2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雪のゴールデンウイーク

4月30日 ウチの周り さっき家の中から撮った外の様子です。既に20㎝は積もっていると思いますが、 まだ降り続いています。美幌川の土手にはときおり雪湮が舞い、窓から突き出した 顔に雪片が張り付きます。こんな天気はほぼ1カ月ぶりかな。春の淡雪と…

せせらぎ公園のオオアカゲラ

4月21日 美幌せせらぎ公園 本州の種とほとんど同じでも、津軽海峡を越えると名前にエゾが付き、亜種とさ れる動植物がたくさんあります。この鳥も正しくはエゾオオアカゲラ。本州の仲間 よりは腹が白いのだとか。 頭頂部に赤色が見えません。メスですね。…

林床の芽生え

4月21日 美幌せせらぎ公園 筒状の芽生えはコバイケイソウでしょうか。雪に覆われた林床に緑が突き出して いた年もありましたが、今年は少し遅いような。4月中旬は暖かい日が多かったけ れど、下旬は肌寒い日が続いています。それでも昨日は、庭のエゾム…

岬のハクセキレイ

4月14日 能取岬 ウイキによると、かつては北海道にしかいなかったが、徐々に南へ進出し、今は 九州を含め国内に広く分布しているみたい。水辺が好きな鳥。海には近いけれど 流れる川のないここの崖上で出会うのは初めてです。よだれかけのような胸の黒 い…

渓流

4月7日 チャラッセナイ川河口付近 泡を噛む渓流を見ると撮りたくなります。ここはオシンコシンの滝の下、チャラッ セナイ川が海に流れ込む手前です。岩と枯草と苔の岸で、飛沫を浴びる黄緑色の フキノトウが元気です。 たいてい河口に近づいた川は悠々と流…

湖畔林の水芭蕉

4月21日 網走湖呼人半島 毎年水芭蕉の季節に訪れる呼人探鳥遊歩道は、今年立ち入り禁止になってい ました。2,3年前から木道の傷みが進んでいましたが、とうとう補修が追い付かな くなったようです。修理して連休には通らせるのか、ずっと閉鎖するのかは…

春の小川はさらさらと

ぷくさん、コメントありがとうございます。そちらは春爛漫ですね。こっちは季節の進 み方が1カ月ほど遅いみたい。森蔭や窪地などにまだ雪が残っていたりします。連 休をすぎてようやく、林床はエゾエンゴサク、ニリンソウ、オオバナノエンレイソウなど の花…

咲きそろったフクジュソウ

4月14日 能取岬 こちらに来るまでは鉢植えのフクジュソウしか見たことがありませんでした。野生 種はちまちまと植えられた園芸種とは印象が違います。残雪とともに咲く走りのこ ろは数も少なく可憐でした。咲きそろいエゾエンゴサクと彩を競う群れは、セ…

小さなキツツキ・エゾコゲラ

4月21日 網走湖呼人半島湖畔 呼人半島は、南東ー北西方向に長い網走湖で、ほぼ中間の東岸から北へ伸び ています。半島の付け根あたりの、漁港のある東湖畔に近い湿った森で、飛び回 りドラミングしていました。北海道にいるのは亜種エゾコガラだとか。本…

海の岩いろいろ

4月7日 ウトロ側の知床海岸 海に囲まれた日本列島のこと、あちこちに美しかったり不思議だったりする海岸 風景があります。北海道東部は、釧路から根室に至る太平洋沿岸に、いくつもの 岬、島、崖、岩などが変化に富む景観を作り出しています。 天都山展望…

知床のエゾシカ

4月7日 国道334 知床自然センター手前 雪が残る対向車線の山側道路際で遊ぶ2頭のエゾジカが見え、車を停めて窓か ら撮りました。知床では毎年駆除が行われています。昨年は道路を封鎖しての大が かりのものだったような。シカの側からすれば厳しい迫害…

春の雪山

4月7日 知床公園線から 羅臼岳・サシルイ岳・知円別岳・硫黄山 能取岬や小清水高原などから見るのとは迫力が違います。だけど小さな画面で はあまり伝わりませんね。現場では青い空の下で輝く白い峰々が視界に大きく迫 ってきます。五湖への道路が閉ざされ…

慎ましやかなキバナノアマナ

そらさん、そちらはもうすっかり葉桜でしょうね。こちらはようやく春が始まったばか りで、金曜は吹雪きになりました。今夜の予報欄にも雪だるまが並んでいます。 4月14日 能取岬 ちょっとした群れになっているところはありましたが、笹や枯れた茎の多い…

オシンコシンの滝

4月7日 知床半島 下の標識にこの滝の説明があります。 北海道の多くの滝と同様、この滝も冬は凍結します。2月初めごろから3月初旬 はライトアップされました(オーロラをまねた知床ファンタジーが終わる来年以降は どうなるかわかりません)。この滝も今は…

渡りの前に

タムラ、またしても大きな地震、ほんとうに自然災害の多い国ですね。そんな場 所に位置しているからこその恵みもあるのですが。それはわかっていてもやはり、 犠牲者を思うとやりきれない気持ちになります。 4月14日 網走湖女満別湖畔 もう湖氷の欠片もあ…

