春のアオサギ
もうアオサギの姿がありました。見かけたのは一羽だけ。偵察のため先に来たの
でしょうか。
の間から立ち昇る、耳を圧するような雛の大合唱に驚いたことがあります。当時は
3,4百羽が集まっていたようです。最近それほどの騒ぎには気づきません。今は大
きなコロニーではなくなったのかも。
去年だったか、5月に釧路湿原温根内の木道を歩いたとき、やはり雛たちのけた
たましい大合唱を耳にしました。サロマ湖のキムアネップ埼には毎年おびただしい
数のアオサギの姿があります。ただ、どこでも雛は見ていません。すさまじく響く鳴
声は、わたしが近づくピタッとやみます。それでも息をひそめている気配はあるの
ですが、望遠レンズで葦の根元を舐めるように探ってもダメ。雛はどんな姿なのか、
一度見てみたいと思っているのだけれど。