湖畔のミンク


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 屈斜路湖和琴半島で出会いました。以前2回目撃してクロテンと書いたのもミンクだったようです。同行してい

たHoさんが突然立ち止まって指さした先にいました。肩に掛けた望遠付きであわてて撮ったので、だいぶピント

が甘くなっています。初めはカワウソかイタチと思ったのですが、後で調べたらニホンカワウソはどうやら絶滅し

ているらしく、イタチはもっと茶色です。クロテンにしては茶色味があり、ミンクで検索した写真がどんぴしゃりで

した。

 ミンクは北米原産。道内では養殖されていたものが逃げ出して野生化していると聞いていました。漁業被害や

在来小動物の捕食などへの懸念から、特定外来種・狩猟獣に指定されているとか。和琴半島では釣り人は見か

けますが、生業としての漁は行われていないようです。個体数が減少しているイタチに取って代わるとしたら問題

ですが、なんとか共存してくれたらいいのに。
 
 人を襲うことはないみたいだし、表情に愛嬌があります。ミンクにしてみれば、囲い込まれて毛皮にされるより、

温泉が湧く暖かい半島で自由にのびのびくらしたいでしょう。すぐに逃げた前2回とちがって、今回はちゃんと撮

らせてくれたので、外来種でもわたしは同情的です。望んで外来種になったわけではないし。こんなかわいい動

物にはときどき会いたいと思います。