岩保木は〈イワッポギ〉と〈イワボッキ〉のどちらが正しい発音なのでしょうね。とにかくこの建物は岩保木水門と
呼ばれています。最後の二枚が木造の旧水門。表と裏に水がありますが、行き場のない池のようなものです。
作られてから一度も運用されないまま80年を経過し、空しく朽ち果てようとしています。その前、6枚目の写真は
新水門です。運用中とされていますが、ほとんど開かれることはないとか。
直線化されて悠々と流れるのは、人の手で掘削された新
釧路川です。水門前は
釧路川を下るカヌーの到着
点。この日も一組のパー
ティーがカヌーを引き揚げていました。1枚目の写真にある右側の小さな水溜りがもとも
との
釧路川。ここから新
釧路川越しに見る風景は、湿原というより大きな草原ですね。川が写っていなければ、ロ
ーラという少女が出てくるドラマ(名前が出てこない!)の舞台になった、開拓時代の
アメリカみたい。