2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コゴミ食べごろスズラン薫る

ぷくさん、ご来訪ありがとうございます。美幌はいま1日の明るい時間は15時間 ほどです。仙石原の羅漢さんと一緒に写っていたピンクの花は、ムシトリナデシコに 似ていますね。こちらでは8月の花です。いくら関東でも5月に咲いているのだから、 違うかな…

赤い太陽

5月21日 美幌川土手 晴れた日だと、朝4時前後に東窓の曇りガラスが赤く染まります。昨日の夜明け は3時47分ですが、朝のうち曇っていて日の出は見られませんでした。21日の美 幌は3時53分。だけどウチは美幌川が作った段丘の最下段に位置するの…

蕾と花のエゾノコリンゴ

5月23日 ワッカ原生花園 北見フラワーパラダイスのエゾノコリンゴは樹高10メートル近いような気がしま すが、ここの海岸草原では高いものでも2メートル、多くは1メートル未満の印象 です。幼樹というわけではなく、オホーツク海とサロマ湖に挟まれ草…

野のスミレ

5月23日 ワッカ原生花園 大柄で色も多彩なビオラやパンジーなどの園芸種ではない、野生のスミレです。 北海道には約40種ほどの野生スミレが見られるようです。色は濃かったり薄かっ たりする紫の他に、黄色や白もあります。ウイキによれれば、450種…

俯いて咲くヒメイズイ

5月23日 ワッカ原生花園 俯いて咲く袋状の花、似たのを見たことがあると思って図鑑を手繰り、オオナ ルコユリとオオアマドコロを思い出しました。いちいち調べないとダメなのは、歳 のせいかもともと頭が悪いのか。長い湾曲した茎の先に提灯を連ねたよう…

ヒガラと一瞬目が合った

タムラ、写っている復元住居の一つは荒廃が進んでいて、今骨組みだけになって いました。昔の人は、修理が必要になったり所帯を分けたりするたびに集落中の人 が集まって、短期間で建ててしまったのでしょうね。今はまず予算が承認され、それ から人を雇って…

小さな小さなフデリンドウ

5月23日 ワッカ原生花園 図鑑には草丈5-10センチとなっていますがもっと小さく感じられます。ほとんど 茎は見えず、地面からいきなり花が突き出ているような。花冠は幅1.5センチほ ど。花色も目立たず、下を見ながら歩いて、微かな青に反応して立…

遺跡の森の春緑

5月23日 常呂遺跡の森 五月としては異常な、3日続いた30度を超す気温も日曜にはおさまりました。暑 かった日々、早朝以外は家にこもり遠出はしなかったのだけれど、昨日はワッカ原 生花園と常呂遺跡の森へ。 森は、新緑というには少し濃い、でも夏の深…

湿原の小さな花たち

5月13日 釧路湿原温根内 もともと温根内遊歩道は人工的な公園のような華やかさはないのですが、春 とはいえ五月半ばはまだ枯れ葦と若緑が主役で、見られる花はわずかです。とり わけ、ほとんど木のない湿原部分の木道は、よほど注意深く両側を覗き込まな…

湿原の鹿たち

盆栽文化さん、わたしも何本かの岳樺には、人為的に枝ぶりをおもしろくした盆栽 を思い浮かべました。反核・反原発、同感です。 5月13日 釧路湿原温根内軌道敷跡 木道が通る灌木林の下草の踏み跡から、鹿の群れがこのあたりを徘徊している のではないかと…

芽吹く前の岳樺

タムラ、オジロや丹頂のように大きいと見つけやすいのだけれど、ウグイスは小さ いからね。青葉が茂ったらますます撮りにくくなるよ。 5月13日 小清水高原・道道102小清水峠付近 昨日の昼、美幌の気温は30度を超えました。木曜日から北海道東部は、…

ウグイスは若葉の陰に

5月13日 釧路湿原温根内軌道敷跡 ウグイスを見つけるには鳴声が頼りです。 軌道敷跡に入ってからずっと聞こえ ているのですが、遠かったり茂みの中だったりして姿は捉えられません。ようやく 遊歩道脇の新緑が萌えはじめた木のあたりから大きな声が。足音…

高原の残雪

5月13日 小清水高原近くのキャンプ場 小清水高原から小さな尾根を一つ越え、北側にあるキャンプ場の入り口です。 林床にはかなり雪が残っています。標高は600メートルを少し超えたあたりたりだ れど、700メートルの高原駐車場付近のほうがずっと雪…

林のなかの山桜

5月13日 釧路湿原温根内遊歩道 温根内遊歩道は、湿原のなかに作られた木道と軌道敷跡の道を回遊できるよう になっています。軌道敷跡は片側が湿原に、もう片側は丘に面していています。 丘の裾はじくじくした浅水地ですが斜面からは林です。林のなかの遠…

コーン畑の丹頂

5月13日 道道243鶴居村・標茶町境界付近 この二羽は夫婦でしょうか親子でしょうか。他にもずっと遠くに、小さな白い点が いくつか動いています。コーンの刈り跡が広がるこの田園地帯に、かなりの数の 丹頂が来ているようです。 雪が消えると鶴たちは給…

