2016-01-01から1年間の記事一覧

湖氷の模様

12月16日 能取湖 緯度はたいして違わなくても湖ごとに凍結の時季はちがいます。能取湖は汽水 湖なのにわりと早いような。12月半ば、対岸の国道側はまだだけど、道道美岬ライ ン側は上の写真の通りでした。この日、湖氷がいろんな模様を見せていました。 この…

暮れゆく冬の田園

12月15日 美幌郊外 午後3時過ぎ、太陽はもう低い。防風林の影が長く長く伸び、陽光が表面を滑 り、雪原が次第に明るさを失っていく。除雪車が盛り上げた路肩の雪や遠い農家 の屋根はまだ明るい。この日はトラクターの跡が雪原の筋として残っていたが、そ の…

大鷲のカップル

12月18日 美幌川土手 止まっているときの全長はオスが88㎝、メスが102㎝。仲良く体を寄せ合っている うちの左がメス、右がオスですね。体格以外にはわたしにわかるような違いがない ので、単独ではどちらなのか判断できません。鳥にはメスのほうが大きい種が…

カルデラ地帯

12月25日 摩周湖第一展望台 第一、第三展望台に立ち、正面の摩周湖カルデラから体を回して背後を眺めれ ば、峩々たる阿寒の山地が連なっています。ひときわ高い富士山型の山は雄阿 寒岳。その陰になかば隠れるようにかすかに見えているのは、雌阿寒岳と阿寒…

摩周湖冬景色

12月25日 阿寒湖第一展望台 地図で見ると摩周湖は、真円が溶岩を噴出する摩周岳によって押し潰されてで きた、歪んだ楕円のような形です。擂鉢状の崖下に描かれる水際の線は、お隣の 屈斜路湖やその向こうの阿寒湖に比べると、はるかに滑らかです。とくに第…

屈斜路湖12月末

12月25日 美幌峠 木曜日からの雪が止み青空が出たので、摩周湖へ出かけました。途中美幌峠 で車を停め、ぐるっとカメラを回し、ここから見える屈斜路湖の全景を。12月末に しては凍結が進んでいない印象です。晴れているのにくすんでいます。やはり冬 …

鷲でにぎわう美幌川

12月18日 美幌川 土手下の道路から見えるのは枝に止まる大鷲と尾白鷲でした。だけど堤に上が ってみると、水面を低く飛び漁をしている鷲たちがカラスに追われて次々飛び立ち ます。いったい何羽いるのか、去っては戻りしているので、数えられません。そ…

能取岬の冬の海

12月16日 能取岬トンネル手前駐車場 天気のいい日で海氷は欠片も見当たりません。でもやはり北の海が荒々しく感 じられるのは、零下二桁の気温のせいでしょうか。湖と海を隔ている砂丘に向か っては、次々と白波が走ります。だけど岬周辺では穏やかにた…

山々の夕景

12月15日 美幌郊外 美幌峠に向かう国道243が、美幌川にかかる都橋を渡って川の左側を行くよ うになったところで、左に分岐する道を上ると、大空町と境界を接する田園の高台 に出ます。そこからは斜里岳、藻琴山、美幌峠の山容がよく見えます。あまり…

大鷲キョロキョロ

12月17日 美幌川土手 土手に上がり正対する位置まで近づくと、たいてい飛び立って離れていきます。 だけどこの日は、土手上の一番近い位置まで行って、手を振り上げても足踏みし ても逃げようとはしません。ただ前を見たり後ろを見たり正面のわたしを見…

能取湖半凍結

12月16日 能取湖畔 この日網走湖はほぼ全面凍結していましたが、能取湖は岬側が凍りはじめてい たけれど、対岸には水面が残り漁船が浮かんでいました。この湖はオホーツク海 につながっています。全面凍結は海岸に流氷が来てからになるのでしょうか。今の…

つらら

タムラ、Hoさんが手伝ってくれたので、飛び立つところに予めレンズを向けている ことができました。一人だと、飛び立ってから構えるので、遅れたり画面から切れた りして、なかなかうまくいきません。 結愛さん、そういえば、大掃除、年賀状準備などの時期…

大鷲撮れた

12月17日 美幌川土手 土手際に住むHoさんから、ときどき大鷲が来ていることは聞いていたけれど、 わたしはこの日まで目にしていませんでした。一昨日買い物から帰って何気なく 川の方へ行くと、この一羽が川沿いで霧氷が残る木の枝に。急いでカメラを…

朝焼け

結愛さん、北見の富里湖ではもうワカサギ釣りが始まっているようだけど、網走湖 がどうかはわかりません。 横浜の夜景、きれいですね。 12月15日 ウチの窓から 日の出時刻は6時50分台だけれど、ここでは美幌川対岸の丘の上から明ける から、いくらか…

網走湖の水鳥

結愛さん、どうぞ使ってください。 12月16日 網走湖呼人湖畔 網走湖呼人湖畔はほぼ全面的に凍結し、その上を雪が覆い、いまや雪原と化し ています(一枚目)。唯一の例外は湖水が再び網走川に流出するあたり。ここに残 る水域にカモ類が集まっていました。…

