2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

光るつらら

11月25日 ウチの軒 昨日はよく晴れた真冬日で、最低気温は零下二桁でした。青空、白雲、雪原、凍 てつく足元の4点セットは、オホーツク地方の冬を代表する気候です。11月には 珍しい気もしますが。 25日も終日雪が降り続いた前日と同じ真冬日。朝の…

湖畔の道にキタキツネ

11月19日 網走公園線能取湖畔 この日は、道の脇を歩くキツネに2回、別な場所で遭いました。この辺りの森に はかなりの数が棲んでいるのでしょう。車を停めても藪に身を隠すわけではなく、 でもあまり近づきたくはないようで、対向車線側の歩道に移って…

枯枝の雪化粧

11月25日 美幌せせらぎ公園 昨日の予報は雨だったのですが、断続的に雪が降り続き、庭の楓を包む白い 布団が、更に厚くなりました。せせらぎ公園の裸木も、雪化粧を重ねているでしょ う。空き地や土手の景色は厳冬期にも似ているけれど、街路はまるで4…

寒々とオホーツク海

11月19日 能取岬 この日、道路の水溜りは凍っていましたが、枯野に雪はなく海氷もまだ見られま せんでした。それでも、海原は黒く護岸や崖に砕ける白い波は荒々しく、オホーツ ク海は寒々と。露出した顔面や手袋の中の指先は硬直していますが、岬も海も…

美幌の街の冬景色

タムラ、あれはカモミールの葉です。とにかく繁殖力の強い植物で、花を収穫した 後にも勝手に生えて来て、雪の下になるまで元気です。 11月25日 美幌町 昨日の午前中に撮った美幌の家並みです。こんな風景が、これから4月まで、 5か月以上続きます。一…

草の露

11月19日 ウチの庭 昼近く、陽が高くなってから、庭に一種類だけ残っていた作物、覆いの下のリーフ レタスをポットに移して室内に入れる作業をしていた時です。何気なく後ろを向いた ら、草の葉に着いた霜が融けて露になり、きらきら輝いています。青、…

岬の空に高く飛ぶ

11月19日 能取岬 空中におびただしい数が飛び交っていました。あまり低く来ず速いので、群はう まく捉えられませんでした。全体的に灰色または黒く見えます。体型はカモメの仲 間のようですが、夏の海辺で群れているのと違い、腹も白ではありません。カ…

枯野

そらさん、朝焼け・夕焼けだけでなく、青空や白雲も鮮やかです。空気が澄んでい るからでしょうね。とりわけ摩周湖の空がきれいだと思います。だけど、この湖にさ え黄砂が届いて、植生や湖水の透明度に悪影響が出ているみたいです。 11月19日 能取岬 上…

飛び立つ水鳥

11月5日 濤沸湖 食べ過ぎて体が重いよー。助走をつけて、えいー。ほっ、やっと浮いた。てなこ と思ってそうなほど、丸々とよく太っています。鴨・雁などの水鳥が空高く編隊飛 行している様子は、いかにも自由そう。だけれど、離水はドタバタした印象です…

朝焼け

タムラ、ワシにはその中に人が入ったら飛び立つ固有の警戒圏があるみたい。こ の前は出会いがしらのような遭遇だったので、枝を離れるのが一瞬の遅れたのだと 思います。 11月13日 美幌川土手 窓ガラスに赤味を帯びた色が映り、朝焼けがわかります。急い…

能取湖にオオワシが

11月19日 能取湖 11月に来ているとは思わなかったので、走っている車のフロントガラスから、す ぐ近くの枝に止まったオオワシが見えたとき、慌ててしまいました。行き過ぎる寸 前に停車し、サイドカラスを開け、サイズの調整もせず急いでシャッターを…

11月13日 ウチの周り 11月の美幌の気温は平年より少し高いようです。それでも陽が出てしばらく は、上の写真のような風景が見られます。昼近くには霜が融けて、草の葉に露が 溜まり、斜めの陽射しを受けて様々な色にきらめきます。来週の天気予報蘭に …

湖面と空にかすかな彩

11月5日 濤沸湖 晴れか曇りか微妙な天気でした。湖面を渡る風に厳冬期の厳しさはありません。 それでも数時間前の気温は氷点下だったかも。湖面の色にグラデーションがある のは、水温の違いでしょうか。この辺りはオホーツク海に開く河口に近いので、海 …

土手に唯一の花白く

タムラ、暗くて撮れませんでしたが、前日の夕方には泳いでいる鮭もいました。 遡上は夕方なのでしょうか。 足音に驚くのか、5センチほどの魚の群れが何度も、死骸の上をすごい速さで 通り過ぎました。鮭の稚魚とは思えません。ヤマメか何かでしょうね。死の…

鮭の死骸が累々と

11月14日 美幌川・駒生川 産卵や精子放出が終わって死んでいく。遺伝子に刻まれた運命とはいえ、累々 たる死骸を目にすると、無残という言葉が浮かんできます。毎年イクラや鮭の身を 大量に腹に納めておいて何言っているんだか、ですけどね。でも、小さ…

