2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

色鮮やかなエゾツツジ

7月24日 黒岳五合目 東北と北海道の山にしか咲かないツツジです。周囲の緑が濃くなるころ、鮮やか な紅色に目を惹かれます。わたしは摩周岳の奥にある西別岳で見たことがありま す。今回は2回目。まったく予期していなかったので、ケーブル駅の係員に確…

大雪湖

7月24日 国道39の湖岸 対岸の大雪山塊に抱かれるようにして水を抱えているダム湖です。国道39側 からは樹木に邪魔されて全景を眺めることはできません。 ダム建設の目的に着いて、ウイキの記事から一部を引用しておきます。 目的は石狩川本川の洪水調…

クルマユリ

そらさん、北海道も平坦地はほとんど開拓しつくされ耕地に変わっていますが、山 間部には古い時代を思わせる緑が残っています。 7月24日 大雪湖畔の草叢 子どものころはオニユリ、クルマユリはよく見た気がします。東京や埼玉ではほ とんど機会はなく、北…

石狩川の上流

7月24日 国道39 石北峠―大雪湖間 石北峠を過ぎてしばらくすると、石狩川に注ぐ支流に架かる橋が次々現れます。 そのいくつかで車を停めて左側渓谷を撮りました。木々に邪魔されて石狩川の水 面はちらちらとしか見えません。雨が多かったせいか、清流と…

イヌカミツレの大群落

そらさん、もうすぐ7月も終わりますが、これまで丸一日晴れた日はほとんどなか ったような気がします。庭のキューリがみすぼらしく痩せて今にも枯れそうなのは そのせいだと思います。雑草は元気よく庭に藪を作っているのですが。 7月24日 石北峠付近(層…

久しぶりの青空

そらさん、青空の写真はまだあるので、今日アップします。 7月24日 石北峠 ようやく日の射す時間が増えましたが、美幌の空はなかなかすっきりした青を 見せてくれません。青空を撮るならやはり高いところがいいですね。石北峠も空気 が澄んでいるせいか、…

石北峠

7月24日 大雪山系を貫き、北見市と上川町を繋ぐ国道39号線の峠です。標高は1050m ですが、植生などは高山のそれに匹敵するとか。かつてここには茶屋があって、 飲み物の販売などを行っていました。一度全焼し再建したものの旭川―紋別自 動車道の開…

牧場の風景

7月12日 標津糸櫛別 国道244が山地を抜けると、知床から来る335線と合流するまで、牧場地帯を通 ります。ほとんどの牧場では牧草が刈り取られていました。その先の森林は霞ん でいます。でも最西部の一画だけは緑が残され、牛がのんびり草を食んでいまし …

エゾノシモツケソウ

7月7日 美幌せせらぎ公園 草丈が1メートルほどあるので、他の花が見られない深い草叢でも目立ちます。 淡いピンクで、粟粒のような小さな花の集まりです。シモツケソウ属の種で日本で 自生しているのは5種だとか(ウイキ)。「エゾ」とついていても本州で…

野付半島点景 その二

7月12日 野付半島 茫々とした海岸草原、その間に割り込む海、遠いシルエットと化した疎林、水草 や藻で色づく海面など、野付湾側の風景は変化に富んでいます。何よりなのは、 高い建物や山など視界を遮るものがほとんどないため、のびのびとした気分にな …

ハマナスの原野

7月12日 野付半島 ハマナスは野付半島の海岸草原のいたるところに点在していましたが、一番大 きな群落があるのは、ネイチャーセンターからトドワラにかけての原野です。最盛 期には全面的に緑と赤が競い合う風情です。今回はまだ赤に勢いがありません。 …

牧場に丹頂

7月12日 北標津 244号線は山道を下りきると間もなく牧場地帯を貫く直線区間に入ります。その ちょうど真ん中くらいの牧場に丹頂が2羽。頭頂の赤い斑点の具合からするととも に成鳥です。野付半島の原野では何度か。でも標津の牧場では初めてです。そ…

渓流

7月12日 根北峠付近 岩を噛む急流、白く泡立つ透明度の高い水、両側から覆いかぶさる深緑、そう いう深山の渓流がわたしは好きです。でも、倒木や木の葉で水面が乱されたり隠 されしていると、興が削がれます。その点この川はスッキリしています。橋の上…

ヒメジョオン

7月7日 美幌せせらぎ公園 これまでヒメジオンと表記したような気がしますが、ヒメジョオンが正しいのだ そうです(ブログ「きになるうさみみ」)。なぜなら漢字表記だと姫女苑だからだ、と。 ちなみに、ハルジオンは春紫苑だそうです。 ハルジオンとヒメジョ…

深山緑深く

そらさん、ゼンテイカは北海道だけでなく本州などにもありますが、高原・高地に 咲くことが多いようです。北海道では低い海岸草原に群落を作ります。 7月12日 国道244根北峠付近 北海道東部は、摩周岳に始まって標津岳、斜里岳、海別岳などを経て知床…

