2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏のサロマ湖

先週土曜日、午前中は曇っていましたが午後は晴れるという予報だったので、昼食を済ませてから出かけまし た。まずは標高376メートルの幌岩山展望台へ。ここからは周囲87キロあるサロマ湖のほぼ全景を見渡せます。 一枚目が北半分、二枚目が南半分です。まだ…

シモツケの花色濃く淡く

そらさん、わたしも若いときはいまより暑さ寒さに強かったような。このところ体温調節機能がずいぶん劣化し ています。埼玉の夏の暑さはもう耐えられないでしょう。ずっとクーラーの冷気を浴びているのも不快ですよね。 一枚目はホザキシモツケ。他はエゾノ…

夏の前浜展望台から

そらさん、昨日は夕立で気温がぐっと下がる予報でしたが空振り。日付が変わるまで扇風機をつけていまし た。でも今日は昨日より10度ほど下がるようです。これから1週間の予報に夏日はありません。わたしはもう本 州の夏には耐えられないでしょうね。 小清水…

エゾフウロとカワラナデシコ

エゾフウロもエゾカワラナデシコも夏の花。フウロは8月で終わりナデシコは9月まで見られます。そのあと山野 で見る花といえば、散り残りのハマナスと林のなかのトリカブト、それにヒメジョンくらいしか思い浮かびません。 北国の花の季節は福寿草と水芭蕉で…

湖畔の仔馬

濤沸湖畔の馬の群れは、先月半ばに見たときより仔馬がずっとたくさんいました。この一ヶ月間に出産が相次 いだのでしょうか。親馬は色も形もさまざまです。脚が短くずんぐりした体形の道産子馬がほとんどですが、いく らかは退役したサラブレットかなと思う…

アカシアの散るころ

正しくはニセアカシアまたはハリエンジュと呼ぶべきなのでしょうね。でも本来のアカシア属の植物は関東以北 では育たず、ふつうはこの木がアカシアと呼ばれているみたい。「アカシアの蜜」もこっちだって。川筋や林端の 茂みでは、ほうっておくとどんどん増…

銀蝋梅とヒレハリソウ

そらさん、朝アップするときまた例のトラブルがありましたが、何度かやってみて7時ごろ成功しました。いま 確かめましたが、写真もだいじょうぶみたい。 蝋梅(ロバイ、ロウバイ)の野生種は高山の岩場に咲くとか。本州で山歩きしていた若いころ見たのかもし…

砂丘に花がいっぱい

オホーツク海と濤沸湖を隔てるのは、海風が小清水海岸に作った砂丘です。海側の斜面は緑がまばらで、 湖畔へ続く反対側の斜面は背の低い潅木と、ほぼ同じ背丈の草に覆われています。そのなかを、網走から 斜里を経て根室にいたる国道244と釧網線の線路が…

波頭のきらめき

そらさん、庭の芍薬が蕾から開いた花までさまざまにそろっている日に、10分ほどで全部撮り、ほころびが進 んだ順に並べました。一輪の花を毎日撮ったほうがおもしろいけど、なにしろ怠け者なので。 オホーツク海の波が小清水原生花園の砂浜に砕ける光景で…

芍薬―つぼみから花へ

そらさん、暑さから一息つける日があってよかったですね。こちらは今朝も寒くて。 6月下旬から10日ほど庭に咲いていた芍薬です。ビオラとはちがって花期が短くて。固いつぼみから開ききっ たものまで、順に並べてみました。ぜんぶ同じときに撮ったもので…

7月の空

今月の前半、まだいまのように寒くなかった時季の青空と雲です。こんな空がなつかしい。早く夏らしい天気に 戻ってほしいな。雨だったり雌花雄花の開花がそろわなかったりで、カボチャの授粉がほとんどできませんでし た。今年ウチはきっと不作ですね。 ピダ…

ミツガシワ終わるころ

釧路湿原温根内木道周辺のミツガシワです。5月28日にはちらほら咲きはじめ、6月19日にはそろそろ終わろ うかという状態で、今年は盛りの時季を見逃してしまいました。大きな房が下のほうは開いて白く、先のほうにピン クの蕾が残っているのが、わたし…

湿原のイソツツジ

どちらもイソツツジだけれど、川湯―硫黄山の原野とここ釧路湿原とではずいぶん風情がちがいます。原野で はびっしり密集して広がっていたのに、湿原では株と株のあいだが離れています。冠水しているところには根付 かず、谷地坊主のように比較的盛り上がって…

ハナタネツケバナのきわ立つ白さ

まりさん、腹水を抜いて、ワインを飲めるようになったのですね。よかったー。 夕方というわけではないのです。ハナタネツケバナの白さと草の緑のコントラストが強すぎて、画面を暗くしない と花の形が判別できなくなってしまうから。もっともこの日はときに…

胸に彩り野の小鳥

釧路湿原のなかに立つ鉛筆型の細長いロケットみたいなもの、何なのか今もってわかりません。その先端に止 まっているのはノビタキ。胸の薄いオレンジ色が手がかりになるので、もの覚えの悪いわたしでも見分けられま す。草原や湿原で突起物に止まるので、比…

