2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

筋状の光

sor***** さん、美幌も12月はほとんど雪が降らず、比較的穏やかに推移しまし た。年が明けてからも大雪にならないといいのですが。 12月17日 能取岬 空を覆う雲が少し疎らになって隙間ができると、光が放射状に射します。これか ら青空が広がるという…

暮れゆく田園

11月20日 美幌郊外 郊外を走り回り、次第に闇が濃くなる田園を撮りました。防風林のカラ松の影が 長く伸びます。それから雪面がほんのり赤くなり、藻琴山の頂が輝きを増します。 農家や作業棟の壁が夕陽を反射して光ります。陽が欠けはじめると、雪面に…

薄日と光る湖面

12月20日 網走市嘉多山駐車場 網走湖北西岸は崖です。その上を走る道道が通称網走道路。途中に嘉多山駐 車場があります。ここに車を停め、崖際の柵に寄り空と湖面を撮りました。わずか に青空も覗いているけれど、まだ雲が空を支配しています。それでも…

冬の落日

12月20日 美幌郊外 夏は陽が落ちると暑さがおさまるようで、ほっとするところがありますが、冬の落 日には断固たるものを感じます。夜の厳しい冷え込みを予感するからでしょうか。 雪原に没するところを撮りたいけれど、近くにそういう場所は見つかりま…

シノリガモ

sor*****さん、寒さが厳しく吹雪もあるが青空も見られる、それがオホーツク 地方の冬です。輝く雪原、赤や白の霧氷、大きな鷲、流氷と、見るべきものがいろ いろあります。とくに二月後半から三月は、陽射しが力強さを増して空の青が濃 くなり、冴え冴えと…

雪原夕景

12月20日 美幌郊外 この日美幌の日没は午後3時50分ごろ。2時半を過ぎると、陽光はずいぶん低 く射し、わずかな距離を車で移動する間にも、どんどん影が濃さを増します。空に はくっきり昼の月が。 積雪期は田園の夕景がそこはかとない郷愁のような気…

北海の白波

12月20日 能取岬 そろそろジャム氷が広がり、岸辺で飛沫が凍ってもいいころですが、今年はまだ きちんと冷え込んでいないので、岬の海は白波が躍るばかりでした。12月のオホ ーツク地方はこれまで、真冬日が例年の半分以下だとか。美幌では最高気温が …

女満別湖畔の水鳥

11月19日 網走湖女満別湖畔 昨日アップした凍る女満別湖畔には、どこかでオジロの啼く声が響くだけで、水 鳥の姿はありません。その一か月前は、たくさんの水鳥が浮かんでいました。凍 結の早いこの水辺は、屈斜路湖の砂湯や濤沸湖とちがって、水鳥が越…

凍る湖

12月20日 網走湖女満別湖畔 女満別湖畔は網走川が流入する網走湖南端にあります。ここは、なぜか北にあ る流出口側の呼人湖畔よりいくらか先に凍ります。塩水が混じる能取湖もこの 日、北の海側に氷はありませんでした。岬の海岸に打ち寄せる波が、ジャ…

藻琴山冬姿

11月30日 国道243の美幌峠と屈斜路温泉 美幌の街から見えるのは藻琴山の北西面です。美幌峠では西面を、峠を下り きった屈斜路温泉地域からは南面を望むことができます。美幌側と弟子屈側、ど ちらを表と呼ぶべきか分かりませんが、午前中により美し…

飛び立つオジロ

sor*****さん、土手を500mほど歩いた範囲で3羽なので、かなりの数のオジロ が来ているのだと思います。 12月17日 美幌川土手 どこまで近づけば飛び立つかは個体ごとに違います。距離外に立ち止まってい れば、相手も枝に止まったままです。飛び立…

オジロワシが来ていた

12月17日 美幌川土手 すでに11月19日の能取湖畔で、オオワシには出逢っています。オジロワシは 美幌で、11月30日に一度、12月の初めに一度、空を行く姿を見ました。だけど カメラを手に土手を歩いてもずっと空振り。ようやく撮れたのが17日…

まるで四月のような

12月17日 ウチの近所 何だか間違った季節にタイムスリップしたような違和感が。朝の土手道はアイス バーンで、昼は腐れ雪。いつもなら、ふかふかの粉雪が浅く積もっているか、乾い た深雪の中をスキーを着けて歩こうか、という状態のはずです。今年は1…

白鳥のペアダンス その二

こんにちは、よろしくお願いします。 こちらこそ、どうぞよろしく。 さて、そろそろ始めましょうか。 そうですね、では。 まずは並んで羽を開いて鳴き交わす。 水上を滑走しながら、羽ばたいて合唱。 交互に首を上げ下げ。 並んで羽ばたきながら沖へ遠ざかり…

白鳥のペアダンス その一

二組の白鳥ペアのダンスを、今日と明日連続してアップします。今日のペアは 少し遠く。 まずは羽を広げ、声高に鳴き交わす。けして美声ではないけどね。右がオスでし ょうか。三羽目の鳥、「いいな、オレも混ざりたい!」 首を伸ばし、頬寄せあって。 長い首…

