2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

氷花

健さん、お勤めを再開されたのですね。少しうらやましいような。どうぞよいお年を。 ウチの庭に接する隣の空き地に生えたヤマハギです。秋の花はみすぼらしいけれど、氷花がみごとです。繁る 夏にはうっとうしいのに、あえて伐らなかったのは冬のため。先週…

川岸の夜明け

そらさん、雪景色を気に入ってもらえて嬉しいです。わたしは高卒とともに雪国を離れ、50年ほどを経て老年 期に再び白い冬をくらしはじめました。なつかしさのような気持ちがあるのでしょう。ずっとここにいたらちがつた かも。 冬は特に、明かりがさしはじめ…

雪化粧の森

枝に載った新雪がまだあまり落ちていない森です。路がこのあたりにさしかかると、木々が化粧しなおして迎え てくれているようで、嬉しくなります。車でたおやかな曲線を描く丘陵や、キラキラ輝く雪原の脇を通るときも、つい 見とれてあわててハンドルを戻す…

12月のアカゲラ

サイタマンさん、土手の新雪にはキタキツネの足跡があり、-20度台の朝でもヒヨドリの鳴き声が聞こえ、アカ ゲラの飛ぶ姿があります。寒さにめげない動物がいるのですね。 ようやく雪がやんだ12月のある朝、魚無川沿いの林でアカゲラが活発に動き回っていま…

せせらぎ公園雪の道

美幌川の土手は雪が深く、スキーなしには歩けません。しかしせせらぎ公園の遊歩道はきれいに除雪されてい ます。湿地にさしかかったところでチィチィと短い地鳴きが聞こえ、根元に近い枝を忙しく動く小鳥を見つけまし た。一回シャッターを押したところでゴ…

五色に光る窓氷

昇りはじめた太陽がサンルームのガラスに着いた氷を照らします。その時間帯に部屋の窓越しに覗くと、たくさ んのキラキラが目に飛び込んできます。部屋から寒いサンルームに出てガラスに近づけば、赤、黄色、白、青、 紫の彩りが見えてきます。氷の微細な凹…

光る雪原

まりさん、ナイスのポチはあなたでしたか。ありがとうございます。 そちらはまだ雪があまり多くないようですね。美幌は道央や本州日本海側同様の大雪です。 午後3時を過ぎると、低くなった陽の光を受けて雪原が光りはじめます。周りが少しずつ暗くなり、夕陽…

冬のカモメ

niceをありがとうございます。 12月初旬に能取岬の海で舞っていたカモメたちです。美幌では終日零下。風の強い岬付近はもっと寒かった はずです。それでも彼らは悠々と飛んでいます。今まで何度も、引き潮で露出している岩礁の付近に、たくさん 群れ集ま…

知床雪山

冬の晴れた日は常呂から斜里の海岸はもちろん、網走の丘陵からも知床の白い山脈がくっきり見えます。斜 里岳や藻琴山は内陸の単独峰の印象ですが、知床の山々は横一線に整列しています。知床峠の北に羅臼岳・ サシルイ・硫黄岳の連山があり、南は遠音別岳か…

木立の霧氷

きれいな霧氷が見られる条件は何なのかなー。まず-15度以下に冷え込むこと。そしてよく晴れた早朝。あと 夜の間に枝に雪が着かないこと。これらの条件が全部そろっても、あまり冴えない朝もあります。湿度も影響す るのでしょうね。川岸から2,3百メートル離…

冷え込む朝の土手歩き

日の出から間もない7時ごろ、しっかり身支度をして美幌川の土手へ出ました。雪ばかり降って零下二桁になる 日が少なかったのですが、昨日朝は冷えて日射しが明るく、いつもの冬に戻ったみたいで嬉しくて。深雪に備え てスキーを履きました。山歩き用で幅広で…

冬晴れのオホーツク海

先週のよく晴れた日、能取岬から知床半島にかけてのオホーツ海は、まだ沿岸氷も流氷もなく静でした。一枚 目は濤沸湖の湖口に近い北浜から知床方面の海を。三枚目が能取岬で、二枚目はそこから撮ったサロマ湖方 向の海。四枚目は岬の崖下。五枚目は能取湖と…

寒い朝 インフレ注意!

先週のある日、-2桁台に冷え込んでいる朝の時間帯に撮ったものです。このところ雪空が続いていて、この 日の青空がなつかしくなるような。陽が高くなるにつれていい天気になりました。庭に言葉通りの「ふくらスズメ」 が遊びに来ました。つららも明るい光が…

午後の雪原

2日続きの大雪の後、青空が見えた日の午後2時ごろ、郊外の田園地帯に出てみました。あちこちで車を停め て撮りながら高台をめぐるうちに、まだ3時にもなっていないのに、夕ぐれの気配が忍び寄ってきました。西方に 雲が張り出してきたこともあるけれど、この…

美幌川のオジロワシ

先週水曜日、美幌川にオジロワシが来ていました。あいにく絡み合う枝が邪魔して顔はよくわかりません。角度 をいろいろ変えてみたけれどダメ。せめて飛び立つところを撮ろうと待ってみましたが動かず、根負けして歩き出 し、2,3分して振り返ったらもういませ…

