#春

荒れ庭に咲く その一

タムラ、スズランを摘みに行ったんだ ! 大学に合格した祝いに兄が北海道旅行に連れて行ってくれ たことがあって、函館から乗った列車で女子高生が乗客にスズランを配っていて、僕たちも一本ずつもら ったことを覚えているよ。 5月31日 ウチの庭 手入れし…

香るスズラン

5月31日 ウチの庭 腰の痛みが怖くてほとんど雑草が茂るに任せているうちの庭ですが、スズランはたくましく根を伸ばし て自分の領域を守るだけでなく、さらに進展する勢いを見せています。写真を撮りに近づくといい香りが します。この花は勝手にはびこる…

リラの花

そらさん、ラベンダーには少し季節が早いのでは。ところで、ウチのラベンダーは手入れをしなかった せいか、すっかり消えてしまいました。 5月31日 ウチの近所 リラ(ライラック)が咲く季節です。このあたりでもリラを庭に植える家はたくさんあります。色…

春の田園

そらさん、この花は散策路の真ん中に生えていたので、群生していたからこそ気づいたものの、そう でなければわたしも踏むところでした。 5月19日 北見市端野 春の田園は強くなった陽光に麦の緑が鮮やかです。二枚目では突風で土ぼこりが舞い上がってい ま…

この花の名は?

5月19日 ワッカ原生花園 2,3枚目は拡大していますが、実物は本当に小さな花です。径8ミリほどでしょうか。茎は地を這って います。足元を注意深く見ていないと見過ごすでしょう。「新北海道の花」で紫と赤の項を全部見たので すが、これという名が見当…

センダイハギ

5月19日 ワッカ原生花園 花色は明るい黄色です。草丈は40から80センチ。この日はまだ咲きはじめて間もない風情ですが、 今ごろは草原を広く染め上げているでしょう。漢字は先代萩または千代萩。歌舞伎や浄瑠璃の劇名 から来ているそうです。

アイヌタチツボスミレ

5月19日 常呂遺跡の森・ワッカ原生花園 ワッカ原生花園の管理者の一人にスミレの名前を尋ねたら、「それだけは聞いてくれるな」と答えら れたことがあります。わたしもスミレの名前の同定はあきらめています。初めの4枚は遺跡の森で。刺 してある名札に…

エゾネコノメソウ

しゅんさん、お久しぶり。美幌も昨日は暑く、窓を開けはなった室内でも35.5になりました。まだ温暖化 は始まったばかり。先のことを思うと恐ろしくなります。 5月19日 常呂遺跡の森 ネコノメソウ属の種の同定はわたしの手に負えないので、見つけたものは…

サロマ湖栄浦

5月19日 サロマ湖は北見市、佐呂間町、上湧別町の一市二町にまたがる巨大な汽水湖です。北岸は海と 隔てる砂洲で、船以外では近づけないところが大部分です。南岸は湖岸沿いに国道238号線がず っと続いています。車を停めて眺めることができる場所もい…

キジムシロ ?

そらさん、復元住所の中は暗くてよくわかりませんが、入り口に懐中電灯が吊るされているので、それを 手に取って照らせるようになっています。写真はフラッシュを光らせて撮りました。 5月19日 ワッカ原生花園 金属のようなピカピカの黄金色。ツルキジム…

復元住居

5月19日 常呂遺跡の森 前に行ったときは工事中だった一番大きな復元住居が完成していました。相当な大家族の住居跡 だったのでしょう。擦文時代だから、本州東北地方で対蝦夷戦争が闘われていたころでしょうか。住 居は考古学的知見を最大限取り入れて復…

ハマハタザオ

5月19日 ワッカ原生花園 この海岸草原(原生花園)でエゾタンポポとともに最初に咲く花です。まっすぐに伸びた花径の先に 白い花を咲かせる様子から、風に翻る旗を支える旗竿を連想した人がつけた名前でしょうね。

フデリンドウ

5月19日 ワッカ原生花園 一枚目でわかると思いますが、まことに小さな花です。草丈は10㎝以下、花の径は1.5センチ程 度です。びっしりと集まっていればそれでも目に着くのですが、一輪ずつばらばらに、あるいはせいぜ い2輪、3輪が身を寄せ合ってい…

新緑の森

5月19日 常呂遺跡の森 北見から常呂に向かう道道7号線は常呂川沿いの森の中を走ります。今は丘の森が新緑に燃え立 つ季節。途中で車を停めて撮ろうかと思いましたが、片側一車線の狭い道です。我慢して、常呂遺跡 の森で小径を逍遥しながら撮りました。

せせらぎ公園のエゾエンゴサク

5月14日 エゾエンゴサクはわたしの好きな野の花です。赤、紫、白など花色に変異が見られることもあります が、基本はこのブルーです。場所によっては6月末まで咲いています。でもここ網走北見地方ではもう そろそろ終わりです。また来年までお別れかと思…

