川湯の森を歩けば


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 エコミュージアムというのは前世紀末にヨーロッパから入ってきた運動みたいですね。このあたりでは阿寒湖

畔、川湯、釧路湿原温根内、塘路湖畔のセンターには立ち寄りました。活動内容や建物内の雰囲気にそれぞれ

個性がありますが、川湯は特にわたしのお気に入りです。職員が自分たちで作ったという「アカエゾマツの森ガイ

ドマップ」には、手作りらしいほのぼの感が。この地図を片手に、アカエゾマツの森コース(25分)とアカゲラの小

径コース(60分)を歩きました。

 いまマップを見ながら書いています。その名のとおり背の高いアカエゾマツが主役の森でした。あちこちで林床

を覆いつくしてしげっているのは、マップに名があったヤマドリゼンマイでしょう。競っている笹がミヤコザサかな。

ゴゼンタチバナは昨日アップしました。花の季節ならハクサンシャクナゲにも会えるみたい。名前が載っている動

物では、今回シジュウカラとウソは見ました。アカゲラエゾシカ、キタキツネは他所でもよく見かけるけれど、ヤ

マゲラの名に、再訪意欲をそそられます。ときどきエゾアカマツの幹の陰から木漏れ日に輝くカエデが現れるの

は、10月ならではの楽しみです。

 森歩きの楽しみは十分味わえる上に、よく整備されて歩きやすい径でした。書かれていたコースタイムは、立ち

止まっては眺めて、ゆっくり歩くときのものですね。