ハナタネツケバナのきわ立つ白さ

まりさん、腹水を抜いて、ワインを飲めるようになったのですね。よかったー。

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 夕方というわけではないのです。ハナタネツケバナの白さと草の緑のコントラストが強すぎて、画面を暗くしない

と花の形が判別できなくなってしまうから。もっともこの日はときに霧雨もある曇天で、湿原の緑はあまり輝いて

いませんでした。そんななか、白いハナタネツケバナの花が浮き上がっています。

 漢字で書くと花種漬花。種漬花は本州の田んぼ周りなどにはえる雑草だそうです。写真で見るとナズナに似て

いて、花は地味です。その花が種籾を水に漬けて苗代の準備を始める季節を知らせることから、この名になった

とか。わたしの想像ですが、ハナタネツケバナは、一輪の花を比べるとタネツケバナに似ているけれど、花がより

目立つことから付けられた名前でしょうか。

 草丈30センチほど。葉は根元から細く直立していて、ナズナに似たタネツケバナとはまったくちがいます。日本

では北海道東部だけにある植物で、発見は40年ほど前。氷河期の残存種とされています。