2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

さくらの滝

そらさん、神の子池には、夏の観光シーズンこそ道内各地や本州から観光客が 集まりますが、それ以外の季節はたいてい閑散としています。特に林道が雪で埋 まっている間は、地元の人もめったに行きません。わたしは一度だけイベントに参 加し、かんじきを付け…

赤い実はエゾノコリンゴ

大きさは径1cmほどで小さくとも、形はちゃんとリンゴです。ワッカ原生花園 の、ネイチャーセンターから海に向かう舗装道路をたどると、海岸沿いの竜宮海 道に達する手前が登り坂になつています。その両側に背の低いエゾノコリンゴの 木がびっしり生えてい…

神の子池の水底

摩周湖裏の深い森にある小さな池。神の子池の名は、アイヌ語でカムイトウ(神 の湖)と呼ばれた摩周湖の水が、伏流水となって湧き出していると考えられたから だそうです。だけど実際には、伏流水になって湧き出す雨水が水源だとか。 流入する川はありません。…

エゾツルキンバイ

9月21日の野付半島で、ネーチャーセンターからトドワラへかけての原野で撮 りました。春雪解けとともに咲くツルキジムシロによく似ています。キンバイの仲間 は春から夏の花です。エゾツルキンバイも、図鑑に記載されている花期は6・7月 です。 9月下…

渓流

デジモナさん、川岸のアオサギの頭、模様が禿げのように見えますね。こちらでは あちこちの水辺で大群落を目にします。南に渡る準備で集まっているのかな。 北海道の山は最高峰の旭岳が2.290m。2.000mを超える山は、日高の幌 尻岳を除き、すべて…

野付半島の雄鹿

そらさん、少し近づいただけでもすぐに逃げだす鹿と、かなり接近を許す鹿とがい ます。危険を経験したかどうかの違いでしょうか。 デジモナさん、美幌はこのところ晴れた日が続いています。台風はたいていここに 来るまでに消えているのでたすかります。 ワ…

原生花園の雌鹿

今年は夏まで一頭もエゾシカを見ませんでした。これまでは、美幌峠から弟子屈 に下る道路や屈斜路湖畔、能取岬、阿寒湖畔など、年に何度か写真に撮ってきま した。 特に知床は、国道脇の斜面や五湖に近い森など、確実に出会える場所がありま した。道路をふ…

雲のある風景

デジモナさん、手押し消防ポンプ、わたしの子どものころは現役でした。いつごろ から使われなくなったのかなー。 藻琴山中腹、小清水ハイランド(標高725m)から眺めた朝の風景です。屈斜路 湖は東部で幅が狭くなっています。南西で対岸の遠景になっている…

エゾフウロ

デジモナさん、今年の夏北海道で大雨があったのは、稚内・礼文島、札幌周辺、 道南です。ここオホーツク地方は、日照時間こそ短かったものの、水害はありませ んでした。今後のことはわかりませんが。 竹林の写真、懐かしいような気持になります。笹はこちら…

甦れサンゴソウ

デジモナさん、彼岸花には死人花の異名もありましたね。お写真の黒い蝶から の連想かも。 かつては日本一の規模と言われた卯原内のサンゴソウ群生地です。地元の土 壌改良作業が裏目に出て、ほとんど壊滅状態になったのが4年前。行ってみて、 わずかな赤を…

ワッカ原生花園の秋

デジモナさん、11月になって霜が降りても、昼は外が茶色だとまだ秋の気分で す。気温が-10度を超え、周りの色が白になると、冬が来たのだと納得します。 鹿児島環境未来館のテーマは水ですか。だいぶ前に、温暖化で、西日本に旱 害・水不足の地域が増え…

湖面の夕映え

タムラ、ウンランは本州や四国北部にも分布しているそうだけど、こちらに来るまで は見たことがなかったよ。 沈みかけている夕陽がサロマ湖の湖面に映り、黄金色の光模様が出現しまし た。光柱の下にできる砂金をばら撒いたような輝きを強調しようと、トリミ…

海蘭

海蘭・うんらんは蘭ではありません。海岸に咲く蘭のように美しい花ということで しょうか。見るといつも、混ぜる前のスクランブルエッグや目玉焼きを連想します。 黄色と白のツートンカラーが印象的ですから。 何年か前にサロマ湖畔の砂浜で見つけたのが最初…

森の奥に水鏡

サイタマンさん、水(と氷や霧)の表情が好きなので、海、湖、川、渓流などで、これ からもいろいろ撮ることになると思います。偏光フィルターを使ったり、明るくしたり暗 くしたり、一瞬を静止させたり動きを表現したり、拙い技術で可能な範囲で、カメラな ら…

朝のコスモス

デジモナさん、だいぶ前にたぶんテレビの特集番組で見たのだと思いますが、ヨ ーロッパ、ロシア、アラスカ、カナダの北部で、北極海航路の利用が増え、今まで氷 床の下にあった地下資源の開発が盛んになり、繁栄しはじめた地域がいくつもある とか。温暖化が…

