エゾオヤマリンドウ
9月の旭平では春や夏に比べて花が少ないので、ここそこに群れ咲くエゾオヤマリンドウがひときわ目立ちま
す。本州の2.500メートル級に匹敵する高地です。草丈は低い印象でした。このあたりにはもう一種類、ミヤマリ
ンドウも見られるそうですが、気がつきませんでした。こちらは10センチ前後で、7月から9月に地面にへばりつく
ように咲くのだとか。それにしてもリンドウは、今の時季に咲く主なものだけでも、リンドウ、エゾリンドウ、エゾオヤ
マリンドウ、ミヤマリンドウと、種類が多いですね。不勉強なわたしにはなかなか見分けられません。
昨日付けのフリペが報じていたのですが、19日は網走沖サケ漁が「水温上昇」で中止になったとか。生筋子が
100グラム200円台になったらしょうゆ漬けのイクラにする心積もりでした。なかなか安くならないと思っていた
ら、このところの気温のせいだったのですね。サケは高温の海水が苦手とか。去年もこのあたりは不漁でした。
今年の漁獲量はさらに下回るという予想です。
9月に入ってから昨日までの美幌の気温を検索してみました。最高・最低・平均のすべてで、平年並みや平年
より低い日は1日もありませんでした。とくに18・19日はいずれも10度前後高くなっています。8月初旬の低温、
下旬から9月にかけての高温、どちらも異常です。数日前のテレビが、グリーンランドの氷床で激流が見つかっ
たと報じていました。いよいよ地球温暖化の深刻な影響が身近に迫ってきているようです。