2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春の鶴

そらさん、昨日で庭の隅に残っていた最後の雪も消えました。ここ一週間、昼は暑 いくらいで、25度を超える日も。だけど、今朝も零下まで冷えたみたい。一日の変動 幅は大きいです。 タンチョウの恋の季節は終わったようです。春の温かい陽射しを浴びて、…

春の岬で

海氷の消えた能取岬の沖には、白い漁船が集まっていました。目当てはトキシラ ズでしょうか。産卵期の秋と違って、筋子や白子に栄養を取られないので、春の鮭は おいしいとされています。まだ漁が始まったばかりで高いのですが、もう少し安くなっ たら、わ…

湖に湧く泡の彩り

一週間前の日曜日、朝早く屈斜路湖の和琴半島へ行ったら、車がたくさん集まっ ていました。釧路、札幌、本州ナンバーもあります。みんなカメラで湖面を狙ってい て、なかには防水のつなぎを着て水に入っている人も。魚でも撮ろうとしているのか と思ったの…

おしゃれなウミアイサ

カワアイサは何度か撮りましたが、ウミアイサは初めてです。ちょうど1週間前の網 走湖で。名前の通り、海や河口で越冬するのだそうです。日本国内で繁殖する留鳥 はいないようです。渡りの準備のため、網走湖に遡上したのかな。大勢力のキンク ロハジロか…

網走湖の夜明け

二週間ほど前、網走湖西岸高台の道道で見た夜明けです。 湖も対岸の丘も、まだ大量の氷雪に覆われていました。ほぼ半月後のここ数日 は、昼の室温が30度に迫るところまで急上昇。美幌川河川敷では、パークゴルフ に興じる人たちの歓声が響いています。冬…

岬のエゾエンゴサク

町では、せせらぎ公園でも美富自然公園でも、まだエゾエンゴサクの花が咲いて いません。例年ならとっくにと思うと、じれったいような気がして、昨日、雪解けの早 い能取岬に行って撮ってきました。 予想通り咲いていましたが、ここのエゾエンゴサクの花は…

三湖

日曜日、屈斜路湖、網走湖、濤沸湖の三湖を巡りました。どれも解氷が進んでい ますが、それぞれに違う風景です。最初は、峠の途中から見えた屈斜路湖。まだ湖 面のほとんどが氷に覆われています。それでも湖岸に立つとかなり水面が開いてい ました。 次の三…

渡りの前に大集合

カモ科の鳥たちが、しきりに北へ渡る準備をしています。網走川下流につながる網 走湖の一帯は解氷が進み、おびただしい数の水鳥が集まっています。他にもいます が、白黒二色に寝癖のような頭の羽の、キンクロハジロが中心みたい。空の一隊 はキンクロでは…

残雪の森

そらさん、そちらは新緑の季節が始まっているのでしょうか。わたしはまだ春二番 手の花、エゾエンゴサクも見ていません。家々の庭にクロッカスは咲いていますが。 先週の せせらぎ公園です。汚れていない残雪と緑濃い笹の対称が鮮やかです。 地面が開いてか…

釧路湿原に春はまだ

昨日の釧路湿原です。美幌の田園はまだほとんど白ですが、峠を越え、弟子屈を 過ぎ、鶴居村に入ると雪はなくなります。それでも冷たい風が渡る湿原は、ところど ころ雪が残り、枯れたガマやアシの褐色が広がっていました。緑が萌えるのは五 月、可憐な高山…

青鷺と 鴨

タムラ、チョウノスケって、志波の人の名だったのですね。知りませんでした。行っ たこともないのに、書いていると、あのあたりの土地の名が親しいもののような気が してきます。 青鷺は南から帰ってきたところのようです。これから北海道で子育てが始まり…

早春の岬牧場

本州の多くはもう春たけなわなのでしょうね。ウチの庭では今朝も、消え残る雪の 上に新雪が薄く積もっています。先週のある朝早く、能取岬の牧場も同じで、ようや く春が始まったばかりの風情でした。今年このあたりは、雪の多い四月になってい ます。 小説…

残氷の造形

沖に去る流氷が残した氷塊には、さまざまな形があります。人が意図して創作した ものではないけれど、何かに似ているような気がするものも。望遠で撮りましたが、 接近して間近で見たら、もっと迫力があるでしょうね。 小説 縄文の残光 13 逃 散(続き) ある…

律儀なキツネ

美幌川のキタキツネ、昨日の「美幌だより」見たのかなー。投稿し終わって土手下 を歩いていたら、姿を現してくれました。「そういや今年はまだ挨拶してなかったなー」 と思った・・・・・はずはないけど。想像するのは楽しいから。 まずは互いに目と目を合…

雪の林にキタキツネ

一週間前に、能取湖畔の林を行くキタキツネに会いました。冬は美幌川土手でも せせらぎ公園でも姿を見なかったので、今年になって初めての出会いです。肉食動 物ですよね。冬眠しないのだから、雪の季節でも食べなければ。エサはウサギやネ ズミなどでしょ…

