夏の森に咲く

健さん、暑いのに業者に頼らず自分で車の車検を受けるのですねー。えらいなー。わたしは業者に頼ってば

かりです。

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 夏の森は雪融けとともに咲きだす花々で彩られる春の森とちがって、緑以外の色彩が乏しくなっています。最

後のクルマユリは幌岩山ですが、他は摩周湖裏の森です。ここでわたしが見つけた花は三種類だけでした。

 最初の二枚、花の形はウツボグサですが、草原では草丈2,30センチ、短くても10センチはあるのに、見つけた

のはすべて4,5センチです。ちがう種なのかなー。

 草むしりを怠った庭や平地の道端などではうるさいほど見かけるヒメジョンだけれど、暗い森深くぽつんと咲い

ていると、うっすら青みを帯びたあざやかな白がさわやかに感じられます。

 たくさんあったのはハンゴンソウ。いまの時季森や山の道路を車で走っていて黄色い花が目に入れば、たいて

いこれです。オオハンゴンソウとアラゲハンゴンソウは帰化植物。ハンゴンソウはちがうのかなー。海岸の原生花

園では三つとも侵入者として嫌われているようですけれど。ちなみに反魂草という漢字は垂れた葉の形が幽霊の

手を思わせるからとか。

 クルマユリは庭や花壇にあまりないみたいで、わたしには野のユリのイメージです。群れているのを見た記憶

はなく、ここでも2,30メートルの間隔でぽつんぽつんと。花がユリとは思えないほど小さく感じられました。本州

で低山歩きをしていたときオニユリによく出会いましたが、こちらの野山では見ていません。