10月のワッカ原生花園で
そらさん、ウチのホオズキが赤くなるのは9月半ばからかな。お盆にはまず間に合いませんね。
わたしが原に踏み込むとまず、歩道の柵で出迎えてくれた小鳥。オオヒバリでしょうか。
もう枯原状態という予想に反して、まだ何種類か花が残っていました。ハマナスは実はたわわだけれど、花はこ
こに一輪あそこに二輪といった調子。
もいませんでした。初めは別な花かと。でも図鑑をめくっても、この季節では他に似たものはないし。
ススキに囲まれて白くなっている一帯。遊歩道から離れていて確かめられませんでしたが、足元近くにも咲い
ていたヤマハハコの密集群落ではないかと思います。
この日出かけた目的のひとつはサンゴソウ。でもネイチャーセンターに入ったら、今年は色づきが悪いと書いて
ありました。それに少し遅かったようで、黒ずみはじめています。
サロマ湖畔で湖水に触れられる場所のなかでは、ここネイチャーセンター西の湖岸が、いちばん変化に富んだ
湖面風景を見られるような気がします。左手に鼻先を突き出しているのはキムアネップ埼、右手に細く伸びてい
るのは第二湖口を経てワッカ(湧き水)にいたる竜宮街道です。