2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

エゾエンゴサクの季節

ゆめらじさん、そらさん、タムラ、あのアカゲラは撮った後に飛び立ったから、ちゃんと生きていましたよ。枝の 下側に仰向けに止まっていて足を離し、その背中に近い下の枝に着地したのでしょうか。 先週金曜日に魚無川崖上の美富自然公園でエゾエンゴサクが…

森の野鳥たち

そらさん、タチツボスミレだとしたら多年草みたいです。地下茎が横に這うようなので、それで年ごとに花咲く場 所がずれるのかも。今朝ちょっとネットで検索してみました。 サイタマンさん、前にはなかったけど、小さな草花や小鳥に目が行くようになりました…

枯葉の陰に小さなスミレ

そのつもりで注意深く探さなければ見落としそうです。町のせせらぎ公園から笹薮と枯枝を分けて美富自然公 園に登る途中と登り終わった崖上で、枯葉の陰にこれだけ見つけました。普通のタチツボスミレでしょうか。それ にしても小さいですね。全国に分布する…

コガラの水浴び

雪が融けてできた水溜りで、コガラが替わるがわる水浴びをしていました。冬の寒さに耐える体勢のままだと、 4月の陽気が暑すぎるのでしょうか。濡れると羽が乱れてボロ雑巾みたい。いつもは最後の写真のようにすっきり スマートな体形なのにね。

アズマイチゲ可憐

福寿草とともに花の季節到来を告げるのがアズマイチゲ。日本全国に分布しているようですが、このあたりで は4月後半に残雪の縮小とともに姿を現します。草丈は20センチ未満、花弁はなく白のはガクだとか。木々が葉 を茂らせると地上部は枯れます。雪が消…

残雪の森

網走湖畔の森はまだまだ雪が消え残る場所がありました。露出していく地面を追って、黄色い福寿草が咲き白 い水芭蕉の芽が伸びています。崖上の経では残雪を踏み、崖下の森ではぬかるみを避けて笹薮に踏み込みま す。あまり快適な森歩きとは言えません。それ…

カラはカラでも

今年庭のカエデで見た小鳥はスズメとカラの仲間です。今日の写真で、後のほう4枚はシジュウカラだと思うの ですが、初めの2枚はちがうような。一枚目はあごに無精ひげみたいなのが見えて、二枚目はあごの黒い模様 が台形です。コガラ、ハシブトガラのよう…

水芭蕉きよら

湖畔の森で雪解け水が溜まった湿地です。水面は澄んでいても、底は炭化した落ち葉の泥。水が集まって小 川になったところでは、わたしが進むにつれ足音に驚いた大きな鯉が跳ね、そのたびに濁った泥水が湧きあがり ます。同じ水芭蕉の群生地でも、清流がめぐ…

解氷急ぐ網走湖

ゆめらじさん、ヒースって荒野を象徴する植物の印象ですよね。エリカは荒野の潅木の総称みたいだけれど、 昨日の写真の花は凛としたところがあって、西田佐知子の歌の情緒とはちょっとちがうような。 金曜日に網走湖呼人半島にある探鳥遊歩道を歩いてきまし…

エリカの花が咲いていた

サイタマンさん、渡りのキンクロハジロが関東の河川に姿を見せることはありそうですね。夏も留まるのは北海 道だけらしいですけれど。頭の羽でわたしは弁髪を連想しました。 お目覚めは5時台ですか。わたしはこのところ不規則だけど、3時から4時の間が一番多…

水鳥遊ぶ岬の浅瀬

引き潮で浅瀬になった能取岬の崖下にたくさんのカモメが集まっています。満ち潮のときはほとんど見かけま せん。カモメはダイブして潜水することはないのでしょうね。表面に出たアサリなどの貝類が狙いなのでしょうか。 この浅瀬では貝を採る人を見かけたこ…

網走湖のキンクロハジロ

湖水が網走湖から網走川に流出するあたりにおびただしい数のキンクロハジロが群れていました。虹彩の金 色、頭や背中の黒、水切り羽の白と、名前どおりの外見です。もっともメスは褐色がかっていて、白がはっきりし ていません。日本へは冬鳥として渡来する…

茜色の朝空

サイタマンさん、あなたのコメントがあったので、今日の写真は夜明けの空にしました。埼玉の家では窓から日 の出を見た記憶がないですよ。見えなかったのか、起床時間が遅かったからか、どっちかなー。 今朝は小雨なので見えませんが、4時過ぎに南東の窓を開…

残氷岬の遠い鷲

先週の能取岬、西岸の崖下で残氷の上を飛ぶ鳥がいました。遠くて姿は小さいものの、白い尾翼からすると尾 白鷲です。福寿草が咲きはじめています。また冬が来るまでここでは会えないと思っていたので、意外でした。 数は少ないのですが、渡りをせず道内に留…

樹間の朝陽

美幌川の土手を歩いていると、対岸の丘にある針葉樹林の後から朝陽が昇ってきました。春になって大きさが 増したような。たぶん茂る枝で光が拡散したり、無意識に樹と比較したりしたことから生じた、錯覚でしょう。いくら かは軌道が北に寄ってきて明るさが…

