ホオジロ・ハシピロ2種の鴨
ラムサール湿地の濤沸湖。この日は北側の湖口で2種類の鴨を撮りました。水
鳥の季節ですが、行くたびに主役が交代しています。南の平和橋からは、遠くにた
くさんの白鳥や真鴨を見ましたが、ここでは岸近い水辺に、ホオジロガモとハシビ
ロガモが浮かんでいました。頬が白かったり嘴が広かったり、名前通りの2種です。
ホオジロガモのメスは頬の白斑がないのだそうです。繁殖期が4月から6月だか
らでしょうか、番いが目立たなかったので、目印のないメスには気づきませんでし
た。
ハシピロは45センチほどのホオジロよりやや大きく、50センチを超しそうです。
光の加減ではっきりしないけれど、一羽だけは翼の一部に緑色が認められます。
最後の一枚に写っている2羽はなんだか幼いような。若鳥でしょうか。
風の強い日でした。高い波に翻弄されながら、それでもめげずに、潜水してはさ
かんに餌を獲っていました。