早春の釧路平野

3月末の風景です。摩周湖第一展望台から南を望めば、釧路平野から太平洋ま で、視界を遮る山はありません。写真上部の、空が始まる境は海だと思いますが、 確かめるには倍率が低すぎます。 写っている人影は、スノーシュウを着け、摩周岳の方向へ外輪山を…

摩周岳の岸壁

デジモナさん、ムクドリの画像、鮮明ですね。わたしは眼がわかるところまでは、 なかなか小鳥に接近できません。 摩周湖外輪山の最高峰、摩周岳です。標高はわずか857メートルですが、遠く 美幌峠からもシルエットが見えます。近づくと、南側岸壁が切り…

福寿草に雪

デジモナさん、そちらは草花が咲きそろい、春たけなわのようですね。こちらは 今朝もあたりが白くなっています。それでも昨日は、網走沿岸から流氷が遠ざかり、 知床半島にへばり着いたみたいです。能取岬沖は再び出漁できるようです。 先月末に咲き始めて…

光る流氷の海

エイゲカイさん、ご訪問ありがとうございます。御衣黄のお写真、さすがにきっちり した構図ですね。行き当たりばったりで、ヒントもぼけがちなわたしなどとは大違い。 デジモナさん、薄緑と紫が引き立てあっていますね。車で一時間ほどのところに 藤園があ…

春のオオワシ

デジモナさん、バンという鳥は見たことがありません。嘴がきれいですね。 三月後半には美幌川でオオワシを見なくなりました。解氷が進む海で、魚を狙うか らでしょうか。四月は湖が開きはじめ、場所を移すようです。北へ帰る前に、海より 収獲の多い湖で、…

山と白雲

デジモナさん、ツツジが華やかですね。南側軒下の雪が融け、チューリップの芽 が一センチほど伸びています。ウチで今年最初の芽生えです。 黒点減少期のミニ寒冷化は、歴史時代では、1350-1370、1420-1570、 1645-17 15、1770-1830の4回はわかっているよう…

戻ってきた流氷

デジモナさん、イルカが躍動していますね。元気だなー。足腰の衰えた身には、う らやましいような。 タムラ、自信なんてないよ。読む人に楽しんでもらうことより、「自分の言いたいこ とを言う」が表に出た作品なので、付き合ってくれる人がありがたくて。…

白樺の白

白樺の幹や枝はどの季節でも、どこでも白いはずですが、なぜか残雪期の摩周湖 外輪山では、ひときわ白が際立つような気がします。青い湖面や青い空とのコントラ ストのせいでしょうか。それとも、寒風と雪に晒されて色が抜けたのでしょうか。 小説 縄 文 の…

たおやかな雪の斜面

デジモナさん、またのお泊りからのお帰り、お待ちしています。 そらさん、穏やかに晴れた春の日は、氷雪風景がとても鮮やかです。それも今 月までですね。五月になると、高さのある山以外は雪がなくなります。連休ごろ、森 の奥で残雪を見ることはあります…

ツグミ

デジモナさん、昨日のお写真の最後、オドリコソウでしょうか。こちらでは初夏に 白い花をよく見かけます。 雪が消えはじめた和琴半島で出会いました。木の上の後ろ姿でははっきりしなか ったのですが、湖畔を歩き回っている姿をネット図鑑と照らし合わせる…

凍結ゆるむ屈斜路湖

デジモナさん、黄色い山吹の花弁に散った桜の花びら、いい風情ですね。 わたしのド下手なウデでも、ときには何とか見られる写真が撮れるのは、このあ たりの風物のおかげだと、常々思っています。 昨日夕方、助っ人の手も借りて、なんとか玄関前の雪を処理…

岬の残氷

デジモナさん、同じのを使っていられるのですね。タムロンの70ー300は、キャノン の75ー300より太いせいか、重いように感じていました。でも量ったら同じくら。AF の速度も慣れれば気にならないのかな。 一週間前の能取岬に残っていた沿岸氷です…

白い阿寒三山

デジモナさん、わたしに500ミリは無理なので、ダメになった300ミリズームを買 い換えました。それも純正品の4分の1ほどのタムロン製品です。純正品に比べ、 重くてオートフォーカスが遅いけれど、前の×1.5を入れて、何とか使っています。 昨日のオ…

網走湖のオジロワシ

デジモナさん、シャガって見たことないけど、花弁の模様がちょっとアヤメに似て るんですね。 5日前に網走湖女満別湖畔にいたオジロワシです。海岸では夏にも見ています が、この場所で海明け後は初めて。二年目か三年目の若鳥でしょうか。まだ尾も 十分に…

流氷の置き土産

デジモナさん、護国神社の桜、いい雰囲気ですね。わたしは寺社や仏像のもつ、 超越的なものへの畏怖みたいな情緒が、かなり好きです。でも死者の居所は生者 の心の中だけで、両者の関係は完全にプライベートなもの、と思っています。 硫黄山はウチから車で…