枯れ草色の湖畔

11月5日 濤沸湖畔 初冬の湖畔は枯れ草が広がるばかり。突然飛び立った水鳥の群れが彼方の 空へ消えてしまえば、背後の国道を疾走する車の音しか聞こえません。岸を雪 が覆い湖面に氷が発達すれば、氷の模様、輝く白銀の起伏、響くオジロワシの啼 き声など…

土手の夕暮れ

11月13日 美幌川土手道 3時半には陽が低くなり、土手の青草、枯葉の残る梢、雪化粧した藻琴山が、黄 金色、オレンジ色、薄桃色の暖色を纏います。歩きはじめは眩しかった太陽が、折 り返して戻るときは山かげに落ち、土手道は写真の撮れない薄暗さでし…

駆けまわるエゾリスたち

11月5日 美幌せせらぎ公園 3匹は確認しました。もう1匹いたような。何しろ、いつものフリーズもなく、樹 上・樹間を目まぐるしく駆けまわっていたので、同一個体か別か、よくわからない のです。 追っかけっこをしていました。繁殖期ではないし、子リス…

唐松黄葉の季節

11月5日 網走郊外・美幌せせらぎ公園 このあたりで秋の最後を飾るのはカラマツの黄葉です。薄い雲は出ていたけれ どおおむね青空。黄金色が輝いています。キンバイやタンポポの照り返す明るさ とはちがう深い色ですが、光が薄ければ灰色混じりの茶色に近…

田園晩秋

そらさん、このところの美幌は季節を行きつ戻りつしています。晴れれば晩秋、降 れば粉雪が舞ったり霙になったり。でも先月25日以降はまだ積雪がありません。き っぱりした冬はもう少し先のようです。 11月5日 小清水と網走の田園 玉ねぎや麦の刈り入れ…

初冬の水鳥

11月5日 濤沸湖 濤沸湖水鳥・湿地センターのある、湖口に近い水辺に浮いていた鳥たちです。 湖岸に繋がれた船が気になるのか、近くに来てくれませんでした。遠いのではっき りしませんが、ほとんどがスズガモのようです。だけど、三枚目の右から二番目は …

霞むオホーツク海

タムラ、写真の雲全部が同時に空にあったわけではなく、時間とともに、同じ雲が 形や色合いを変えたり、別な雲が色付いたりしたものも撮っています。 11月5日 能取岬 太陽が現れればいくらかクリアーになりますが、雲に隠れると海と空の境がわか らなくな…

彩雲

11月7日 ウチの周りで 夕方の3時前後だったでしょうか、傾きはじめた太陽の近くで、雲が赤や緑に色 づいているのに気づきました。これまでもときどき、うっすら彩色されているような 気がすることはありましたが、今回は色がかなりはっきりしています。…

白鳥が来ていた

11月5日 濤沸湖 久しぶりに行った濤沸湖に白鳥が戻って来ていました。水辺を通るたびに気を 付けていましたが、今季の初見は11月になりました。早い年には9月末にも姿を 現すこともあります。屈斜路湖でもサロマ湖でも、例年より遅かったようです。シベ…

秋の名残

11月5日・10月26日 美幌町内 本州人なら、いまの北海道は冬だと感じるでしょう。わたしも、雪が積もった日 はそう思いました。晴れていても、朝晩はもう秋の雰囲気ではありません。夜中 にはよく零下になります。そして、東の空で雲が退いて陽光が満…

えんじ色の朝空

そらさん、白いエプロンをしたような胸、ふさふさした尻尾、祈るときのように合わせ た手。それで黒い大きな眼で見つめられると、自然に微笑んでしまいます。 10月23日 美幌川土手 市街方向の西空は、わずかに赤味があるだけで闇が優勢です。南東方向は…

樹上のエゾリス

10月26日 近所の公園 以前アップした足跡を撮った日のことです。静かに樹下にたたずみしばらく待っ ていると、一匹が雪の上を走り、わたしの姿に気づいて木に登り、お得意の「静 止」に入りました。動いてくれたので目で追うことができましたが、初めか…

赤い実赤い葉と白い雪

サイタマンさん、つい足腰をいたわろうとしますが、無理と思っても挑戦しないと 衰えが速いようだと、こんどの経験で感じました。でも限度を超えると大ごとになる ので、無茶はできませんが。 10月26日 ウチの庭と近所の公園 このところ朝の外気温は零下…

双瀑台から

10月7日 層雲峡 銀河・流星の滝は何度も訪れていますが、二つの滝を同時に見たのは今回が 初めてです。駐車場前の石狩川に沿って歩けば、川に注ぐ滝は目の前です。でも 見る位置が近すぎて、片方ずつしか視界に入りません。 対岸の高台に登る道が作られて…

リスの足跡狐の足跡

10月26日 近所の公園と美幌川土手 草木が茂る季節にはわからない動物の存在を、雪は知らせてくれます。足跡が しっかり残るからです。初雪なのに積もったこの朝、公園のエゾアカマツの下にエゾ リスの足跡が、美幌川の土手にキタキツネの足跡が残ってい…