2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

岩峰

10月7日 層雲峡 柱状節理の岸壁は、白藤の滝にも天人峡にもあります。火山地帯には珍しくな い地形なのでしょう。だけど、層雲峡ほど連続して大規模に連なる場所は他に知 りません。 噴出した火山灰からできた凝灰岩を、石狩川が穿って作った景観です。国…

秋の終わりを待たず冬

10月26日 ウチの庭・公園・土手 ① 山ブドウ紅葉→②山ブドウ落葉&ナナカマド紅葉→③ナナカマド落葉&カエ デ・ミズナラ・シラカバなどの紅葉・黄葉→④カエデ・ミズナラ・シラカバなどの落葉 &カラマツ黄葉→⑤カラマツ落葉&雪。これこそが由緒正しき季節の…

庭の赤い実

10月17日 ウチの庭 初雪の一週間前はまだ、家の周りで赤い実が晩秋の雰囲気を感じさせていまし た。玄関前のナナカマドの実は落ちたけれど、裏庭をそのつもりで歩いて、撮れた のがこの3種。 スズランは葉が枯れて、イチゴとホオズキに攻め立てられる様…

大雪湖の秋

10月7日 国道39号線から 北見から石北峠を越えてしばらくすると、左手に大雪湖が見え隠れするようにな ります。洪水対策、灌がい・生活用水供給、発電などの、多目的ダムとして計画さ れ、1975年に完成した人造湖です。アメマス、ニジマス、オショ…

初雪の翌朝

ゆみこさん、美幌では突然冬景色になりました。気温はそちらの真冬に近いと感 じています。でもこちらではまだ始まったばかり。あと2カ月もすればさらに20度近 く低下します。 10月26日 近所の公園と美幌川の土手 10月に初雪になることは珍しくあり…

初雪

サイタマンさん、逆光の美しさを意識したのは、ブログのために写真を撮るように なってからです。子どものときはともかく、60年近く人に対しても粗雑に生きてきた と、今ごろになって悔いています。 そらさん、今年の冬は予想より早いようです。最後に蒔い…

ホオズキの朱色

10月17日 ウチの庭 カエデも色付かず暖色の乏しいウチの庭で、ホオズキの朱色だけが浮き立って います。オレンジ色というには赤が濃く、深紅というには黄色が混じり、朱色と呼ぶ のがふさわしいようです。 草取りをせず放置している築山で、勝手に繁茂し…

瀑布岸壁を穿つ

ゆめらじさん、あのドラマで名前は覚えていますが、カンパネラがどんな花だった か記憶があいまいです。釣鐘草という和名をもつ白や青の、大輪のキキョウに似た 花だったような気もします。 荒々しくなる気候、地殻変動の活発化、推進される原発、日本市場を…

荒涼の庭に咲く

10月17日 ウチの庭 覆いをしたサラダ菜の畝を残し、庭の作物は始末を終えました。見渡せば、残滓 を埋めた穴の跡に黒々と土が露出している他は、生い茂る雑草が目立つばかりで す。そんな荒涼とした庭に咲き残っているのがこの三種。 夏から咲き続けたラ…

赤と黄色に緑こき混ぜ

10月7日 国道39滝湯付近 週間天気予報を見たら、こんどの日月に雪マークがついていました。街なかで は、梢の枝が裸になったカエデが目立ちます。美幌のような低地でも、日に日に 冬の気配が濃くなっているような。 39号線で層雲峡から石北峠を越えて…

阿寒三山 人工甘味料で肥満に?

10月1日 オンネトーと双岳台 阿寒湖周辺にある山は三つ。南西のオンネトーを見下ろしているのは雌阿寒岳 と阿寒富士です(一枚目)。雄阿寒岳は阿寒湖の東湖面に山裾を垂らしています。 二枚目以降は、国道241が雄阿寒岳の真東にさしかかるところにある…

錦沼

10月1日 道道664 オンネトー手前 独特な水の色の理由は林野庁の説明板に書かれています。いつもなら気にせ ずオンネトーまで行ってしまうのですが、この日はたまたま色付いたカエデを撮ろ うと車を停めました。そこに看板があったので、沼の畔へ下りた…

紅葉谷の黄葉

10月7日 層雲峡紅葉谷 紅葉谷の入り口は紅葉ですが、赤石川の流れに沿って散策路を登りはじめる と、黄色が目立つようになります。緑を残す葉群れが、背後からくる光を薄く透か し、幻想的な雰囲気を醸しています。傾斜が急になるあたりから、対岸に柱状…

白い航跡

そらさん、朱色や深紅の木の実草の実は多いけれど、ゴゼンタチバナほど葉の緑 とのコントラストがあざやかなものは、他にちょっと思い浮かびません。南天も赤と緑 がきれいですが、こちらでは見かけないので。 9月16日 幌岩山展望台 今までに何回、幌岩山…

サロマ湖俯瞰

9月16日 幌岩山展望台 1か月前に幌岩山から俯瞰したサロマ湖です。湧別側の西端から常呂側の東端 まで、すべて見渡せる場所は他に知りません。駐車場からの急坂を思うと億劫に なるけれど、雪で道が閉ざされる前にと。登り着いてしまえば、眼下に広がる…

