摩周湖裏の深い森にある小さな池。神の子池の名は、アイヌ語でカムイトウ(神
の湖)と呼ばれた摩周湖の水が、伏流水となって湧き出していると考えられたから
だそうです。だけど実際には、伏流水になって湧き出す雨水が水源だとか。
流入する川はありません。5メートルほどの水底を覗き込むと、泡が盛り上がっ
ていて、出水口の位置が分かります。水のブルーは、地中から溶けだしたミネラ
大きくはなかったけれど、オショロコマ(カラフトイワナ)の魚影がありました。流出
する川に近い部分はいくらか浅くなっています。水底に茂っているのは、水草と藻
類のどちらなのでしょう。