2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒメシャクナゲ 巨大カルデラ噴火 1

5月24日 釧路湿原恩根内遊歩道 本当に小さな花です。直径は5ミリほどでしょうか。湿原に下りるわけにはいかな いから、望遠レンズがなければほとんど写真になりません。気がつかずに通り過 ぎる人がいるかも。だけど形といい色といい、この湿原でわたし…

美幌峠の美幌側

5月24日 美幌峠駐車場 町を代表する観光名所の美幌峠ですが、ここでほとんどの人が見下して楽しむ のは、峠の南東・弟子屈町にある屈斜路湖とそれを囲む外輪山です。写真は駐 車場の端に立って、北西の美幌町側を撮ったものです。窪地にはまだ雪が残って …

猿猴草

サイタマンさん、そんなに暑いのですか。インドでは熱暑で多数の死者が出たと か。どうかお気をつけください。美幌も今日明日、屋外の陽が射すところでは30度 を超えるでしょう。 5月24日 釧路湿原温根内遊歩道 5月の温根内遊歩道で一番目立つ花です。…

林間の山桜

5月12日 弟子屈原野 「原野」は地形ではなく地名です。弟子屈町は人口こそ1万人に達しませんが、 東西・南北とも30キロ前後、775平方キロほどの広い面積です。そのうち市街 から摩周湖に至る道道52号線沿いの一部がこう呼ばれます。この町には他…

白く輝く三弁の花

5月24日 釧路湿原温根内遊歩道手前 駐車場から遊歩道入口まで、長い木の階段を下りその後もしばらく歩きます。両 側は森です。階段脇の斜面上部は林床が乾いているけれど、他はほとんど湿地 です。青葉が茂りはじめ、道路際以外は木漏れ陽がちらちらする…

やっと春めく峠道

5月24日 美幌峠下弟子屈側 美幌峠につながる稜線にも峠の両側の山肌にも、まだまだ雪渓が残っています。 それでもようやく木々が新緑を纏いはじめ、峠道のドライブをしみじみ楽しむことの できる季節になりました。 稜線を境に北側が網走管内、南が釧路管…

エゾオオサクラソウ

そらさん、暦の上ではもうすぐ夏だけど、峠道では残雪の山肌が見えるし、平野部 でも窪地に雪が残っていたりもします。このあたりの季節感は関東とずいぶん違っ て、まだ春の盛りのようです。ちなみに、美幌アメダスは今朝2時の気温を0.2度と しています…

緑と花と

5月11日 北見フラワーパラダイス 北海道の五月は、ようやく緑が萌える季節。フラワーパラダイスの木の葉はま だ若芽の赤みを残しています。その足元には満開の雪柳。何箇所かで勿忘草が 群生しています。セイヨウタンポポに囲まれて、勢力が後退している…

ボケの花

5月11日 北見フラワーパラダイス 漢字を調べたら木瓜なんですね。実を写真で見ると、確かに瓜に似た形をしてい ます。平安時代に中国から渡来した帰化植物で、園芸種として広まったのは大正 時代以降とか。南国の花のような華やかさですが、北見フラワー…

ポロト沼

サイタマンさん、エゾノコリンゴはわりあいよく見ますが、これほどの大木はここ だけです。写真は下枝の一部。よほど離れないと全体は撮れません。近くにいて も特に香りは感じなかったけれど、こんど機会があったら鼻を寄せてみます。 4月22日 浜中町幌…

蕾艶やかエゾノコリンゴ

5月11日 北見フラワーパラダイス エゾノコリンゴの花は純白です。特にここ北見フラワーパラダイスでは大木にな っていて、記憶にあるのは、葉も枝も雲に包まれたような満開のイメージです。そ れはそれで見事だけれど、蕾の艶やかさはまた別な風情です。…

桜が一本

5月12日 弟子屈町跡佐登102号線沿い 満開の一本桜がフロントグラス越しに見え、車を停めました。国道391号線か ら分かれた道道102号線が登りにさしかかる前です。弟子屈町跡佐登(あとさの ぼり)だと思います。牧場らしい草原の一画に立っていま…

新緑さまざま

そらさん、こちらは北国らしい気温に戻り、夜はストーブをつけて寝ています。 5月12日 道道102沿いで 最初の一枚は小清水高原から仰ぎ見た藻琴山の山肌です。ハイマツは冬も落 葉しないので、新緑と言えないかな。でも、なんだか他の季節より色が冴えてい…

若葉萌えず

5月12日 藻琴山展望駐車公園付近 川湯から網走に向かう国道391号線を左に逸れ、小清水高原下を通る道道1 02号線に入ります。標高430mの藻琴山駐場公園に近づくあたりから、まだ若 葉の緑が見えない木々が増えてきました。この高度だと白樺では…

残雪

5月12日 摩周湖・小清水高原 摩周湖を囲む道にも、川湯方面に下る途中にも、藻琴山の山肌にも、まだずい ぶん雪が残っていました。冬には摩周湖第三展望台の柵を壊すほど雪が降りま した。残雪が平年の五月中旬より多いのも当然ですね。

