レブンアツモリソウわずかに

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レブンアツモリソウを見ることが、礼文島訪問の目的のひとつでした。それにしては準備不足。群生地への立ち

入り解禁は来島の翌日・26日からでした。花期が5月下旬から6月にかけてなのでだいじょうぶと思い、それ以上

情報を集めなかったのが失敗です。例年ならもう咲いていて解禁になっているはずなのが、今年は開花が遅れ

て26日からになったとのこと。本州からの同行者たちが帰る予定は29日だったので、知っていれば礼文島への

旅を後半に設定したのに。

 それでも群生地入り口の管理人は親切で、柵の外から見える蕾と花の所在をていねいに教えてくれました。柵

くから離れていたし色も目立たないので、教えられなければ気がつかなかったでしょう。かろうじて望遠レンズで

その姿を捉えられたのは幸運でした。紫色のホテイアツモリソウは本州にもあるけれど、クリーム色のこの種は

北海道、それも礼文島だけの固有種です。大きな袋状の花弁とひさしのように張り出したガクは、他の花では見

たことがない独特な形です。色調もとても優雅。観光客に人気があるのもうなずけます。