終わりかけていた赤い草の実

サイタマンさん、今年の秋はなぜか渓谷や沼・湖など、水辺の写真が多くなってし まいました。北海道はもともと、火山が作った「森と湖の大地」という面があるから、 不思議はないかもしれませんが。 10月1日 川湯の森 白藤の滝がある森の奥で、ゴゼンタチ…

三つの渓流 その3

10月7日 層雲峡紅葉谷散策路 アップした三つの渓流の中で、深山幽谷の雰囲気が最も濃いでしょう。川の名 は赤石川。大雪連山の深部、中岳と北海岳の間ある、御鉢平や有毒温泉のあた りが源流域です。北西に長々と下り、層雲峡で石狩川に合流する1キロほ…

三つの渓流 その2

10月1日 阿寒川源流域 阿寒川の始まり部分に架かる、国道240号線の橋が滝見橋。その源流は、深 山の窪地に細々と滴る水滴ではなく、満々と水を湛える阿寒湖です。湖に発する 二筋の流れが、ここで合流しています。右の滝口と呼ばれる湖口からの来る水…

三つの渓流 その一

10月1日 足寄町茂足寄 渓流の名前は白水川です。川床の岩の赤い色を映して茶色に見えますが、水 そのものは、雌阿寒岳に噴出した硫黄を溶かし込んで白濁しているのだそうで す。だから白水川。道内にも本州にも、同じ名前の川がいくつもあるようです。名 …

山ブドウの葉が燃え上ったころ

ゆめらじさん、ご心配ありがとうございます。同じ町内で、床下浸水の家があった り、自衛隊のボートで救助された人がいたりするようです。わたしは学校の体育館 でカレーライスを食べ、平穏に一夜を過ごして帰宅しました。ウチにも実害ありませ んでした。 …

緑の湖水

10月1日 オンネトー オンネトーを地図で見ると、流出する螺湾川はあるけれど、流入する川は見当た りません。雌阿寒岳や阿寒富士に降る雨が湖水になるのでしょう。噴火物から成 る山肌が削られて融け込んでいるためか、魚が棲めない酸性の湖です。この日…

大雪の白い山々

10月7日 国道39 石北峠ー上川間 北見側から石北峠を越えて下りに入ると、大雪山系の白い山々が見え隠れする ようになります。東側からの風景は、頂上付近や谷筋は雪に覆われているもの の、尾根筋は黒く、まだら模様です。一度上川市街近くで給油して層雲…

嵐の後

サイタマンさん、昨日も素早く機会を捉えるべく、避難勧告が発表されるとすぐ、 10分ほどで支度をし、避難所へ。その避難所では一番乗りでした。 10月9日 家の周り さっき避難所から帰ってきました。まだ薄暗かったので、写真がブレています。 木立の向…

赤い楓がいま見ごろ

サイタマンさん、二台のカメラで、シャッター速度を変えて撮りました。遅いと流れ の流動感が出て、速いと細かいところが写ります。 10月7日 層雲峡紅葉谷 昨日ブログを書き終えて紅葉情報を見たら、紅葉谷が色付きはじめから見ごろ に変わっていました。…

白藤の滝

10月1日 足寄町茂足寄 オンネトー分岐と国道240分岐の間で、足寄国道241から北へ600mほど入 った深い森の奥にある滝です。辛うじて車が通れる砂利道の終わりに駐車スペー スがあって、そこから5分ほど急坂を下ります。この日、人の気配は全く…

水辺の紅葉

10月1日 オンネトー 毎年一度は燃えるような紅葉のなかに身を置いてみたいと思いますが、何度も 出かける気にはなりません。場所によって趣はちがうとはいえ、盛りの楓そのもの はわりあい単純だからです。この日オンネトーの湖畔はまだほんのはじまり。…

警戒レベル2の山

10月1日 オンネトーおよび双岳台 雌阿寒岳には前から噴気孔がありましたが、7月に噴火警戒レベル2が発表さ れ、7合目以上の立ち入りが禁止されました。10月1日、西側に位置するオンネト ーからは、複数の場所で噴煙が上がっているように見えました…

サロマ湖畔の秋

サイタマンさん、縄文時代には、山ブドウ、ニワトコ、サルナシ、キイチゴなどでお 酒が作られたようですよ。 ウチの近所では両隣、お向かいでも庭にブドウがあって、おすそ分けというわけに もいかなんですよ。棚が無事なら何度かに分けて収穫できるのですが…

実は黒々と山ブドウ

10月1日 足寄町道道664沿い オンネトー、阿寒湖、弟子屈、川湯、美幌と辿る途中のいたるところで、道路に 切断された森の端の木々に山ブドウが絡みついていました。車からはわかりませ んが、降りて望遠レンで高いところを覗くと、黒々とした実が垂れ…

色付きはじめたオンネトー

10月1日 オンネトー まだ早いとは思ったのですが、嵐が来るというので、吹き散らされる前にと思い、 オンネトーへ行ってきました。やはり緑が優勢だけれど、部分的には鮮やかな赤 も。それと、黄色混じりの未熟な紅葉が逆光に透けて輝き、なかなかの風情…