遅咲きの桜

5月11日 北見フラワーパラダイス ここには他の桜が散った後に遅れて咲く桜が3本あります。たぶん千島桜です。 花は赤みのない白。同じ色合いの雪柳と咲き競っていました。 4月下旬は最高気温が30度に迫る日もあり、暖かい陽気でした。五月に入って ら…

涙岬と立岩

4月22日 浜中町 駐車場から強風の枯れ原を1キロほど歩いて、ようやく到着しました。6月の緑 濃く草花の咲く頃なら、もっと近く感じるでしょう。だけどこの日は寒くて。数十メー トルの高さがある穴の開いた巨岩が涙岬です。波に濡れると泣いている乙女…

エゾエンゴサク白と紫

5月1日 美幌せせらぎ公園 エゾエンゴサクの花はほとんどが青ですが、ときどき紫が混じります。何年か前 に紫というよりは赤に近い花も見ましたが、今年はありませんでした。白は二株だ け咲いていました。エゾエンゴサクの花はそろそろ終わりです。隣のニリ…

春の雪山

5月12日 摩周湖第一・第三展望台 天気が崩れる前にと、昨日の朝のうちに、摩周湖と小清水高原を一回りしてき ました。摩周湖展望台からは屈斜路湖越しに、背後に雌阿寒岳と阿寒富士を従 えた雄阿寒岳がくっきりと見えています。摩周湖越しの斜里岳は、南東方…

余韻が残る花の山

5月11日 北見フラワーパラダイス 連休のころ、スイセン、エゾムラサキツツジ、コブシ、レンギョウ、モクレン、白モ クレン、それに桜が華やかに咲きそろっていると報じられました。昨日は華やぎが 一段落。次の芍薬・牡丹の季節に備えていました。それでも余…

せわしないアカゲラ

4月26日 美幌せせらぎ公園 もともと落ち着いた小鳥ではないけれど、この日は特にせわしなく飛び回り、姿 勢を変えていました。抱卵期は5~7月とされているので、もう繁殖行動が始まって いたのでしょうか。羽を広げた姿はめったに撮れません。空中の写真…

霧多布湿原枯葉色のころ

タムラ、エンレイソウの花は小豆色だからそれほどでもないけれど、オオバナノエ ンレイソウは輝きの強い白だから、大きな葉の緑によく映えますね。エゾエンゴサク が咲きそろった林床風景を見ると、なんだかしっとりした気分になります。 4月22日 霧多布 …

林床の春

5月1日 美幌せせらぎ公園 町のせせらぎ公園に一か所だけ、魚無川に沿う遊歩道の脇に、ちょっとした林 が広がる崖下の平地があります。冬は雪が深く、夏・秋は棘のある枝や背の高い 草が繁茂し、踏み込む気になれません。だけど、残雪と裸木の春は、中を歩…

枯れ草原と断崖

4月22日 浜中町涙岬付近 車道を離れて海に向かうと、茶色い草原が広がっていて、その先で険しい断崖 が北太平洋に落ち込んでいました。V字状の深い切れ込があります。岩盤の柔ら かい部分を荒波が削るのでしょうか。 内陸部は暖かい春の陽射しが満ちてい…

花に小鳥

五月1日 美幌せせらぎ公園 一枚目の写真、花に紛れている小鳥が見分けられますか。カメラで追っていた から、ここにいると分かりました。鳴き声を頼りに見上げただけだと、居場所を特 定できなかったと思います。 ほとんどがゴジュウカラです。どの小鳥もそ…

湖畔湿地の春の花

タムラ、そう言えば畑正憲のフィールドは浜中だったんだね。いま嶮暮帰島に人は 住んでいなくて、船で渡るツァーがあるみたい。 網走湖畔の水芭蕉は、手でさわれる足元から湿地の遠くまで広がっているよ。 4月26日 網走呼人探鳥遊歩道 4月下旬と言えば関…

アゼチの岬

4月22日 浜中町霧多布アゼチの岬 普段見慣れているサロマ湖から斜里市街までのオホーツク海側の海岸線に、 能取岬を除いて大きな突起はありません。島も海面に屹立する岩もなく、ほぼな めらかです。ところが、浜中湾から厚岸湾に至る太平洋側東部の海岸…

湖畔湿地の水芭蕉

4月26日 網走湖呼人探鳥遊歩道 いつもの年なら、呼人探鳥遊歩道の湿地に水芭蕉が咲きそろうのは連休後半 です。だけど今年は4月26にもう写真のような状態でした。探鳥遊歩道にも何組 か入っていたけれど、国道39号線沿いに車がたくさん停まり、国道…

アオジとコガラ

4月26日 美幌せせらぎ公園 小鳥たちは繁殖期が始まり、活発に囀ったりせわしなく動き回ったりしています。 せせらぎ公園で数羽のアオジが追いかけっこ。今年になってアオジを見たのは初 めてです。これから夏にかけては何度も遭でしょうけど。 後の3枚は…

美幌の桜

そらさん、今の季節はまだこの林に踏み込むことができます。昨日はエゾエンゴ サク、ニリンソウ、オオバナノエンレイソウの花が撮れました。そのうちにアップしま す。 タムラ、言われて、見たことがあるオオウバユリの葉を思い出しました。葉脈が平 行では…