2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハマハタザオ

5月23日 ワッカ原生花園 海岸草原でエゾキスゲやゼンテイカなどの派手な花に先駆けて咲く地味な花で す。花色は少しくすんだような白であまり目立ちません。ほとんどぶれることなく、 分岐もせず一本だけ垂直に伸びる茎が特徴です。この茎の様子から旗竿…

流木

5月23日 ワッカ原生花園の海岸 流氷と同じようなルートでオホーツク海を漂い、ここにだたどり着いたのでしょう か。ロシアの東部や極東地方、あるいはカムチャッカ半島で、冬季に河を閉ざして いた氷が砕けて氾濫したとき、森を削り倒木を押し流し、はる…

野のスミレ

5月23日 ワッカ原生花園&ところ遺跡の森 野に咲く小さなスミレの花を見つけると、「なにやらゆかしスミレ草」と詠んだ芭 蕉の気持ちがわかるような。そのつもりていないと見過ごしてしまいそうな小さな 花です。ワッカ原生花園では群生はほとんどなく、…

海岸草原の春

sho*e*さん、その美幌町の住人です。住みはじめて12年、近隣150㌔ほどの範 囲のめぼしい景観を今も探して撮っています。なかなか離れてくれない小鳥、かわ いいでしょうね。 5月23日 ワッカ原生花園 オホーツク海とサロマ湖に挟まれた砂丘地帯に広…

センダイハギの咲きはじめ

5月23日 ワッカ原生花園 ワッカ原生花園の華やぎの季節はセンダイハギから始まります。それまでにも タンポポ、ツルキジムシロ、スミレ、ハマハタザオなどは咲ますが、タンポポ(西洋 タンポポ)はどこにでもあり、ハマハタザオの白は少しくすみがあって目…

和琴半島の桜並木

盆栽文化さん、このような樹形は摩周湖岸にも見られます。だいたい500m以上 で風が強い地形に特徴的なのでしょうね。 5月16日 和琴半島への道 和琴半島への道標に従って国道243から北へ折れると、桜並木が目に飛び込 んできます。実際の並木はもっ…

風雪に耐え

5月16日 小清水高原と道道52号線 美幌国道の白樺並木はこんなに捻じれたりよじれたりした枝ぶりではなく、もっと すっきりしています。ここ小清水高原一帯の高地でも、若木はそれほどではない けれど、年取った岳樺は幹が途中で折れていたり曲がってい…

狂い咲きかなエゾノコリンゴ

5月23日 ワッカ原生花園 道内でも5月中にエゾノコリンゴの花が咲く場所はあると思いますが、ここオホー ツク地方では6月の花です。現に、ワッカ原生花園にたくさんある樹で、咲いてい るのはこの一株だけでした。他の株は三枚目のような蕾の季節です。…

コブシの花が散り残る

5月16日 道道52号線砂湯ー古丹 標高は高くないのですが、52号線の屈斜路湖畔道は海側の平地より気温が低 いのでしょうか。春一番の樹の花である白いコブシがまだ散り残り、山桜の薄紅色 と競っていました。

高原の浅い春

5月16日 小清水高原 緑は笹と針葉樹だけ。あと、黄色はフキノトウ。他の草花も落葉広葉樹もまだ芽 吹いていません。標高700mの高原の春は未だ始まったばかり。この日は薄曇り。 東の網走方面も北東の知床半島方面も、もやっていて天と地の境目は判然と…

残雪

5月16日 小清水高原 高度が700mに近づくと、5月半ばでもまだ融けきれぬ残雪が目につくようにな ります。藻琴山への登山道も入口は雪渓です。頂上に着くまでには何度か雪を 踏むことになるのかなー。

木々の芽吹き

5月16日 道道52号線 川湯から国道243号線に合流するまでの道道52号線は、屈斜路湖畔に沿っ た道です。5月半ばからの木々の芽吹き、6月からの青葉、10月の紅葉のなか を走るこの路のドライブは、冬の凍湖の風景を含め、わたしの好きなコースで…

林間の山桜

盆栽文化さん、開園前だし有料なので中に入らなかったので、全体を撮ることが できませんでした。中に入り丘の頂上登ると、さらに広い芝桜の風景を目にすること ができます。 5月16日 道道52号線 砂湯ー古丹 美幌の街はもう葉桜です。フラパラの桜も一…

東藻琴の芝桜

5月16日 東藻琴芝桜園 小清水公園に行く途中、東藻琴の芝桜園の前を通ります。開園時間の8時まで はまだ間がある時間でしたが、すでに係員が来ており、駐車場には数台止まって いました。何しろここは一帯では最も知られた観光地、休日などは渋滞が起き…

山の湖

タムラ、雪柳は地面に接触した枝から根が出て増えるらしいから、繁殖力が旺盛 なのでしょうね、 五月16日 小清水高原から藻琴山駐車展望台までの山道 このところずっと雨と曇りの日が続いたので、昨日は薄曇りのなかを一応雨具を 携行して小清水高原を起点…

