2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

草原に鶴の家族が

9月16日、鶴居村の市街を避け、釧路湿原のはじっこを通って温根内に向かう途中、コッタロ地区の草原で三 組の丹頂鶴に出会いました。それぞれちがう場所です。同乗していた人に「白いものがいる、馬かなー」と言われ て、脇を見たらペアの鶴でした。最初の三…

空からスポットライト

大雪湖に近い林のなかに臨時駐車場が設けられています。わたしが着いたのは、8時のシャトルバスが出発し た直後。30分待って次の便で銀泉台に向かうまでの間、見上げると青空が広がっていました。それなのに、9時 過ぎに管理棟前の終点でバスから降りたとき…

大雪の山で色の饗宴

そらさん、わたしも映像で錦秋の大雪山系を見て、自分の目で確かめたいと。それで旭平にも行ったので すが、早すぎて。今回はいくらか望みがかないました。もっと登ればもっとよかったかもしれませんね。体力 の衰えを自覚しているので自重しました。 10月に…

錦秋銀泉台

そらさん、いよいよ本格的な秋が始まって、ここ数日は暖房をつけてブログを書いています。 大雪山系赤岳(2078メートル)の中腹にある銀泉台は、高原温泉と並んで層雲峡一帯を代表する紅葉の名所で す。シーズン中一般車両乗り入れ禁止。シャトルバス利用にな…

コスモス園の花と雲

14日の遠軽コスモス園で色あざやかだったのは黄色コスモス。普通のコスモスは数日前の大雨で花びらを散 らしたのだそうです。たしか15・16日がコスモス祭りの予定だったような記憶が。そうだとすれば例年より早くは なやぎが去ったということですね。…

秋の浮島湿原

旭川-紋別道の浮島インターを下りて滝上方向に10分ほど行き、トンネルの手前で右の林道に入ってしばらく 走ると、案内板がある駐車スペースが現れます。ここから根まがり竹とエゾ松類の間をゆるやかに1.6キロ登り つめた先に、浮島湿原が待っています…

シラタマノキの白い実

9月の旭平はシラタマノキの白い実がよく目立ちます。この前アップしたシマリスが食べていたのもこれでした。 噛むとサロメチールの匂いがするそうです。リスは気にならないのかなー。ガンコウランとほとんど同じような背 丈。図鑑には高いと30センチにな…

高原を霧が流れる

そらさん、常呂遺跡の森では春五月にフデリンドウが咲いていました。草丈が10センチに満たない小さな花 ですが。 タムラ、いつも行く能取岬の対岸の草原で見たエゾリンドウは、10本前後の塊がいくつか散らばっていまし た。旭平のように大きな群れがあち…

エゾオヤマリンドウ

9月の旭平では春や夏に比べて花が少ないので、ここそこに群れ咲くエゾオヤマリンドウがひときわ目立ちま す。本州の2.500メートル級に匹敵する高地です。草丈は低い印象でした。このあたりにはもう一種類、ミヤマリ ンドウも見られるそうですが、気がつ…

旭平のエゾシマリス

旭岳ロープウエー姿見駅から左回りに探勝路を歩きはじめると、最初の展望台まできつい登りが10分ほど続 きます。その急坂を登りきる直前、同行者がリスを見つけました。エゾシマリスです。旭平の探勝路でははじめて 見ました。 手に持って食べているのはシ…

層雲峡はまだ青葉

層雲峡は大雪山系黒岳の麓にある大渓谷です。国道39号線の両側24キロほど、柱状節理の断崖が続いて います。3万年ほど前の噴火で堆積した凝灰岩を石狩川が浸食してできた地形だとか。崖を這う落葉樹が紅葉 するころの層雲峡は実にきれいです。でも、1…

天上庭園を歩く

大雪山系の主峰は標高2290メートルの旭岳。その中腹1600メートルの地点に高原が広がっています。姿 見の池高原や旭平と名づけられていますが、わたしは勝手に天上庭園と呼んでいます。本州の山なら2500メ ートルの高度に匹敵するとか。旭岳ロー…

鈍色の網走湖

ゆみこさん、広がる赤はほんとうに目を惹きますよね。全体のデザインに工夫したらもっとおもしろくなるのかも しれないけれど、忙しい人たちがお金をかけないでやっているのでしょうね。 たそがれ時というほどの時刻ではないのですが、網走湖女満別湖畔は鈍…

今年の網走花てんと

12日に行った今年の網走天都山の花てんとはちょうど満開。赤と青のサルビア、黄色いケイトウが例年より目 立っていたような。これを見ると、以前はマリーゴールドがちょっと多すぎたのかも。それと、各区画を担当したボ ランティア団体の名札が小さくなり…

9月半ばのフロックス公園

10日にまとまった雨が降った後の12日に、本州からの来訪者を案内して網走のフロックス公園へ。秋の激しい 雨は花の終わりをせかせます。ここでも10日にだいぶ散ったのだと、花の世話をしていた方が言っていました。 ボランティアの人たちが土地を買って…

