初冬の空に陽が昇る


 サイタマンさん、ほめてもらい、うれしいです。冬は昼の月がよく見えます。

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 一昨日は朝のうちに雨が上がり、明るい一日に。遠出しようかと思ったけれど、1

0メートル近い強風に恐れをなして、結局終日家に留まりました。で、夕方パソコ

ンを開いたら、3日の予報欄にはでっかいお日様がでんと控えています。数日前

に届いた報せで重くなっていた気分を変える必要もあり、久しぶりに岬の日の出

を撮りに行くことにしました。

 日昇時刻は6時40分ごろ。余裕をもって1時間ほど前に出発。しばらく雪が降っ

ていなくて2日続きの晴れだから、乾いた道路です。スリップの心配をせず飛ばせ

ます。でも、能取湖畔にさしかかり、ライトを必要としない明るさになって気づいた

のですが、道の端で水たまりが鏡面のように凍っています。鏡面氷は圧雪より滑

ります。うっかり踏まないように慎重になったので、到着は10分前ほど。

 美幌の外気温は-2度ほどだったけれど、岬には海から強風が吹きつけ、ずっ

と寒く感じます。それなりの準備はしてきたけれど、体が冷えて手はかじかんで。

三脚を立ててから、フィルターを車に置いて来たのに気付きました。でも時間の余

裕はないし寒いし、取りに戻らずそのまま撮影しました。

 太陽が昇ったのは、海別岳の南西山裾に張り付いた雲から。知床連山の上あた

りかと予想していましたが、もっと南でした。フィルターがないので、雲の上に現れ

る部分が多くなるにつれ、まぶしく輝いています。

 その後、網走海岸から濤沸湖・小清原生花園を回り、帰着は昼近く。海岸・湖

畔の寒風に身を晒しているうちに、いくらか気持ちが軽くなり、昨夜はよく眠れまし

た。やはりこのあたりの海山は、わたしの心によく効く薬のようです。