摩周湖北裏森深く


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 道道1115号線は、知床半島の付け根に位置するオホーツク海岸の町・斜里から内陸に入って、裏摩周展望台

分岐点まで伸びています。その名も斜里-摩周湖線。この道が摩周湖の真北にさしかかったところに、神の子

池に行く砂利道の入り口があります。でこぼこ道をしばらく走り、池のほとりにある駐車場から、沢沿いに少し森

のなかへ踏み入って撮ったのが、今日の写真です。熊出没注意の看板があったので、15分ほどで引き返しまし

た。

 ちょっとしか入らないのに、深い森の雰囲気があります。それも当然、1115号が摩周湖裏の森を通る道路で、

そこから渓谷を遡るように入り込んだところが駐車場ですから。さらに奥へ分け入る道は、前日までの雨で濡れ

ていました。家を出たときは青空が広がっていましたが、森のなかは木漏れ日が射すだけで、渓流の水面は黒

いところがほとんど。移住してきた本州人が大規模に開拓するまで、北海道の大地は大部分がこんな森に覆わ

れていたのでしょうね。