アカシアの散るころ


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正しくはニセアカシアまたはハリエンジュと呼ぶべきなのでしょうね。でも本来のアカシア属の植物は関東以北
 
では育たず、ふつうはこの木がアカシアと呼ばれているみたい。「アカシアの蜜」もこっちだって。川筋や林端の
 
茂みでは、ほうっておくとどんどん増えます。枝に棘があって、薮こぎしていると衣服には引っかかるし、手で除
 
けると痛いし、あまり好意はもてません。特に密生する背丈くらいの幼木には。北米原産の外来植物と聞けばな
 
おさらのこと。でも大木に育っていっぱいに花を付けていると、しみじみ見つめてしまいます。
 
 写真は今月初めのせせらぎ公園で。崖上の林を遠望すると梢が白っぽく見えます。この花なのでしょう。遊歩
 
道には大きなニセアカシアの下を通るところがあります。そこで撮ったのにが二枚目以降です。散りはじめて根
 
元も歩道も真っ白。でも枝にはまだずいぶん花が残っていました。6月後半から7月はじめにかけて、遠出をす
 
ると、車の窓から路傍に見える白い花の大部分がこれです。場所によって花期が少しずつずれるので、もう咲い
 
ている、まだ咲いていると、ずいぶん長く続くような気がします。