旭平はちょっと秋色

大雪山旭岳の高原は昨日、雲がかかったり霧が流れたりはしたものの、本州から来た人とわたしがいた間、ま ずは好天と言うべき天気。今年は秋が遅いようで、初冠雪も高山植物の真っ赤な草紅葉もまだ先、という感じで す。でも緑のなかに黄色やうすい赤が点在…

腐れ玉ではかわいそう

iyd29oobbzbbz4bさん、ご訪問ありがとうございます。 「クサレダマ」と書かれたら「腐れ玉」と思われますよね。黄色い萩に似たきれいな花なのに、かわいそうで す。ほんとうは草蓮玉。花がマメ科の低木・蓮玉(れだま)に似ている草本だから、とか。片仮名…

沼ではなくて海です

海ではなくて池か沼みたいだけれど、これでも野付湾の海面です。野付半島を地図で見ると、砂洲がエビの脚 や尻尾みたいにたくさん伸びています。胴体にあたる道路から見える海はその間の狭い部分だけ。今にも降り そうな天気で水は灰色です。その上対岸が見…

オンネトーのエゾシカ

オンネトー湖畔の国設キャンプ場は森のなか。開けた場所には8月の陽光が降り注いでいたけれど、ここはう す暗く、テントを設営している母親のそばで子どもが指さし騒いでいなければ、わたしもシカに気づかなかったで しょう。フラッシュなしで撮ったので、…

けむる湖

bdu298b0zb9z20さん、ご訪問ありがとうございます。 健さん、そちらはまだ暑いのですね。美幌は昨日から雨で、動いていないと上着を着ていても寒くて。 屈斜路湖は西が広く東が狭くなっています。西から湖を展望できるのが美幌峠で、東側に近いのは藻琴山展…

青いオホーツク海

健さん、美幌はもうすっかり秋です。陽射が強くても暑いのはせいぜい11時から3時まで。その後も袖のある シャツに着替えずにいると鼻水が出たり。田園では小麦、タマネギが終わり、トーキビが収穫期です。 晴れた日に能取岬から望むオホーツク海の青い水…

色あざやかなツリガネニンジン

しっかり自立しているツリガネニンジンは見たことがないと、前に書きました。でもここ野付半島の草原では、ま っすぐ立っているほうが多数派です。それに、これだけたくさん群れているのも、わたしにとっては珍しく。もうひと つ、色がとにかくあざやかです…

初秋の野付半島原生花園

なとりさん、太平洋に突き出ているお住まいに近い岬は、オホーツク海の岬と季節感がちがうのでしょうね。 そらさん、昨日のフリペに、サロマ湖畔でサンゴソウの色付きが始まったという記事が載っていました。まだほ んの一分だそうですが。 野付半島は野付湾…

岬の夏が終わるころ

8月22日の能取岬です。短い夏が終わろうとしています。白い蝶と黄色い蝶が互いに戯れたりムラサキツメク サにとまったり。羽の模様がよく似ています。モンシロチョウとモンキチョウでしょうか。 エゾフウロは夏の草原でよく見ます。派手な花の多い季節に…

山から霧が這い降りる

山の尾根筋を歩いていると、下から這い登る霧を見ることがあります。ここ、藻琴山南面の中腹にある小清水 展望台では逆に、山から這い降りてくる霧を迎えました。麓からは山にかかる雲なのでしょうね、距離がある間は 輪郭が線になっています。だんだんあた…

トリカブト咲く

湯の滝の広場を囲む茂みで、たくさんのトリカブトが花を付けていました。ひとつの花に注目すると、誰かが鳥 の兜に見立てた面白い形です。色はちょっと毒々しいような。毒草という先入観のせいかもしれないけれど。 新型豚インフルに警戒を 9月3日の朝日新…

湯の滝にティラピア

rbs283ob0z38z29 さん、ご訪問ありがとうございます。 そらさん、森はいいですよ。蚊がいない季節ならしばし佇むのもいい。 温泉水が流れ落ちる崖の下に池があって、ぼこぼこ泡が出ています。温水が湧きだしているみたい。かつて誰 かがこの池に放した熱帯…

湯の滝は生きているマンガン鉱床

そらさん、ヒマワリはありますよ。緑肥として植えられていたり、観光用に栽培されていたり。迷路が作られてい るところも。街の道路脇や家周りにも多いですね。ウチでも毎年花を咲かせていましたが、今年はなぜか生えて きませんでした。 オンネトーに近い森…

エゾオグルマはヒマワリに似る

今の時季に水辺の草原でよく見かける黄花です。オグルマは本州でもどこにでもあって、タンポポに似た秋の 花ですよね。エゾオグルマはタンポポとはまったくちがいます。草丈は高いものでは80センチにもなり、花も葉も 大柄です。細かな花弁がたくさん輪形…