12月のアカゲラ
ゲラの飛ぶ姿があります。寒さにめげない動物がいるのですね。
ようやく雪がやんだ12月のある朝、魚無川沿いの林でアカゲラが活発に動き回っていました。ときおり木々の間
にキョキョという、この鳥の短い鳴声が響きます。個体識別はできないけれど、かなりの数がいたような。寒い季
節が好きみたい。他の小鳥の声も聞こえるようになるのは、もう少し陽が高くなって気温が上がってからです。
赤がよく目立ち、背中の縞模様もオシャレです。だけど、いつも思うのですが、顔がオシャレじゃない!墨をたら
したような目といい、頬から嘴と首の脇にかけての黒い帯といい、できの悪い仮面みたい。のっぺりして、深みが
感じられませんよね。
お前みたいな貧相なじじいに言われたくない!って怒られるかなー。彼らの間に、アイツに撮らせるな、という評
判が立つと困るので、悪口はここまで。すてきな飛翔姿を写させてくれてありがとう。せっせと剥がした木の皮の
跡に、おいしい虫がいっぱいいるといいね。