冬のカモメ


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 12月初旬に能取岬の海で舞っていたカモメたちです。美幌では終日零下。風の強い岬付近はもっと寒かった

はずです。それでも彼らは悠々と飛んでいます。今まで何度も、引き潮で露出している岩礁の付近に、たくさん

群れ集まっているのを見たことがあります。この日はそれほどの数ではありませんが、空にはいつも何羽かが。

とまっている姿がないのは、動いていないと寒いからでしょうか。あるいはどこか近くに巣があって、休むときはそ

こに戻るのかな。

 能取湖は岸辺から凍りはじめていましたが、海にはまだ氷の気配がありませんでした。このところ零下二桁の

日が何度かあったので、そろそろジャム氷ができているかな。21日の段階で、流氷は北緯48.6度(網走の北510

キロ)に達していたとか。昨冬の網走は流氷初日が1月17日でした。今期もそれより早くはないと思いますが、年

があけたら沿岸氷を見に出かけましょうか。オオワシは流氷に先駆けて来るので、その期待もあります。