から下を覗いたら、自動車専用道を走行中のわたしの車や庭で白菜を 収穫しているわたしの姿が、はっきり確かめられるのではないか。そんな想像をさせ られるほど低く、美幌…

馬にご褒美

東北から北海道中央部にかけて、吹雪模様の天気になりそうです。だけどオホ ーツク海側の美幌は晴天の予報。昨日は平均気温6度、昼は10度近く、初冬に しては暖かい一日でした。夜には雨になりましたが、もう止んでいるようです。 12月に入ったら、白い…