藻琴山夕映

結愛さん、12月の表紙、とても凝った作りですね。コメントはできるときにどうぞ。 無理しないでください。写真をかわいく縁取ってくれてありがとう。 12月15日 美幌郊外 美幌の市街は網走川と美幌川に挟まれていて標高が低い。だが郊外の田園は 低地か…

銀色の枯れ枝

12月8日 家の周り エリカもヤマハギも葉を落とし裸である。そこに細かな氷が着いて銀色に輝いて いる。気温は-17度以下。ヒトなら裸でいればたちまち低温症で命を落とす。だ が木々は全身に氷を張りつかせながら、生き抜く。春になれば小枝は芽吹き、…

‐17度の青空

12月8日 美幌川土手 霧氷がきれいに着いた朝、美幌川の土手に立ち首を上げて四方を見渡す。視 界に入るのは木々の梢、雲、それに青空。時刻は午前8時を少し過ぎたころだ。 いくらか寒さが緩んだとはいえ、まだ-17度台だろう。冬にしては青が濃い。 晴…

川霧

12月8日 美幌川 -18度近くまで冷え込んだ朝、美幌川から川霧が立ち昇っていました。水温は 0度。気温よりずっと暖かいので、蒸発が活発になります。気体の水蒸気は目に 見えないけれど、気化したとたんに冷たい空気に触れて細かな水滴になり、白い 霧…

尾白鷲一羽

12月7日 美幌川土手 7日まで、土手を歩いて出会う尾白鷲は一羽だけでした。なんだか鷲もさびが っているような、と感じていました。それが、一昨日の雪の日に急に賑やかにな りました。長靴では土手に上れないほど積もったので遠くから見た限りですが、 …

雪景色

結愛さん、体調不良で雪かき、大変でしたでしょう!お大事に。わたしの整形 外科医は「無理しないで」が口癖だけど、雪かきしないわけにはいかない し、ね。昨日もやったけど、今朝も必要みたいです。 11月29日 美幌川土手 月平均気温が観測史上最低にな…

光る

12月7日 ウチの周り 気温が0度をわずかに下回る朝のことです。前夜に降った湿雪は融けはじめて います。枯れ枝に残った部分は柔らかに凍り、背後から朝陽を受けてきらきら光 っていました。その煌きを撮りたかったけれど、なかなか思うようにいきません。…

霧氷の季節はじまる

結愛さん、ガラス細工のカエル、ユーモラスでいいですね。 12月8日 美幌川土手 昨日の朝は零下17度台。枯れ枝にきれいに霧氷が着きました。12月に入って いくらか暖かい日が続き、降る雪も湿っていて、本州日本海側に似た冬でした。 それが、昨日は朝…

氷の模様

そらさん、道東は冬も青空が多く見られます。釧路などは、霧が立ち込める夏よ り空が明るいかも。 12月7日 ウチの玄関 昨日の朝は零下二桁の気温。玄関の外扉のガラスに氷の模様ができていまし た。11月は早々と初冬が訪れ急速に晩秋が去りました。この…

ふるふる雪が

12月6日 ウチの窓から 昨日は朝から夕方まで雪が降り続きました。公園の木々にもご近所の庭樹にも どんどん積もります。たまりかねた人々の雪かきが始まります。誘われてわたしも スノーダンプを持ち出します。気温はマイナスですが湿雪です。 玄関前の除…

初冬の青空

11月21日 川湯硫黄山付近 空が広いからだろうか。高いところに行ったり原野に立ったりすると、青空を撮り たくなる。オホーツクブルーと呼ばれる濃い青は夏から秋。初冬の空は少し白っぽ い。12月に入って雲一つない快晴の日が何回かあったが、青空だ…

薄化粧藻琴山

結愛さん、身近な人の死は堪えますよね。コメントは余裕のあるときにどうぞ。 写真はいつで使ってください。 11月21日 砂湯で 藻琴山展望駐車場で 小清水ハイランドで 砂湯からは藻琴山の南側が見えます。この日頂上付近がわずかに白くなってい ました。…

雪降る朝のナナカマド

11月29日 ウチの玄関脇 ここへ越してきたとき、玄関脇からガレージに沿った道路際に5,6本のナナカマ ドが植えられていました。背が伸びて電線にふれそうになっていたので、1メートル ほどのところで伐ってもらいました。そうしたら結局次々と枯れ、生…

イソツツジの枯野

11月21日 川湯硫黄山裾野 初冬には背の高い草が枯れ、白樺の葉が落ちるので、硫黄山の裾野を覆う イソツツジの群落が露わになる。サワンチサップという名の小山の麓から道道5 2号線を越えて広がっているのがわかる。ところどころにハイマツが茂ってい…

光る湖

11月21日 小清水ハイランド他 高い位置から見下ろすと、陽の下の湖面が銀色に輝いています。静かな湖水 が光を反射しているのかと思いました。だけど砂湯の岸辺は大きく波立っていま す。 輝きのあたりを望遠で拡大した2枚を見て気づきました。表面に薄…