知床雪山


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 冬の晴れた日は常呂から斜里の海岸はもちろん、網走の丘陵からも知床の白い山脈がくっきり見えます。斜

里岳や藻琴山は内陸の単独峰の印象ですが、知床の山々は横一線に整列しています。知床峠の北に羅臼岳

サシルイ・硫黄岳の連山があり、南は遠音別岳から海別岳まで尾根が続いています。南のほうが少し低いので

すが、能取岬や網走の海岸からは北が遠くなるので、両方の稜線がほとんど同じ高さに見えます。半島突端に

近い知床岳は、硫黄岳からだいぶ離れていて高度も1200メートル台と低いので、なだらかに海に落ちる稜線の

途中で小さなとんがり帽子のように見えたり、海面から立ち昇るもやのなかに溶けて見えなかったり。何度も撮っ

ているのに、白い山々が海面からくっきり屹立していると、何度でもシャッターを押してしまいます。