枝陰のキジバト


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 こんな込み合った枝葉の陰に潜んで静かにしている鳥は、ふつうならその存在に気付きません。わたしはたま

たま何かがここに飛び込むのを見ました。それで静かに木の下に近づき上を向いて一周したら、上の写真のよう

な姿があったのです。小鳥と言うには大きすぎます。どうやらキジバトみたい。ならば体長は30センチほどでしょ

うか。別に珍しい種ではなく、日本中あちこちにいるようです。ただ北海道では夏鳥とされています。この時季に

本州に渡っていないのは、何か障害でもあるのでしょうか。-20度にもなる冬をこのあたりで越せるのか、なんだ

か心配です。