五色に光る窓氷


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 昇りはじめた太陽がサンルームのガラスに着いた氷を照らします。その時間帯に部屋の窓越しに覗くと、たくさ

んのキラキラが目に飛び込んできます。部屋から寒いサンルームに出てガラスに近づけば、赤、黄色、白、青、

紫の彩りが見えてきます。氷の微細な凹凸がプリズムのように陽光を分光するのでしょう。

 去年の12月は、北側の玄関ガラスに氷模様ができることはありましたが、南東の窓は透明でした。今年は厳寒

期が一ヶ月ほど早いような。昨日陽の出前後に-20度台の美幌川の土手をスキーで歩きました。雲があってサ

ンピラーもダイヤモンドダストもできなかったけれど、川面から立ち昇る水蒸気が霧に変わる毛嵐は見られまし

た。年が変わってから、-30度台の日が何度かあるかもしれません。

 -15、6度だと土手歩きであまり寒さが応えることはないのですが、-20度を下回るとうっかりできません。愛用

していた目出し帽が見つからず、昨日は顔の前面が露出した格好で歩きはじめて後悔しました。マフラーを引き

上げようとしても、厚い手袋ではうまくいきません。脱ぐと一瞬で痛みが来て、あわててまた嵌めなおしました。そ

れと、呼気でメガネの内側が凍ったり、カメラのシャッターが下りなくなったりするのも困りもの。オジロが飛び立

ったのに、チャンスを逃してしまいました。