富貴草咲いた

そらさん、わたしも頭のなかでその歌を歌いながら撮っています。 5月14日 美幌せせらぎ公園 漢字はおめでたく富貴草で読みはフッキソウ。樹高はわずか20㎝ちょっとですが、れっきとした常 緑広葉樹です。冬も葉を落とさずにみずみずしい緑を保っている…

春の小川

そらさん、野生植物に比べ、ユキヤナギのような栽培花は分布の範囲が広いようですね。 小林さん、ご訪問ありがとうございます。ナニワズの花、嗅いで見なかったけれど、チンチョウゲの 仲間ですか。実は9月。赤く小さな丸い実です。 4月29日 美幌せせら…

ニリンソウ

5月14日 美幌せせらぎ公園 径2.5㎝ほどの小さな花ですが、群がって咲きます。一つ一つを見るとかわいい感じです。一本の から茎二輪の花、というのが名前の由来ですが、実際は1輪から4,輪まで様々です。食べられる野 草だそうで、摘んで持ち帰る人を…

オオバナノエンレイソウ

5月14日 美幌せせらぎ公園 せせらぎ公園の桜は終わりました。美富自然公園下の草叢ではニリンソウとオオバナノエンレイソ ウが咲き競っています。今日はオオバナノエンレイソウの方を。どこにでも咲く花で、やがて見飽きた ような気持になるのですが、咲…

木蓮

5月6日 北見フラワーパラダイス フラパラにはかなりの数の木蓮が植えられています。何本かの集団としてではなく、一本ずつ分散 してです。あまり派手ではないけれど、なぜか見かけるとそのまま素通りできないような気分になりま す。はっきりした記憶にな…

雪柳

そらさん、かつてはせせらぎ公園にもエゾキケマンが一叢生えていたのですが、いつのまにか見られ なくなりました。いまではフラパラだけがわたしの知る唯一の場所になりました。 5月6日 北見フラワーパラダイス 背景のエゾムラサキツツジやエゾヤマザクラ…

エゾキケマン

そらさん、わたしはこちらに来てからソメイヨシノを見た記憶はありません。もっとも、もう記憶がはっき りしないので、見てもそれとは気がつかないのかも。町にはいろいろな桜がありますから。 5月6日 北見フラワーパラダイス 頭上に咲き誇るエゾヤマザク…

5月6日 北見フラワーパラダイス 桜は少しもやったようになっている遠景も、近くでじっくり見つめる近景もどちらもいいですね。この日 フラパラに咲く桜は赤みが強いのと白っぽいのと、二種類ありました。両方ともエゾヤマザクラだと思 います。中国から伝…

春爛漫

タムラ、まだまだ知らない花咲く野草や低木がたくさんあって、これからも楽しめそうです。 5月6日 北見フラワーパラダイス 北見フラワーパラダイスは高度200mほどの小山の全体が花園になっています。いま旬なのはス イセン、エゾムラサキツツジ、コブシ…

森の小鳥

タムラ、探鳥遊歩道では2キロほど水芭蕉が続くでしょうか。だけど、呼人地域にはその他にも水芭蕉 の咲く森がいくつかあって、全体の広さは見当がつきません。 4月29日 網走呼人探鳥遊歩道 この森にはさまざまな小鳥の鳴き声やゲラ類のドラミングが響い…

森の水芭蕉

4月29日 網走呼人探鳥遊歩道 だいたい連休のころとは記憶していますが、咲き具合は行ってみないと分かりません。今年は4月中 なのに盛りを過ぎています。5月初めに咲き始めだったこともあります。今年はやはり春が早いようで す。清流に沿って咲く尾瀬…

キンクロハジロの群

4月29日 網走川河口近く 一枚目で金色の目が見えたでしょうか。右がオスで金色の目・黒い首から頭部・白い腹、名前通り です。左はメス。日本では冬鳥ですが、北海道では渡らずに夏を越すものも少しいるとか。北帰行に 備えて各地から集まって集団を形成…

貝塚のアズマイチゲ

4月29日 網走モヨロ貝塚 通常はエゾエンゴサクより先、フクジュソウより後に咲く印象があります。この花も春を告げる花です。 貝塚の跡地ではエゾエンゴサクの青とキバナノアマナの黄色に対し、清楚な白でお花畑を引き締めて います。網走市内では貝塚の他…

貝塚のエゾエンゴサク

4月29日 網走モヨロ貝塚 今年初のエンゴサクです。この花を見ないと春の実感が湧きません。貝塚以外でもこの日網走や美 幌の他の場所でも目にしました。青が本来の色ですが、最後の2枚には紫の花が写っています。赤や 白など色変わりの多い花です。今年…

貝塚のキバナノアマナ

タムラ、カタクリがずいぶん安く売られているのですね。こちらでは北見が北限で、群生地は保護逸れ ていて、食べるなんてとんでもない、という感じです。 4月29日 網走モヨロ貝塚 漢字だと黄花の甘菜。名前に菜が付く野草は食用できるのだとか。この花は…