2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

赤い実いろいろ

10月はさまざまな草木の赤い実に目を惹かれます。 これは屈斜路湖和琴半島入り口の通路脇で薮の中に見つけました。何の実なのかはわかりません。 マユミの実はやはり和琴半島の露天風呂脇で。真弓の名は、枝が弓の材料に使われたことからつけられたと いう…

魚無川のもみじ

魚無川の両岸に遊歩道を設けた一帯が、美幌町のせせらぎ公園です。山側の林に点在するカエデ類には大 きな樹もありますが、谷側に植樹されたモミジはまだ幼木です。それでも、大雪山から東進して来た紅葉前線を 受け止め、しっかり色づきます。北見の野付牛…

川湯の森を歩けば

エコミュージアムというのは前世紀末にヨーロッパから入ってきた運動みたいですね。このあたりでは阿寒湖 畔、川湯、釧路湿原温根内、塘路湖畔のセンターには立ち寄りました。活動内容や建物内の雰囲気にそれぞれ 個性がありますが、川湯は特にわたしのお気…

秋のゴゼンチバナ

そらさん、かつて動物愛護のために毛皮の使用に反対する運動がありましたね。最近は見聞きしません。活 動する人がいなくなったのかなー。 川湯エコミュージアムセンター裏手の森に設けられた散策路で見つけました。草紅葉もあざやかですが、緑の 葉も端正で…

湖畔のミンク

屈斜路湖和琴半島で出会いました。以前2回目撃してクロテンと書いたのもミンクだったようです。同行してい たHoさんが突然立ち止まって指さした先にいました。肩に掛けた望遠付きであわてて撮ったので、だいぶピント が甘くなっています。初めはカワウソ…

秋色淡い屈斜路湖畔

東北の秋山の映像で見たような、全山燃える紅葉にはなかなか出会えませんねー。北海道は常緑針葉樹と落 葉広葉樹の混合林が多いこともあるけれど、今年はとくに色づきが不ぞろいですよ。下の枝には緑の葉がついて いるのに梢は裸。あるいは、並んだカエデの…

古梅ダムは深い森のなか

古梅ダムは美幌峠から美幌町側に少し下った国道243号線東の深い森のなかにあります。美幌町と大空町 が共同管理する農業潅漑用ダムです。網走川支流の石切り川をせき止めて貯水しています。「ぽっぽ屋日記」 のサイトが、「古梅」はアイヌ語のフレメム(赤…

這い上るヤマブドウ

10月に林間の道をドライブしていると、針葉樹やダケカンバなどに絡み付いているヤマブドウが頻繁に目に入 ります。いつもなら緑にまぎれて気付かないのですが、ヤマブドウの葉が色づく季節には、こんなにも梢高く這い 上がっていたのかと驚かされます。 子…

ススキ銀色

タムラ、それにしても新潟県のほうが東京より人口が多かったんだ! それだけ農業の比重が大きかったかと いうことかな。大都市圏への本格的な人口大移動は、ぼくらが中学生のころからだよね。 今回調べたら大伯皇女って大来皇女のことみたい。それなら大津皇…

露の玉

秋は露の季節。昼は暖かいので地中の水分が活発に蒸発し、冷え込みの強い夜の間に細かい水滴になり、 樹や草の葉に付着します。早朝の低い陽が射すと、まさに滑り落ちよう、滴り落ちようとしている透明な水玉が、 かすかな色を帯てきらめきます。 わが背子を…

もみじ

そらさん、庭に青紫蘇を2,3本植えて試してみたら? なかなかオツですよ。 かぐや姫さん、手稲山に初冠雪ですか。美幌アメダスが零下を記録するのも間もなくでしょう。 今月15日にオンネトーと阿寒湖畔で拾ったもみじです。サクラ、ヤマブドウ、ウルシ、…

阿寒湖の水清く

エコミュージアムセンターからボッケまでの湖岸から撮った阿寒湖の風景です。網走湖やサロマ湖などの汽水 湖は、湖水に濁りやぬめりのようなものを感じることがあります。だからこそ貝や魚の漁が盛んなのでしょうね。 それに比べ屈斜路湖や阿寒湖など噴火口…

湖畔に浅い秋の色

15日の阿寒湖畔で拾った秋の色です。対岸の林は肉眼だとほとんど緑一色ですが、望遠で覗けば点在する 色づいた木々を確認できます。「八月末が暑かったから今年はまだほとんど緑だよ。それでもボッケのあたりが いくらかましかな」、と駐車場の番人。その言…

緑の海と白い波

SAYAKAさん、オンネトーは季節、天気、時刻によってさまざまな表情を見せるので、わたしはよく行きます。湯 の滝までの森歩きも、体のなかが清浄になるみたいな感じ。 ワツカ原生花園の砂洲の道・竜宮街道の出発点から海の方へ降りていくと、砂浜は黒、打ち…

オンネトー今年の秋

オンネトーは雌阿寒岳ふもとの深い森に抱かれた湖。紅葉情報でここがが「見ごろ」になったので、土日を避 け、15日の月曜日に行ってきました。7時に家を出たときは曇り、8時ごろ釧北峠前ではどしゃぶり、峠を越えたら 小降りになり、湖畔に着いたときには降り…

