礼文島の周氷河地形

そらさん、いかにも北方の島らしいいいところですよね。観光名所だけなら半日もあれば回れるけれど、二日ほど

かけて、あまり人の行かない場所までじっくり楽しみたいと思わせます。

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 礼文島についてのちょっとした説明を。と言ってもウィキペディアの受け売りですけれど。稚内西方60キロの日

本海に浮かぶ、日本施政権下最北の有人島。東西7.9キロ、南北25.8キロ、周囲約72キロで、面積は81.97平方

キロの小さな島です。

 これだけ北にあるのに過去に記録された最低気温は-20度を下回ったことがないようなので、冬の寒さは美幌

周辺のほうが厳しくみたい。でも西からの季節風がきつくて高い木が育たず、標高ゼロメートルから高山性植物

群落が見られます。だからキャッチフレーズが「花の浮島」。

 海底にあった白亜紀の地層が褶曲して島の骨格になっているそうです。その上をより後代の堆積物が覆ってい

るみたい。上の写真にある地形は宗谷丘陵によく似ています。むこうは牧場と風車と自衛隊の施設があったけれ

ど、ここには人工物がほとんど見られません。それで周氷河期地形がいっそう美しく。