ゼンテイカの草原

7月12日 野付半島 今の季節、野付半島の広大な海岸草原を黄金色に染め上げているのは、ゼン テイカ。またの名をエゾカンゾウとも言います。その他、各地に地名を冠した呼 び名(ニッコウキスゲなど)があります。日光霧降高原が有名ですが、野付半島ほ どの…

雲まつわる峰

盆栽文化さん、花を見ただけではわたしのような素人には分かりませんが、男爵 とかメークインの他にも身の白いの、赤いの、黒いのなど、たくさん種類があるよう ですよ。 7月12日 斜里郊外 網走と根室を結ぶ国道244は、斜里で岩峰鋭い斜里岳を右手に見…

ジャガイモの花

7月12日 斜里郊外 雨と曇りの日々が続き街に籠っている間に、ジャガイモの花の季節になってい ました。花色は白が多いけれど、ここの畑では薄紫です。地下の芋は黒でしょうか 赤でしょうか。スーパーではあまり見かけませんが、産直店などでは普通の白い …

野付半島点景 その一

7月12日 予報では終日曇りだったのですが、朝、青空が見えたので出かけることにしまし た。斜里までは晴れでしたが、斜里岳と海別岳の間の峠を越えるとどんよりした雲 が。霧も出ています。それでも野付半島にいる間に青空が広がり、昼過ぎには晴れ て、…

魚無川の砂防ダム

7月7日 魚無川の両岸に設けられた遊歩道の上流終点かにさらに少し遡ると、魚無川 第一砂防ダムと名付けられた構築物があります。砂防ダム(砂防堰堤)とは、貯水 を目的としたダムではなく、土石流を停止させ土砂災害を防ぐ目的で設置された 堰堤です。 この…

ルピナス

そらさん、エゾオトギリは北海道と本州北部に限られますが、オトギリソウは全 国に分布しているようですよ。ただ、野山の藪などに生えるので、街では出会えな いかな。 7月7日 美幌せせらぎ公園 いつの間にか以前は見なかった場所にルピナスが咲いていまし…

ノリウツギ咲きはじめ

7月7日 美幌せせらぎ公園 暗い茂みの奥で一塊だけノリウツギが咲いていました。フラッシュの届かない距 離なので、暗く写ってしまいました。白い花も泡のように集まった状態でしか写りま せん。散策路の道端に大きな木がありこれが咲くと接写も可能なので…

エゾオトギリ

7月4日 近所の空き地 近くで見ると線香花火に似た花です。ところで、「弟切り草」という不吉な名前は どうしてついたのでしょう。ウィキペディアには、「この草を原料にした秘薬の秘密 を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説によるものである[…

ダイヤーズカモミール

そらさん、いつ梅雨が明けて青空が戻るのか心もとない日々です。 7月4日 ウチの庭 カモミールと名前が付いていても、ハーブティーなどにするジャーマンカモミール とは縁遠い種です。強い香りもなく、ハーブティーなどに使われることはありませ ん。ただ鮮…

美幌川畔緑濃く

7月5日 美幌川堤 例年なら梅雨前線は北海道に北上する頃には消えるのですが、今年は本州か らオホーツク海まで伸びて停滞しているようです。連日のように雨が降り日照時間 はわずかです。庭に下ろしたキューリやトマトの苗は一向に太りません。それでも 川…

落花無惨

7月4日 ウチの庭 雨の合間に久しぶりに庭に下りたら、降り続く雨に叩かれ芍薬の花びらが地に 重なったり、花の一部がわずかに残骸を晒したり、重い花が垂れ伏したりして、無 惨なありさまです。 梅雨のような天気のためほとんど庭に下りない間に、花の盛り…

落花無惨

7月4日 ウチの庭 雨の合間に久しぶりに庭に下りたら、降り続く雨に叩かれ芍薬の花びらが地に 重なったり、花の一部がわずかに残骸を晒したり、重い花が垂れ伏したりして、無 惨なありさまです。 梅雨のような天気のためほとんど庭に下りない間に、花の盛り…

ヒオウギアヤメ

6月19日 小清水原生花園前の湖畔の木道 名前の檜扇菖蒲は、「葉の出方が檜扇(ヒオウギ=ヒノキの薄板を重ねた扇 で、古くに宮中などで用いたもの)に似ることに由来する」(ウイキペディア) のだそうです。なぜか花びらの模様に由来すると思い込んでいた…

仔馬

6月19日 濤沸湖水鳥湿地センター裏 水鳥湿地センター裏の湖畔は、道道を隔てて湖畔と向き合う農家所有の牧場に なっているようでした。そこでドサンコの仔馬がのんびりと草を食んだり寝転んだり していました。のんびりしていても、ちゃんとヒオウギアヤ…

ハマエンドウ

6月19日 小清水原生花園 ハマナスの色の基調は赤です。一転してハマエンドウは基調が青と紫。開きき ると、油絵の具をカンバスにたたきつけたような生々しい色です。この日はまだ蕾 だったり、咲ききっていなかったり。それでも鮮やか色の片りんは見えま…