足元の霧氷

sor***** さん、美幌峠はやはり街より寒いですね。気温は最低だと-30度ほど になるでしょうか。それに風が加わるとあまり車から下りたくなくなります。でも写真 を撮ったのは11月末日。風のない日だったので、冬にしては暖かでした。 11月30日 美幌…

湖越しの山々

11月30日 美幌峠 美幌峠は屈斜路湖の北西に位置します。小さな尾根に遮られ、北東の藻琴山 や知床の羅臼岳などは見えません。湖の北縁越しに海別岳、斜里岳の姿があ ります。その反対側の湖の向こうに連なるのは、阿寒三山や摩周岳などです。 雲の具合で…

屈斜路湖のユリカモメ

sor*****さん、お手数をおかけしました。ヤフーブログのシステムが変わったので しょうか。もしかして、わたしがプロバイダーを変えたため? 11月30日 屈斜路湖畔 砂湯 ラムサール条約登録地の濤沸湖に比べると、屈斜路湖に来る水鳥の種類は限 られてい…

初冬の砂湯

タムラ、屋根裏のつららは譬えです。つららは、雪や氷が表面や周りから融けては 凍りを繰り返し、根には扁平な氷が、幹には細長い円錐のような氷が成長するよ ね。ウチの場合北西側の下屋根に、上屋根から落ちて溜まった雪の重みで二階の 壁との間に隙間がで…

初冬の美幌峠

11月30日 美幌峠 この日美幌の街は、11月1日から12月11日までの朝のうち、今季では一番低 い気温を記録しました。美幌峠も、まだ初冬だし風も強い場所なので、積雪は深く ないけれど、岩が凍り、草木にはきれいに霧氷が着いています。 冬は冬らしく…

雪の森にキタキツネ

11月30日 屈斜路湖畔の森 川湯に向かう道道52号線を走っていて、湖畔の森を行くキタキツネに気づきま した。雪の森がよくにあいます。白い草原や凍った湖を行く姿も風情がありますが、 目立ちすぎて、なんだか心配なような。 森の中だと木の幹や笹の葉…

東大雪の遠い山並み

11月30日 美幌峠 晴れた日に美幌峠の駐車場や石碑のあるあたりから西を望めば、大雪山系東 の山々が、青空に紛れるように浮かんでいます。直線距離にして100キロ弱。道 東の美幌峠から道の西寄りにある山々までだから、こうしてみると北海道もたいし …

樹氷

11月30日 美幌峠 ウイキによると、樹氷、祖氷、樹霜の三つを総称して霧氷と言うようです。いず れも樹木や建物に氷着した、過冷却の霧や昇華した水蒸気のこと。だけどわたし は、落葉した裸木を花のように飾ったり、草の茎や葉に厚く付着して白く光った…

餌を奪い合う白鳥たち

11月30日 屈斜路湖畔 砂湯 餌やりが禁じられてから数年たち、こんな風に追いかけ、体で押し合い、奪い合 う光景は見られなくなっていました。それ以前は砂湯でも濤沸湖白鳥公園でも餌 が売られていて、水面や地面が見えなくなるほど、たくさんの白鳥が密…

雲と湖

11月30日 美幌峠 早朝の屈斜路湖は雲海の下だったのでしょう。わたしが峠に着いたのは8時半 ごろ。露わになった湖上を、残り雲がのたうつ龍のように這いまわっていました。 上空から下る光が薄氷に反射して銀色に光る部分があります。島と峠の斜面に挟 …

美幌国道霧氷の並木

タムラ、翼の骨格はヒトの上肢のそれとはちがうと思うけど、自由度はかなりある みたいだね。 11月30日 国道243美幌郊外 美幌国道は、網走から根室に至る国道243のうち、美幌市街ー美幌峠間の通 称です。市街地を出て峠に向かう登りが始まるまで、…

白鳥の翼の色は

tam***** さん、シラタマノキの花粉が黄色なら、旭平で花の下が白い粉を撒い たようになっていたのは、何なのでしょうね。 ほんとに、氷柱が大きくなるのは4月で、これまで11月にはあまり見なかったよ うな気がします。 11月30日 屈斜路湖畔 砂湯 そ…

田園初冬

11月30日 美幌郊外 冷え込んだ朝の田園風景です。美幌町の山林を除く面積で、農地は6割近くなり ます。それに対して、農業人口は町の人口の6パーセントほどです。約6割の農家 が2ha以上の農地を所有しています。というわけで、町の郊外には写真の…

冬の青空

11月29日 ウチの周り この日朝の気温は零下二桁で、終日氷点下。2日前に積もった雪でウチの屋根 も家々の庭も真っ白です。ようやく来た除雪車が作業した後の道路は凍っていま す。それでも青空がとてもきれいだったので、靴底に滑り止めのない長靴のま…

白鳥も子どもの顔はあどけない

11月30日 屈斜路湖畔 砂湯 最初の一枚で大人と子どもの顔を比べてください。大人は嘴の先が黒く光り、 続く部分は濃い黄色で、眼がつり上がり気味。いかめしい印象です。隣の子ども は嘴先端の黒が光らず、ほとんど黄色はありません。なにより丸くつぶら…