フラパラのレンギョウ

5月5日 フラワーパラダイス フラパラではスイセンとともに耀く黄色で自己主張していました。こちらでも公園 や庭先でよく目にします。外来種をもとにした園芸種は全国に広がっているようで すが、日本原産の野生種は絶滅危惧種に指定されているそうです。…

雪柳

サイタマンさん、ほんとにむづかしい字ですね。ワープロ変換だから使えるけど、 手書きしろと言われたらお手上げです。 5月5日 フラワーパラダイス 桜やツツジに木蓮、赤や紫の系統のなかで、頑張っている白はコブシと雪柳で す。コブシは森で自生していま…

蝦夷紫躑躅

5月5日 北見フラワーパラダイス エゾムラサキツツジはこちらの一番ポピュラーな公園樹・庭木でしょう。他の躑躅 に先駆けて春一番に咲くからでしょうか。この花は温根湯が有名ですが行ったこと はありません。フラパラにはかなりの数ありそうです。ただ一…

黄色いエゾエンゴサクみたいな

5月5日 北見フラワーパラダイス 葉は丸形のエゾエンゴサクとはちがいますが、花房の形はよく似ています。エゾ エンゴサクには黄花はないですけどね。この花の名はエゾキケマンだと思います。 ミヤマキケマンも種の形状以外そっくりだそうですが、こちらは…

木蓮と白木蓮

タムラ、雨雲と覆いかぶさる木の枝で思ったより暗くなっていて、本来はフラッシュ を使った方がよかったのだけど、降りはじめた雨にせかされて、そのまま撮ってしま ったのです。 5月5日 北見 フラワーパラダイス 例年なら桜の花が終わってから見ごろを迎…

オオバナノエンレイソウ

5月5日 美幌せせらぎ公園 ぽつぽつ雨が降る中で見つけた蕾と咲いたばかりのオオバナノエンレイソウで す。もう少しすると、草叢、道路脇、海岸などいたるところで咲いている、こちらで は平凡な野草です。ですが暗い木陰で寒そうにおちょぼ口を広げている…

雨の中のニリンソウ

5月5日 美幌せせらぎ公園 賑やかな桜の写真が続きましたが、今日はうって変わって控え目な白い草花、 ニリンソウの写真です。もともと派手な花ではありません。その上北見フラワーパ ラダイスでは青空に白雲が浮いていたのに、美幌に帰ってせせらぎ公園に…

フラパラの桜 その二

5月5日 北見フラワーパラダイス この花の山に、大木、老木といえるような桜の木は数が少ないと思います。まだ まだ大きくなるであろう若木が多いので、将来はもっと賑やかになるでしょう。いわ ゆる「桜の名所」とちがって、木々の配置にあまり規則性が感…

フラパラの桜 その一

タムラ、ウイキによると、ナニワヅという名前の起源には諸説あり、この歌と関連付 ける説明もあるみたいだね。 5月5日 北見 フラワーパラダイス 例年より少し早く、この日あたりがちょうど見ごろだったようです。ソメイヨシノでは なくエゾヤマザクラが中…

ナニワヅの花

4月24日 網走 呼人探鳥遊歩道 5日の北見フラワーパラダイスは花々で賑わい、大勢の人々が訪れ、その華麗 さを讃えていました。こちら、今日の花はただでさえ訪れる人の少ない森で、しか も道を外れた藪でひっそりと咲いています。(エゾ)ナツボウズの異名…

花々の賑わい

5月5日 北見フラワーパラダイス 北国道東にも、桜、コブシ、木蓮、白木蓮、雪柳、レンギョウ、エゾムラサキツツ ジ、スイセンなどが次々に咲く季節になりました。昨日、北見の花の山・フラワー パラダイスではこれらの花の全種が賑やかに色彩を競っていま…

森のコゲラ

そらさん、青鷺の営巣地は他にも気づいたところはありますが、これだけはっきり 見たのはここだけです。体が大きいからでしょうか、カラスが青鷺にちょっかい掛け ることはないようです。 4月24日 網走呼人探鳥遊歩道 木肌と色が似ているので、明るいとこ…

呼人の森の水芭蕉

サイタマンさん、甘いものに囲まれた現代人には物足りないほのかな甘みなので しょうね。 4月24日 網走湖畔呼人探鳥遊歩道 いたるところに水田のような水溜りや、枯葉枯れ茎の下にじぐじぐ湿った土が ある大きな湖畔林が広がっています。西側は呼人半島の…

青鷺営巣

4月24日 モヨロ貝塚 モヨロ貝塚の海寄りの木立にたくさんの青鷺が巣を営んでいます。嘴は婚姻 色です。巣のなかが覗けないので、産卵前なのか後なのかわかりません。卵を温 めているのか巣作りの途中なのかも不明です。三枚目だと親鳥の体に比べて巣が 小…

耀くキバナノアマナ

4月24日 モヨロ貝塚 エゾエンゴサクやアズマイチゲに比べれば、小さな花です。だけど陽を受けて輝 く黄色はよく目立ちます。甘菜の名が示すように、球根は甘いのだとか。花の前な ら葉も食べられるそうです。だけど大きな群落を作る花ではないし、どこに…