庭のコスモス

  pxo2826b9zbbz4bさん、ご訪問ありがとうございます。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 コスモスの季節です。春の間、草取りをしながら小さな芽を見つけると、玄関脇に集めていました。隣の空き地

から侵入してくる芝草とスギナを抜いただけの、小石だらけで、施肥もしていない場所です。裏の畑に散水すると

きついでに水をやるだけだったのに、枯れもせずこうして花を咲かせています。野生とまでは言わないけれど、た

くましい花ですね。

 以前赤白ピンクそれぞれの花から採った種を区画して播いてみたことがありますが、ムダでした。例えば赤か

ら採った種でも、白い花もピンクの花も咲かせます。一株から咲く花は一色なので、色を決める遺伝子は作用し

ているはずです。ただどの色とでも交配できる雑種なのでしょう。メシベ・オシベのどちらから伝わった色が現れ

るかは、咲くまでわからないということ。アスターなどは親の色を忠実に引き継ぐのにね。

 同じ白花でも、花びらをよく見るとわずかな違いがあります。ほんのちょっとだけ赤みがあったり、ピンクとの中

間みたいだったり、純白だったり。もともとの純粋種は赤と白でピンクはその雑種、白が優性で赤が劣性、だけど

劣性の形質もいくらかは表現されることもある、ということでしょうか。

 まあ、色の話はさておいて、この花は、一輪とか数輪とかだとそうでもないけれど、たくさん群れるとはなやかで

いいですね。だいたい他の草から離れて孤立した一株は、風に倒れて、添え木でも当てないと自立できません。

写真の花は思い切って密植してみました。いまのところほおっておいてもだいじょうぶ。群生がこの花の本来な

のかなー。一株ずつ離して植えるとしたら、芯を摘んで背を低く育てるとかしないいと。