枯野


  サイタマンさん、記憶にある冬の日本海はもっと冥かったような。ほとんど晴れ間

がなかったからかもしれませんが。オホーツク海はけっこう陽が出る時間が長くて、

冴えた藍色に魅せられることがあります。

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 岬の夜が明け、枯野の風景がだんだん遠くまで見渡せるようになります。緑が乏

しい蕭条とした原野です。そんななかで、辛うじて残る赤い実を見つけると、ほっと

気分がなごみます。ハマナスより小さく小豆ほど。花も実もないので、何の実なの

わたしにはわかりません。