飛沫

デジモナさん、セイヨウノコギリソウは栽培されることもあるようです。鑑賞用、ハー ブ、薬草として。 そらさん、温暖化でヒトが絶滅することはないけれど、崩壊する国家が出たり、管 理されなくなった放射性物質が拡散したり、大きな戦争が起きたりは、あり…

ノコギリソウの仲間

そらさん、光る湖面は明るすぎるので、ハレーションを避けるため、暗くして撮って います。今の季節、午後3時はまだ写真ほど暗くなっていません。 子孫の生き残りは、生物としての個体の能力に依存するところが大きいでしょう ね。温暖化や海洋酸性化が進む…

光るサロマ湖

デジモナさん、送水口って、消防車のホースに連結するのでしょうか。 名前にエゾが付く植物でも、北海道固有種は稀なようですよ。 そらさん、この間のNHKスペシャル、「巨大災害」第1・2集が、日本を含む世界各 地で最近相次いでいる気象災害は、太平洋…

エゾカワラナデシコ

そらさん、明け方は涼しいというより寒くて、足元にヒーターをつけてパソコンに向 かっています。 デジモナさん、月明かりのススキ、なんだか不思議な雰囲気ですね。 ハマナスは山陰以北の本州にもあるようですが、わたしも北海道以外で見た記憶 はありませ…

ハマナスの実は艶やかに

デジモナさん、お写真のアメリカンディゴ、花や葉の形が萩に似ているような。花の サイズはだいぶ大きいようですね。彼岸花、こちらでは見ません。寒さに弱いのか も。 秋の野山に赤い実はいろいろあるけれど、ハマナスの実は大きさも色艶も別格 の感じです…

キツリフネ

名前は花の黄色いツリフネソウという意味。ツリフネソウの花は赤っぽく、シロツ リフネは名前の通り白っぽく、両方とも花の尾部が渦巻になっています。キツリフ ネは鉤状に曲がっているだけ。 花期は長いし分布も広く、珍しい花ではありません。それでも撮っ…

樹海

屈斜路湖とオホーツク海の間(40㎞弱)に広がる樹海です。標高700mの小清 水高原で撮りました。網走―斜里の海岸がある北方向に、田園や建物が小さく見 えます。屈斜路湖寄りの南半分は森の連続です。地図で確かめると、摩周湖と屈 斜路湖の間から始まり…

ヤナギタンポポ

デジモナさん、サクラマスはオホーツク海から渓流を2,30キロ遡上するようです。 川に留まればヤマメとして生涯を全うできるのに、わざわざ海に出てサクラマスに なるのは、体を大きくしたいからかな。サケよりは小さいけれど、大きいものは1メ ートル近…

サクラマスの滝のぼり

デジモナさん、鹿児島港に豪華客船が続いて入港しているのですね。網走港にも たまに寄るようですが、わたしは見たことがありません。 清里町に、産卵のために渓流を遡上するサクラマスが、ジャンプして飛び越える 4メートル弱の滝があります。遡上シーズン…

ヤマハハコ

デジモナさん、すごい夕焼け ! こちらも昨日から雨です。 オリンパスだったんですね。豪華船は新しいレンズの撮り初めかな。 春の七草のハハコグサは黄色い花を付けますが、ヤマハハコは白。8月から 10月まで咲いて、その後は雪に埋もれるまでドライフラ…

入り混じる季節

昨日ウチの庭や玄関先で撮りました。コスモスは今盛り。アジサイにはまだ花が。 ヒマワリが咲きブドウが稔りホウズキが赤くなっています。八月の多雨と日照不足 の影響でしょうか、ある植物には秋が早く、逆に盛夏の強い陽射しを浴びて去るは ずの花が残って…

能取岬の夜明け

雲の多い空の下で、灯台の明かりが薄闇を貫いて回転しています。草露に足首を 濡らしながら歩くうちに、雲間に昇った太陽が、海に光の道を描き、山々の上空をう す桃色に染めます。僅かに見えはじめた青空の下に、小さい牧舎がぽつんと。牛も 馬も今朝は違う…

ハマナスの残り花

デジモナさん、EDというとニコンかな。わたしはキャノンで、タムロンの70-300に ×1.5を付けて使っています。以前の純正品75-300に比べAFが遅く、空の鳥を撮 るのに苦労します。 ハマナスは紫っぽい花から真っ赤な実へ、移り変わる季節です。それ…

アオサギの群れ

デジモナさん、秋は日没後すぐ暗くなるので、次の初夏にサロマ湖で雲間の夕陽 にトライしてみます。 甲板に陸上競技のトラックを作れそうな巨船ですね。 全長は90センチほどですが、翼を開くと150センチを超え、かなり大きく感じま す。九州では冬鳥、…