屈斜路湖春の朝

5月13日 小清水高原・道道102小清水峠下 朝の8時前、標高700メートルの高原から見下ろす屈斜路湖北部はいくらか霞 んでいます。それでも這松と熊笹の新鮮な緑も、対岸の外輪山に残る雪渓の白も はっきり分かる快晴です。 車がまったく通らないので、…

東藻琴の芝桜

5月13日 東藻琴芝桜公園 釧路湿原へ行く途中で小清水高原に立ち寄ろうと、国道334から道道102に 入りました。この道は東藻琴の芝桜公園脇を通ります。7時前後なのでまだ開園 はしていませんが、華やかな色彩に目を惹かれます。人気のない駐車場で…

湿原に芽吹く緑

5月13日 釧路湿原温根内遊歩道 林床で下草の緑が深まり、柳の若芽が囀る小鳥の姿を隠す季節です。それなの に釧路湿原の芦原は、まだ灰褐色が主役です。それでも枯草の根元で、ヤチボウ ズの頭に緑が芽吹いています。背の低い芽生えの先端に、もう穂が着…

緑に白のニリンソウ

5月8日 美幌せせらぎ公園 あまりに白が強いので、普通の明るさで撮ると花の凹凸がわかりません。それ でいくらか暗くするのですが、こんどは緑の鮮やかさが損なわれます。ニリンソウ の魅力は、大きく咲き広がる白い花の群れとそれを引き立てる葉の緑の組…

木蓮の花色ゆかし

5月8日 北見フラワーパラダイス 庭木として1本か2本植えられているのは見たことがありますが、こんなにたくさ んの木蓮がある場所はわたしが知る限りではここだけ。今年は桜と開花が重なっ て、遠目にはあまり目立ちません。 近寄って一木の花全体を撮る…

林床の花園

ゆみこさん、そちらは順序よく花が咲き替わっているみたいですね。北海道は一度 にワーッと咲き出して。特に今年はムラサキツツジ、コブシ、桜、木蓮などや草花も、 順不同の感があります。 5月8日 美幌せせらぎ公園 エゾエンゴサク、ニリンソウ、オオバナ…

花の山は春爛漫

5月8日 北見フラワーパラダイス 5日前に来たときは咲きかけの紫ツツジとスイセンくらいの寂しい彩だったのに、 まるで花咲爺さんが灰を振りかけたように、全山に色彩が溢れ、春爛漫の雰囲気 に変わっていました。連休さなかでも疎らだった来訪者も、この…

桜ほころぶ

タムラ、鶯がいましたか。昨日のフラワーパラダイスではキジバトが飛び交ってい ました。水鳥に代わって、小鳥が目につく季節にですね。そのうちに釧路湿原の温 根内探勝路を歩こうと思っているけど、鶯を撮れるかなー。 美幌せせらぎ公園・町役場脇 ようや…

せせらぎ公園のアオサギ

5月1日 美幌せせらぎ公園 雪残る5月1日のせせらぎ公園を一羽のアオサギが訪れていました。能取湖や サロマ湖では群れをよく見ますが、美幌町内でわたしが会ったときはいつも単独。 湖畔に営巣地を作っていて、ときおりふらっと町内の河川にやって来るの…

藪に伏すレンギョウ

5月3日 北見フラワーパラダイス ここのレンギョウは2メートル近く伸びて群がり、ツツジの紫、雪柳の白、遅咲き の桜の淡いピンクと色彩を競い合っていたと思います。だけどこの日は斜面の藪 に伏すようにして、わずかな黄色がちらほら。時季が少し早いの…

北見市街と先の山

5月3日 北見フラワーパラダイス 小さな県よりは広い北見市。その南東に位置するフラワーパラダイスから見渡す 市街とその先の山々です。標高はわずか212メートルですが、合併前の北見市の 中心部が盆地になっている様子がわかります。現在の市の人口は…

魚無川の白い春

5月1日 美幌せせらぎ公園 魚無川は美幌市街を南から北に流れ、美幌川に合流して網走川に注ぎます。 魚無川の両側に片道2キロ弱にわたって整備されているのが、せせらぎ公園で す。4月半ばにはこのあたりに雪はなくなっていましたが、30日に20センチ…

花おそい花の山

5月3日 北見フラワーパラダイス 春爛漫の気分になるのやはり桜を見てからです。昨日は気温が25度を超え、そ ろそろ咲きはじめたかと、春から夏にかけて花々に覆われる小山・北見のフラワー パラダイスへ。だけど今年は開花が遅いようで、エゾヤマザクラ…

芽も花も倒れ伏し

5月1日 美幌せせらぎ公園 厳冬期の雪は乾いて軽く融けずに積み重なるけれど、春の雪は湿って重くすぐ に融けます。30日に降った雪は昨日にはほとんど消えていました。だけど林床の コバイケイソウの芽やエゾエンゴサクの柔らかな花茎は重さに耐えられな…

雪とツツジ

5月1日 美幌せせらぎ公園 白い雪を背景にすると、エゾムラサキツツジがなまめかしく感じられます。雪とツ ツジの花が一枚の写真に納まるのは、北国ならでは。まだほころび始めたばかり、 開く前の蕾も多く、2分咲きというところでしょうか。 たいていのツ…