白い枯枝

寒い朝の楽しみの一つは霧氷に飾られた草や木の枯枝です。昇ったばかりの低い陽に、小さな氷の結晶がチ カチカ光る様子を写真で表現するには、画面をもっと暗くしなくてはなりません。肉眼だと背景を含め全体が明る くまぶしいのに、枝のここそこのチカチカ…

屋根さまざま 温暖化を生きる

20年とか30年とか前に建てられた家は、一階部分の下屋根と二階を覆う上屋根の二層になっていて、傾斜が 緩やかです。 7年前に北海道に移ることを検討しているとき、美幌役場の人に、雪下ろしがたいへんではないか と尋ねると、必要ないという返事でした。雪…

冬晴れの感動の経

先週末の大雪の前日は冬晴れで明るい光が満ちていました。陽気に誘われてドライブに。能取岬から網走海 岸を南下し、網走市―大空町―美幌町と続く高台の田園地帯を西に抜けるコースです。そのうち網走丘陵で見 晴らしのいい部分が、「感動の経」と呼ばれてい…

霧氷はじまる だれに投票する?②

昨日朝の最低気温は-12.9度、この冬初めて窓からはっきりした霧氷が見えました。朝食の後片づけが終わ った8時過ぎ、スキーを着けて初霧氷を撮りに美幌川の土手へ。陽が高くなっていたので、逆光では少し黒ずん で、順光では白く写っています。出たばかりの…

雪浅い田園

上の3枚は先週末の大雪が始まる前日に、女満別の丘陵で撮りました。最後の1枚は昨日の午後に町の高台 で。撮るときは雪浅い田園風景も悪くないと思っていましたが、最後の写真に比べるとやっぱり中途半端な気が します。冬はきっぱりした冬でなくてはいけま…

小鳥たち

サイタマンさん、あなたのコメントにあったネット空間への期待で、わたしにはその発想がなかったと気付きまし た。わたしも実地ではツイッターやSNSを使っていないので、『希望論』(NHKbooks 宇野常寛・濱野智史)の日 本的ネット空間論に影響され…

オホーツク海荒れもよう

モノクロで撮ったわけではありません。吹雪いている海の色がこうだったのです。若かったころ冬の日本海で、 20メートル余の壁となって崩れる波を見たことがあります。この日能取の海は、それほどの高波ではなかったけ れど、ずっと沖のほうまで湧きかえりあ…

キラキラ 超インフレになったら

そらさん、さっき除雪車が来ました。今日は大雪になりそうです。冬はいろいろきれいなものもあるけれど、厳 寒期の前に積もる湿った重い雪は困ります。 先月末のある朝、内窓を開けたら空き地の枯れ草がキラキラ光っていたので、望遠で撮ってみました。霜で…

網走湖の氷 誰に投票する?

12月に入って最低気温が零下2桁に近い日があって、早朝の網走湖でこんな氷を見ることも。全面凍結した後 より、岸からちょっと離れた湖面にはさざ波が立っている今の時季のほうが、氷の造形が多様です。だけどこれ らのオブジェのほとんどは、鑑賞する人のい…

枝陰のキジバト

こんな込み合った枝葉の陰に潜んで静かにしている鳥は、ふつうならその存在に気付きません。わたしはたま たま何かがここに飛び込むのを見ました。それで静かに木の下に近づき上を向いて一周したら、上の写真のよう な姿があったのです。小鳥と言うには大き…

日ぐれ空

このところの日没時間は午後3時47分台。だけど南西方向は小高い丘になっているので、もう少し早く沈みま す。低い陽が射し込んで暖房が要らないほど暖かい日でも、3時を過ぎるとにわかに寒さが増します。茜色に 誘われて田園地帯に出てみたものの、雲が多す…

雪の庭

ある朝、庭の植物たちが雪をかぶっていました。エゾムラサキツヅジは丸まった葉で雪を捧げ持っているみた いです。タイムは白い背景によって、小さな葉の緑が引き立てられています。ラベンダーは綿が絡みついたみた い。茶色く枯れ果てていないのは、11月の…

羽ばたく

羽ばたきはするけれど飛び立つわけではない、白鳥のそんなシーンです。一羽だけのパフォーマンスで終わる ことも、まわりの鳥たちを巻き込んだ大騒ぎになることもあります。継続する時間は短いと10秒、長くて1分という ところでしょうか。群れのどこでいつ始…

岬の道は吹雪いてた

ナイスを寄せた下さった方々、ありがとうございます。 ふじまるさん、ご訪問ありがとうございます。 ところで、あなたのTPPについてのご意見、興味深く読ませてもらいました。わたしは日本の参加に反対 です。グローバル化にはいいグローバル化と悪いグロ…

漂うマガモ

ねえマガモさんたち、湖の波に漂いながら何考えてるの? わしらはいま婚約したばかりじゃ。緑の首と黄色い嘴、それに黒白の翼、この美しい姿が彼女を虜にしたのよ。 エクリプスが終わったばかりだから、緑がちょっとくすんでいるけどな。まだまだあざやかな…