名残の待宵草


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 「宵待ち草のやるせなさ」は歌の文句。ほんとうは待宵草ですよね。ウィキペディアに、マツヨイグサ属の種は12

5種、すべてアメリカ大陸原産、日本の野生種は帰化植物か逸出した園芸種、という意味のことが書いてありまし

た。手元の図鑑によると、北海道ではメマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、オオマツヨイグサの三種が中心みた

い。初めの二つは同じと言う人も別と言う人もいます。上の4枚の写真は隣の空き地に咲いていたものです。ど

れがどの種やら。「四季の山野草」というサイトでは、アレチマツヨイグサは花びらがハート型と説明されていま

した。ならば三枚目はそれでしょうか。

 荒地、空き地、道端など、どこにでもあるからあまり注目はされないけれど、わたしは好きです。光のあたりか

たでクリーム色から黄金色まで変化します。とくに陽が低い朝の間は陰影が豊かで、一輪一輪が少しずつちがう

表情を見せてくれます。初夏からずっと咲いていました。でもそろそろ終わり。珍しくもないので今年はこれまで

撮りませんでしたが、来年の夏まで見られなくなると思うと名残惜しくなって。