エゾフウロとカワラナデシコ


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 エゾフウロもエゾカワラナデシコも夏の花。フウロは8月で終わりナデシコは9月まで見られます。そのあと山野

で見る花といえば、散り残りのハマナスと林のなかのトリカブト、それにヒメジョンくらいしか思い浮かびません。

北国の花の季節は福寿草水芭蕉で始まって4ヶ月ほど。フウロナデシコにはその終わりを思わせるところが

あります。ナデシコが散りつくす頃に旭岳の発冠雪と草紅葉のニュースが届き、各地で紅葉前線の到来が待た

れるようになります。


 このあたりもここ数日は開け放した室内で30度を超える暑い日が続きました。6月初旬は暑かったけれど、中旬

からずっと肌寒い日が多かったので、ようやく夏になったという感じです。日付が変わるころまで汗が止まらず寝

苦しいのは困るけれど、庭のカボチャは1日で目に見えて蔓が長くなります。サヤエンドウも毎日採ってご近所に

配っても追いつきません。もう放置してグリーンピースにするしかないみたい。キューリやトマトはまだ実が小さい

けれど、だんだん食べられるようになって、それからすぐもてあますことになるでしょう。北国の植物にはつかの

間の夏が命を充実される貴重なときなのだから、わたしも寝苦しい夜を我慢しましょう。