湖畔に咲いたヒオウギアヤメ

タムラ、いつものインターネット接続のトラブルです。8時5分にアップした分はだいじょうぶだと思うけれど。

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 濤沸湖畔のヒオウギアヤメ、昨日の写真では馬の引き立て役だったけれど、今日は主役です。初めの2枚は

水鳥・湿地センターの脇で撮りました。一時疎開させていた建設予定地の株を、建物の完成後に植え直したのだ

とか。うまく定着したようです。展望牧舎への木道周辺はアヤメを残して刈り払ってあるので株全体が見えます

が、他の場所で馬もいないところは、草の海に花だけ浮かんでいます(最後から2枚目)。


 昨日一昨日と急に暑くなりました。室内でも30度を超え、夜中になってもあまり下がらず、窓を開けないと汗で

眠りを妨げられる状態でした。本州では珍しくないのでしょうね。こちらでは2週間ほど寒い日が続いた後に突然

だったので、こたえました。そうでなくても寒さより暑さに弱いたちなんです。


脱原発を阻むのは ①
 
 政府が大飯原発再稼動にゴーサインを出し、脱原発と再稼動反対を言っていた橋下 大阪市長など関西自

治体首長も、再稼動容認に転じました。一年前には運転停止に傾いていた政治家たちの気持ちを、何が変え

させたのでしょう。反原発派が今一番強調しているのは、フクシマ事故のような悲劇が再び起きるリスクです。

運転再開を決断・容認した政治家はもちろん、「原子力村」の住人さえも、外向けではともかく内心では、苛酷

事故の可能性がゼロではないと知っていると思います。だけど彼らは、自分が責任を問われるほどの近い将

来再発する可能性は小さいと自分に言い聞かせ、無意識かもしれないけれど、リスクをできるだけ小さく見積

もろうとしている、そんな気がします。「原子力村」の住人にリスクを過小評価させるのは、原発推進が彼らにも

たらす収入や地位への執着でしょう。だけど直接の利害がからんでいない政治家の場合は?

 朝日新聞の記事(618日付「原発列島ニッポン」)によると、橋下市長と松井大阪府知事が、515日に関西

経済連合会会長から、夏に原発が動かないければ深刻な電力不足になると説得されています。二人はこのこ

ろから、原発運転中止が経済にもたらす深刻な事態を本気で考えるようになったのだと思います。政府が大

原発再稼動を決定したのも、原発が動かないままだったり原発廃止を決定したりしたら、日本経済に何が

起きるかを、中央の財界人や官僚や経済学者などからレクチャーされた結果でしょう。どんなイメージが再運

転に消極的な政治家の気持ちを変えさせたのか、検討してみます。(明日に続く)