岸辺の残氷

先週の能取岬西岸です。崖の斜面には雪が、磯には少し沿岸氷が残っていました。最後の一枚で上辺に見え ている白い帯は能取湖です。海に接した湖面は融けていますが、その他は一部を除いて凍結したまま。そのわ ずかな解氷部を目当てに、もうアサリ採りの車…

湖畔の野鳥5種

野鳥の季節真っ只中、森はさまざまな囀りでにぎやかです。今日は屈斜路湖畔で撮った五種を。コガラ、ヒヨド リ、ツグミ、ミヤマカケスは何度か会っています。最後の2枚、これまでに見たことがないような。後姿の黒ヘルメ ットをかぶったような頭が印象的で…

四月の雪景色

今月4日の朝10時ごろ、美幌川の土手や近くの公園ではこんな景色が見られました。写っている小鳥はヒヨド リです。昨日の朝はうっすら白くなっていましたが、今月に入ってからちゃんと降ったのは1日だけ。このままで 終わるかどうかわかりませんが、今日…

さすらう?川鵜

ゆめらじさん、知床の鹿は好きじゃない針葉樹の樹皮をかじって冬を生き延びようとしていたそうです。屈斜路 湖畔の森では、雪をほじくって笹を食べていたのでしょうね。若草が萌えるのはまだ先だけれど、笹を覆う雪が融 けているところは多いと思いますよ。 …

わずかに咲いた福寿草

いつもの年なら能取岬の海に面した崖や遊歩道の脇にたくさんの福寿草が咲いている時季なのに、今年はそ のつもりで枯れ草の間に眼を凝らして、ようやくまばらに何本か見つかる程度でした。海風でいち早く地面が露出 する岬も、今年は雪融けが遅れて、なかな…

車道を渡るエゾジカ

屈斜路湖畔の道道52号線で野鳥を探しているとき、ずっと先で数頭のシカが車道を渡る姿に気付きました。す ぐに車で近づいたのですが、群れが渡り終わろうとしていたので、十分に近づく前に車を停めて撮りました。最後 の一枚で後ろを振り返っています。ま…

能取岬の残氷残雪

紋別からウトロまで、どこも海開けが宣言されたという話は聞こえてきません。近年には珍しい遅れ方です。沖 にはまだ流氷塊が居座っているようですが、昨日の能取岬からは見えませんでした。海に残る氷は崖下に残る 沿岸氷と海を漂う小さな欠片。遊歩道や牧…

白黒の編隊飛行

飛ぶ姿は見慣れたマガモに似ていますが、よく目立つ白黒二色はちがいます。屈斜路湖の温水が湧く砂湯 近くの水面で泳いでいるのを見ると、頭が黒いのと茶色いのと二種類。オスとメスでしょうね。遠いからよくわから ないけれど、カワアイサじゃないかな。フ…

春兆す湖

関東以南には春たけなわのところも少なくないのでしょうね。ここ、先週の屈斜路湖は、ようやく春の兆しが見え てきたところでした。 昨日から読みはじめたスティ-ヴン・J・グールドの遺作、『ぼくは上陸している』(早川書房)に夢中になっていま す。彼が亡…

湖上のハクセキレイ

町で見慣れたハクセキレイも、凍結した湖上で遊んでいる姿は一味ちがいます。ここは屈斜路湖和琴半島の 付け根。温水が流れ込むところだけは融けています。脚を踏ん張り大きく嘴を開いて、縄張りを主張しているの かな。氷上にも餌になる虫はいるのでしょう…

柳ふくらむ

ここ数日かぜ気味で食料の買出し以外外出を控えていました。上の写真はその前のもの。いまはもっと穂が ふくらんでいるでしょうね。窓から見える土手の斜面で雪融けが広がっているから、そろそろフキノトウが顔を出し ているところもありそう。岬には福寿草…

丘に日が昇る

いまの時季は太陽がやや南に逸れた東の空に昇ります。家に近い美幌川の土手からは、対岸の丘にある製 粉工場の右手に見えてきます。年末の日の出は南の藻琴山だったので、45度近く移動したことになります。こう なると町内のどこからでも、たいてい木々に…

春を待つ田園

雪がやめば美幌川の土手にところどころ枯れ草が露出します。でも田園はまだ白い場所が多く、農家の人々 がトラクターを乗り入れて融雪剤を撒いています。 ウチの庭でも土を撒いたところは他より10センチほど雪が低くなっていましたが、一昨日にだいぶ降り…

姿すっきりシジュウカラ

そらさん、お互い仕事を引退し老い先短いことを自覚しているからかな。相手の好意に素直に反応できます ね。 シジュウカラはカラス、スズメ、ヒヨドリについで見かけることが多いような。顔はほおかぶりした山賊のようだけ ど、姿はすっきりスマート。このと…

三月末のせせらぎ公園

タムラ、ふだん見るシッポがりっぱだから、落差がちょっと意外だよね。 そらさん、昨日見たイエローストーンのドキュメントで、キタキツネの仲間のアカギツネが1.5メートルの雪の 下にいるネズミの動きを聞き取って、雪にダイブして捕まえていました。寒…