ピンクの花と黒い蝶

そらさん、わたしも尾瀬や日光霧降高原で群れ咲くニッコウキスゲを見るのが好きでした。昨日孫が海で貝を 拾いたいと言うので、小清水原生花園へ。海岸一帯が満開のエゾキスゲ・エゾスカシユリではなやいでいまし た。 津別ノンノの森に咲いていたクリンソウ…

ワタスゲ・サギスゲ

そらさん、写真だと屈斜路湖に中島と和琴半島がある風景は、ちょっと海みたいな感じですよね。肉眼で は対岸が見えるので、湖中湖と湖の半島だとわかるのですが。 6月下旬から7月にかけて、釧路湿原にワタスゲとサギスゲの花が見られます。緑が濃くなる季節…

津別峠展望台

屈斜路湖から南西の阿寒湖方向にくねくねした山道を登ると、標高754メートルの津別峠に着きます。ここには お城のような展望塔が建っていて、屈斜路湖と阿寒の山々を見晴らすことができます。湖に写っているのは、美 幌峠より45度ほど南に寄った角度から見た…

カキツバタ緑に埋もれず

6月半ば、温根内の釧路湿原探勝路ではカキツバタが咲きはじめたところでした。カキツバタ、アヤメ、ヒオウギ アヤメ、ノハナショウブ、ちょっと離れて花を見たとき、わたしにはどれがどれだかさっぱり区別できません。でも じっくり写真を見ると、濤沸湖畔で…

荒野を飾る白い花

温根内の釧路湿原ビジターセンターから湿原のなかに入る道は、南行して釧路市展望台に至る軌道敷跡と、 それに並行してほぼ北から南にのびる木道の二筋。木道は2キロほど先で右に折れ、湿原を横断して軌道敷跡 に合流します。もう少しセンターに近いところに…

森の小川とクリンソウ

お隣の津別町にあるノンノの森を流れる小川とクリンソウです。森は森林セラピー基地として認定されていると か。訪れたのは6月15日。次の日がこの時季毎週土日に開かれるクリンソウ祭りの初日です。人ごみ嫌いなの で、この日でよかった。行列して歩いたので…

草原の花森の花五月末

まりさん、病院での3日間のオツトメ、早く済ませたいのでは? 悪いものを取ってもらって、安心してワインを 楽しんでください。わたしは、医者にもうお酒を飲んでもいいと言われたときの嬉しさを、いまも覚えています。 タムラ、覚えていないかなー、食堂の…

旭山動物園のペンギン

そらさん、庭の畑に出てくる草だと、きれいな花が咲くとわかっているのにどんどん毟ってしまいます。原生花 園のフデリンドウは、歩道にはみ出していても踏まないように気を使います。わたしもほんとうに勝手ですね。 ペンギンのいる動物園や水族館は珍しく…

常呂のフデリンドウ

そらさん、セイヨウタンポポが一本二本だとなんとも思わないし、庭で見つければすぐ抜くけれど、広い農地や 原っぱで黄色い絨毯を広げたように密集して咲いていると、やはりきれいだなー、と。 ほんとうに小さな花です。背丈5センチ、花は1,2センチでしょう…

エゾオオサクラソウとエゾタンポポ

滞貨一掃中なので、今日も五月末の花です。 オオサクラソウは本州だと中部以北の山地に多くて、北海道では西部が中心みたい。エゾオオサクラソウは北 海道だけで、それも東部。写真の花は釧路湿原温根内遊歩道の、軌道敷跡から湿地を隔てた林の裾に咲いて い…

二つの湖

摩周湖第三展望台からは摩周湖・屈斜路湖の二つの湖が見えます。五月末はまだ摩周湖外輪山に落葉樹の 緑は萌えていません。ダケカンバの枝に白骨を思うのは、近年このあたりの木々がどんどん枯れていると聞いた せいでしょうか。大陸からくる風の影響がある…

遺跡の森のスミレたち

春から夏へ短期間で移り変わったので、このところアップしたい写真の滞貨が大量に発生しています。今日の 写真は五月末に常呂遺跡の森で撮りました。ウチの庭ではいまもビオラがにぎやかだけれど、森陰でひっそり 咲く小さな野生スミレの風情は別格です。ア…

色あざやかなハマエンドウ

どこの海岸にもある花でとくに珍しくはないのですが、晴れた日の早朝小清水原生花園で、さわやかな緑のな かに群れているのを見て、そのあざやかな色にやはりシャッターを押しました。 ピダハン―類を見ないほど幸せな人々① わたしはピダハンが心配だというの…

香草の花

タイムは香料として使っても、花を見たことがない人は多いでしょうね。わたしも庭に植えるまではそうでした。 最初の2枚がそれですが、もう一ヶ月以上咲きつづけています。そろそろ終わるのでしょうか、香りがちょっと弱く なったような。 3枚目はカモミール…

草原の小鳥たち

そらさん、人工光合成が現実味を帯びてきているようです。うまくいけば30年後には食料・エネルギー問題解決 のめどがついているかも。問題は過渡期の今をどう乗り切るかですよね。 野山に小鳥の声はするけれど姿は見えない季節になりました。特に木々の葉が…