野のスミレ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５月２３日　ワッカ原生花園

　大柄で色も多彩なビオラやパンジーなどの園芸種ではない、野生のスミレです。

北海道には約４０種ほどの野生スミレが見られるようです。色は濃かったり薄かっ

たりする紫の他に、黄色や白もあります。ウイキによれれば、４５０種のスミレ科植

物のうちスミレ属だけで４００種。沖縄から北海道まで各地に分布し、地域固有種も

多いとか。

　今日の写真は属としてのスミレではなく、種としての、その名に何もつかないただ

のスミレのつもりです。でも、花色は本来は菫色とも呼ばれる深い紫のはずです

が、２枚目の写真では白と紫の二色に分かれています。混血種なのでしょうか。

そして３枚目はタチツボスミレの仲間かも。とすれば、ただのスミレの写真は最初

の一枚だけということになります。

　今日のタイトルは看板に偽りあり、かな。まあ、スミレ属の多くが総称としてスミレ

と呼ばれているので、そう解釈してもらえれば。