八月の釧路湿原を彩る

  tzj2822b7z42z29さん、ご訪問ありがとうございます。


 タムラ、8月の森深くは、背の高い木々に光が遮られ、彩が乏しいね。アマゾンに黒い色をジャングルの草木

でたとの先住民がいるといわれます。その気持ちがわかるような。

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 先週末、温根内の釧路湿原遊歩道で撮った、軌道敷跡を彩る花や実です。まだまだにぎゃかで、オンネトー

暗い森の奥とは対称的でした。

 最初の白い花、背丈はマーガレットやヒメジョンと同じくらい。花はそのどちらともちがって、なんだか春の花の

雰囲気が。何度も見ているような気がするのに、名前が出てきません。

 キンミズヒキはこの時季あちこちの草原で見かけます。群れになっているところもあるけれど、緑を背景に一本

だけ咲いているほうが目を惹かれます。

 このラズベリー(木苺)はウラジロエゾイチゴ=エゾキイチゴでしょうか。子どものころいた越後の山村で、道端

の薮にキイチゴがたくさん生っていました。甘みに飢えていたので口に入れることもあったけれど、種ばかり大き

くて果肉が乏しく、おいしいとは思えませんでした。

 ツリガネニンジンも夏にしょっちゅう出会う花です。この花、斜めにかしいでいるか折れ曲がっているか寄りかか

っているかで、自力でしゃんと立っている姿を見た記憶がありません。もともと密集した薮の花なのかな。

 ツリフネソウは上向きに群れているとあまり撮りたいと思わないけれど、吊るされた舟のように垂れている姿を

いい角度から狙えるときは、シャッターを押したくなります。