白樺に鶯

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 昨日は何日かぶりに朝から太陽が機嫌よく微笑んで、腹に棲むお出かけ虫がもそもそと。〈でも、先月遠出をし

たばかりだし。近場で花を撮るだけならいいじゃん。盛りの時季を逃すのは惜しいよ。エゾキスゲは小清水原

花園かな。硫黄山のイソツヅジも今だよ。帰りに津別に回って森に広がるクリンソウを、〉というわけで、カメラとお

にぎりと水筒を紙袋に入れていそいそと。

 エゾキスゲは午後にはしぼむので、先ずは小清水へ。残念、早すぎました。蕾はたくさんあるけれど、咲いてい

るのはほんのちらほら。このところ寒かったから遅れているみたい。気の早いハマナスやちょうど通りかかった釧

網線の列車などを撮って、早々に川湯の硫黄山に向かいました。イソツツジはいい季節です。青空の下で硫化

水素の噴煙がもくもくと。路傍の駐車帯に車を停めて撮っていると、誘われたみたいに次々に停車します。車か

ら降りた人たちはみんな満足そう。

 屈斜路湖からつづら折の山道に入って津別に向かい、途中で標高947メートルの津別峠に立ち寄りました。今

日の写真はそのとき駐車場の近くで大声を張り上げていた鶯です。梅に鶯ならぬ白樺に鶯、なんだか座りが悪

いですね。でも山だから。だいたいこのあたりでは家々の庭でも梅なんか見たことないし。北海道なんだから白

樺に鶯でいいじゃないですか。