湯の滝は生きているマンガン鉱床

そらさん、ヒマワリはありますよ。緑肥として植えられていたり、観光用に栽培されていたり。迷路が作られてい

るところも。街の道路脇や家周りにも多いですね。ウチでも毎年花を咲かせていましたが、今年はなぜか生えて

きませんでした。

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 オンネトーに近い森のなかにある湯の滝です。一枚目の写真に写っている看板には、ここが天然記念物に指

定された理由が書かれています。陸上で観察できる酸化マンガン生成場所として世界的にも貴重な場所なのだ

そうです。ちょっと検索してみました。流れ落ちる温泉水が無菌で高濃度のマンガンイオンを含み、藻類と共生す

バクテリアがそれを酸化物に変えているとのこと。岩の表面が黒いのは酸化マンガンが付着しているから。こ

こに触れることは禁じられています。陸上では世界で唯一の生きているマンガン鉱床だとか。

 以前訪れたときには滝の脇に屋根つきの浴槽がありました。今回登ってみなかったけれど、下からは屋根が見

えませんでした。浴槽もなくなっているのかも。鉱床の成長を邪魔しないようにということでしょうね。1990年ごろ

からここの希少性が注目されるようになり、天然記念物の指定は2000年。それまでは森林浴をしながら温泉に

浸かることのできる秘湯だったのかな。