海にそびえる利尻富士

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 礼文島に向かうフェリー上で、稚内灯台が視界から消えて初めて現れる陸が利尻山。別名が利尻岳、利尻

富士です。島全体がこの山とその裾野からできているようなもの。だから遠目には海に山がそそり立っているよう

に見えます。約20万年前から4万年前までの火山活動でできたとのこと。白亜紀の地層褶曲が骨格を作った礼

文島よりはずいぶん若いのですね。

 形がいいので若いときは登山意欲をそそられもしましたが、当時は高度1700メートル余の全体をほとんど自分

の足で稼ぐしかない厳しい山という評判があって、敬遠していました。それもあって、まだ上陸したことはありませ

ん。なんだか行くより眺めるところみたいな気がして。

 最初の三枚は行きの船上で。船は礼文島直行便。南の隣島である利尻島の東を通過します。夕方の低い太

陽が雲と島の後にあって、山はクリアーには写りませんでした。残りは稚内に帰るフェリーから。利尻回りですか

ら、寄港のとき鮮明な写真を撮れました。