今年のエゾエンゴサク

4月14日 美幌美富自然公園 能取岬 今年もエゾエンゴサクの季節がはじまりました。去年よりはだいぶ早いような。と はいえ、昨日の美幌のせせらぎ公園では一株も開花しておらず、崖上の美富自然 公園でやっと一本だけ見つけました。 能取岬は雪融けが早い…

知床の海

知床国道 オシンコシン崎~幌別橋 見慣れた網走~斜里の海岸とは雰囲気が違います。小さな岬状のでっぱり、 遠浅の海に散る岩、細かな変化に富んでいます。直線距離にして10キロほどの 間に、~﨑と﨑のつくでっぱりが4つ、名前を付けられた岩が二つあり…

春の雪

4月12日 家の近所 低気圧も雪も、札幌方面より1日遅れでオホーツク地方にやってきます。向こう では11日に雪、こちらでは12日です。朝6時台の積雪量は7,8センチ、場所によっ ては10センチを超えたかな。だけど春の雪は淡く、夕方までにほとんど融けまし た…

人待ち顔のキタキツネ

4月7日 知床 見晴橋際 知床自然センターからの帰路のことです。見晴橋の手前で、一匹のキタキツネ がプユニ岬の標識の下に座っています。向かい側の駐車帯で車を停め、カメラを 手に近づきました。警戒心は微塵もなく、わたしが行くのを待っている様子です。…

プユニ岬

4月7日 知床 見晴橋 実際のプユニ岬は上の写真に写っていますが、この突端へ行く道はないようで、 国道が岬につながる崖に接近する見晴橋の際に、下の標識が置かれています。 標識のある場所からプユニ岬は見えません。この文面では標識のあるここがプ ユニ…

雪渓残る三段の滝

下段の滝 中段の滝 上段の滝 4月7日 斜里町遠音別村 斜里市街を離れた国道334がウトロ市街に達する手前、弁財﨑の北海岸に、遠 音別岳の山腹から流れ下ってきたフンベ川が国道を潜って流入しています。国道 下に入る前が、名前通り三段の滝になっています。…

田園雪融け

4月2日 大空町の丘陵地帯 北見以東の北海道は、阿寒三山ー摩周湖・摩周岳ー標津岳―斜里岳ー知床連 山と続く山地で、南北に分けられています。南の根釧台地から太平洋にかけては 比較的平らですが、北は山よりオホーツク海に近い低地でも、起伏に富んだ丘陵 …

雪深い崖上の森

タムラ、2枚目の中央で垂れた左翼が枯れ葦に紛れてわかりにくくなってるね。 4月7日 知床ウトロ 昨日午前中ウトロへ行ってきました。斜里・ウトロ市街あたりは美幌と同じくらい 雪融けが進んでいて、乾いた国道を快適にドライブ。でも知床自然センターから …

春のアオサギ

4月2日 網走湖女満別湖畔 アオサギは北海道では夏鳥です。まだ網走湖の解氷が始まって間もないのに、 もうアオサギの姿がありました。見かけたのは一羽だけ。偵察のため先に来たの でしょうか。 かつて女満別湖畔に大規模な営巣地があり、ミズバショウが咲…

輝く斜里岳

3月22日 能取岬・大空町丘陵地帯 ようやく光を増した早春の晴れた日です。斜里岳の白い輝きに目を奪われまし た。標高は1574メートルしかないけれど、尖った岩尾根が集まる山容には高山 の趣があります。北海道の山は、本州の山に比べると、実際の標…

せせらぎ公園春進む

4月2日 美幌せせらぎ公園 森では木々の根元で雪が融け、魚無川の川面が開き、岸でフキノトウが開き、 谷間に伸びるせせらぎ公園でも春が進んでいます。朝方に気温が零下になる日 は少なくなりました。平年よりは暖かい3,4月だと感じています。それでもム…

ホオジロガモかな

3月2日 濤沸湖水鳥・湿地センター脇 はじめはスズガモかと思ったけれど、頬に白い斑点があるようだからホオジロガ モではないかと。何しろ遠くて。餌やりが行われていたころは、白鳥やその他のカ モ科の鳥たちが岸にも岸近い水辺にもうじゃうじゃ密集して…

網走湖解氷

4月2日 網走湖女満別湖畔 呼人半島、呼人、大曲、二見ケ岡、嘉多山、そして女満別湖畔。網走湖は見る 場所ごとに風情が違います。そのなかでわたしは、女満別湖畔の風景が特に好 きです。それも解氷期がいい。海から一番遠い奥のせいか、湖面が開くのが遅…

早春の岬

3月22日 能取岬 10日ほど前の能取岬。雪は消え残るけれど、風が穏やかで厚着をして歩くと 汗ばむ陽気でした。黄色く小さなフクジュソウの花がちらほら。フキノトウが褐色の 外套を纏って頭を持ち上げています。だけどそれ以外の草木の芽吹きはまだで す…

春のエゾアカゲラ

3月17日 和琴半島 こちらではとりたてて珍しい鳥ではなく、派手な色彩と高らかなドラミングの音で、 むしろその存在に気づきやすい鳥です。町の公園でも頻繁に出会うこともありま す。それでも、撮ろうと思うとなかなか撮れないことも。今年の冬はずっと…