湖面が光る草も光る

高く昇った太陽の光を受けて、サロマ湖の水面がキラキラ光っていました。それで気がついて見回すと、海岸 砂丘や湖畔に茂る草も葉の表面がぴかぴか光っています。夏ほど暑くはないけれど、空気が汚れていないの で、晴れた日の日中はまだ強い光が降ります。 …

秋のヒマワリ

10月だというのに、農道の両側にヒマワリ畑が長く伸びていました。街では8月に終わっていたような。種を蒔く 時期を遅らせれば秋に咲かせることもできるのでしょうね。種から油をとる話は聞きません。もうすぐ鋤き込まれ て、緑肥にされると思います。 悟り…

10月のワッカ原生花園で

そらさん、ウチのホオズキが赤くなるのは9月半ばからかな。お盆にはまず間に合いませんね。 わたしが原に踏み込むとまず、歩道の柵で出迎えてくれた小鳥。オオヒバリでしょうか。 もう枯原状態という予想に反して、まだ何種類か花が残っていました。ハマナス…

草のぼんぼり

タムラ、お察しのとおり魚網の浮きダマです。サロマ湖や海に仕掛けられた網の上端に沿って点々と。そのひ とつが離れて打ち上げられていました。水際でときどき見る光景です。 夏ほどではないけれど、まだハマナスの花があります。もう群れ咲くことはなく、…

黄花赤い実

10月8日のことですから、サンゴソウの赤とススキの銀色以外はほとんど彩がなくなっている思って、ワッカ原 生花園へ出かけました。ところが着いてみると、エコセンター裏の湖畔は黄色い花と赤い実でけっこうにぎやかで す。黄花はハマニガナ、ハチジョウナあ…

名残の待宵草

「宵待ち草のやるせなさ」は歌の文句。ほんとうは待宵草ですよね。ウィキペディアに、マツヨイグサ属の種は12 5種、すべてアメリカ大陸原産、日本の野生種は帰化植物か逸出した園芸種、という意味のことが書いてありまし た。手元の図鑑によると、北海道では…

網走感動の径(みち)

タムラ、ウイルスですか。災難でしたね。そう、「大草原の家」でした。あの日パソコンを閉じてから思い出しまし た。喉まで出かかって出てこない気分、いやだねー。 08年に網走の丘陵地帯に市が作った駐車場の看板に、「感動の径」と書かれています。先月16日…

サロマ湖栄浦

そらさん、昨日はサロマ湖東南端・栄浦地域、海と湖の間の草原へ。海も湖も空もブルーでした。 連休最終日は絶好の秋晴れ。家でくすぶっている気にならず、サロマ湖栄浦のワッカ原生花園に出かけまし た。海岸草原はもう晩秋と言っていいような季節ですが、…

青い湖面の白い航跡

サロマ湖展望台で何度か航跡の写真を撮っていますが、9月14日の午後はよく晴れていて青い湖面にでき航 跡の白さがひときわあざやかでした。2,3枚目左側に、佐呂間町にある富武士(とっぷじ)漁港の一部が見えてい ます。サロマ湖にはいくつ漁港があるのか正確…

新釧路川と岩保木水門

岩保木は〈イワッポギ〉と〈イワボッキ〉のどちらが正しい発音なのでしょうね。とにかくこの建物は岩保木水門と 呼ばれています。最後の二枚が木造の旧水門。表と裏に水がありますが、行き場のない池のようなものです。 作られてから一度も運用されないまま8…

湿原の秋に咲く

con2oa49zb2z20さん、ご訪問ありがとうございます。 9月15日に釧路湿原温根内木道で撮った花と実です。ウメバチソウがたくさん咲いていて感激。いままで実物 を見る機会がなかったので、気になっていました。可憐な風情です。この感じは春の花には多いけれ…

サロマ湖秋晴れ

そらさん、わたしは気候急変と資源(食糧・水・エネルギーなど)枯渇で文明が存亡の縁にあると感じています。 危機を乗り越えるカギになるのは、ヒト本来の共感能力の回復。それを世界に蔓延する競争礼賛の新自由主 義が妨げている、そんな思いがわたしの日々…

山肌の赤と白

大雪山赤岳登山道を入ったばかりのところで、望遠レンズで撮りました。道を外れるわけに行かないのて゜、近 づいて確かめられません。赤いのは草紅葉とわかりますが、白いのは何なのか。花だとすればヤマハハコでし ょうか。こんなに大きな群落は見たことが…

サンゴソウ色づくころ

9月14日、サロマ湖の半島キムアネップ埼の湿地で、サンゴソウの色づきが始まっていました。ここは、赤一色 になる3年前までの卯原内とちがって、緑のなかにところどころ赤の領地が混じっています。サンゴソウは塩生植 物。最適な環境でだけ生きる敏感な植物…

摩周湖展望台の深い霧

美幌に昨日から続いていたしとしと雨も終わったようです。目に付く範囲では台風17号の被害はありませ ん。あなたのところはだいじょうぶだったでしょうか。 8月末のある日、だんだん晴れるという予報だったので、摩周湖展望台で雲海を撮ろうと出かけました。…